「‌ペ‌ト‌ロ‌ナ‌ス‌ツ‌イ‌ン‌タ‌ワー」‌はマレーシア観光を代表す‌る‌ラ‌ン‌ド‌マー‌ク！の‌見‌ど‌こ‌ろ‌を‌紹‌介‌

ペトロナスツインタワーの概要や歴史について

ペトロナスツインタワーは、クアラルンプールの開発地区「KLCC（Kuala Lumpur City Centre／クアラルンプール・シティ・センター）」の一角にある高さ452m、88階建ての超高層ビルです。2つのタワーから成るツインタワーになっており、それぞれ日本と韓国の企業によって建築されました。竣工は1998年で、29か月というわずかな建設期間で完成したことでも有名です。

ペトロナスツインタワーはマレーシアの石油会社「ペトロナス」などのオフィスビルとして使用されるほか、展望台やショッピングモール・映画館などが併設され、複合商業施設としても利用されています。いつ訪れても観光客や地元の人で賑わっており、近代的な施設が立ち並ぶKLCC地区の中でも特に人気のあるスポットとなっています。

ペトロナスツインタワーの入場料や予約情報

ペトロナスツインタワーの低層階にあるショッピングモールには無料で入場できますが、スカイブリッジと展望台には入場料が必要です。入場料は大人 RM85、子ども RM35となっています。入場チケットは地下1階にある窓口で購入可能ですが、売り切れになることも多いため公式サイトで事前に予約しておくと安心です。時間制の予約なので、旅行日程に合わせてお好みの時間帯を選べます。定員制のためできるだけ早めに予約しておきましょう。

初めてペトロナスツインタワーを訪れるという場合は展望台チケットが含まれた現地ツアーに参加するのがおすすめです。チケット予約や手配をお任せできますので、初心者の方だけでなく事前予約の手間を省きたいという方にもぴったりといえるでしょう。

ペトロナスツインタワーの見どころ

ペトロナスツインタワーには、マレーシアならではのこだわりが感じられる建築デザインや、クアラルンプールの景色を楽しめる展望台などの見どころがあります。ここでは、その中でも特に注目したい4つの見どころについてご紹介します。

モスクをイメージしたデザイン

ペトロナスツインタワーはアメリカの建築家シーザー・ペリー氏によって設計されました。イスラムの教えをモチーフに設計したといわれており、イスラム建築の特徴である八角形型のデザインや、モスクのミナレットに見立てた2つの尖塔など、イスラム文化を取り入れた建物が魅力的です。ペトロナスツインタワーは高さに注目しがちですが、伝統文化と近代建築のコラボレーションが楽しめる外観にも着目して見学しましょう。

まるで空中散歩！夜景もおすすめの展望台

ペトロナスツインタワーには、クアラルンプールの景色が楽しめるフロアが2か所あります。1か所目は2つのタワーをつなぐ41階のスカイブリッジ。地上171mの高さを誇るガラス張りの連絡通路で、空の中を歩いているような感覚を味わっていただけるでしょう。2か所目は86階にある展望台デッキで、地上370mもの高さからクアラルンプール市街地を見渡すことができます。展望台からの夜景も見どころです。ぜひクアラルンプールのきらびやかな街並みを堪能してくださいね。

買い物や食事も楽しめるショッピングモール「スリアKLCC」

ペトロナスツインタワーの低層階には、巨大なショッピングモールとして有名なスリアKLCCがあります。店舗数は250以上、取り扱うアイテムもファッションやアクセサリー・キッズ用品など多岐に渡るため、思う存分ショッピングを満喫できます。レストランやフードコートもあり、マレーシア料理やインド料理・日本料理などさまざまなジャンルのグルメを堪能することも可能。伊勢丹やユニクロ、無印良品や紀伊國屋書店といった日本企業もテナントを構えています。また、映画館やオーケストラホールなども併設されていますので、エンターテイメントを楽しみたい人にもおすすめです。

きらびやかな噴水ショー

ペトロナスツインタワーの隣に位置する「KLCC公園」では、「レイク・シンフォニー」と呼ばれる噴水ショーが開催されています。毎日19時頃から22時頃まで実施されているイベントで、タワーの夜景と水のアートのコラボレーションを堪能できます。噴水の動きやカラフルなライトアップの演出も多彩で、写真撮影にもぴったり。毎晩多くの観光客が訪れることでも有名です。入場料は無料となっていますので、時間を合わせて気軽に足を運んでくださいね。

ペトロナスツインタワーの所要時間

ペトロナスツインタワー観光の所要時間は60分程度です。ショッピングや食事などをとことん楽しみたい場合はさらに長い時間を確保しておきましょう。展望台は月曜日を除く9時から21時まで、ショッピングモールは10時から22時までオープンしています。タワー内のオフィス関連エリアは関係者以外立ち入り禁止なのでご注意ください。なお、モール内にあるショップの営業時間は店舗によって異なるため事前に確認しておきましょう。

ペトロナスツインタワーの行き方

ペトロナスツインタワーは、マレーシアの高架鉄道であるLRTの「KLCC駅」に直結しています。駅からは地下道を歩いてタワーに向かいますので雨天の際も安心です。また、クアラルンプール市街地を無料で巡回するバス「Go KLバス」を使用することも可能。通勤・通学者向けのバスですが観光客も利用できます。ペトロナスツインタワーに行くには「KLCC」停留所で下車しましょう。Go KLバスはクアラルンプールの人気スポットも巡回しますので街散策にもおすすめです。

ペトロナスツインタワーと合わせて行きたい観光スポット4選

ペトロナスツインタワーの周辺には、マレーシアの歴史や文化・グルメが堪能できる名所が点在しています。ここでは、その中でも特にチェックしたい4か所の観光スポットについて紹介します。

聖地やパワースポットとして有名な「バトゥ洞窟」

バトゥ洞窟はクアラルンプール北部の郊外にあるヒンドゥー教の聖地です。バトゥ洞窟でまず目を奪われるのは、洞窟正面に悠然と立つゴールドのムルガン像。高さが42.7mあり、世界最大の神像とも呼ばれています。洞窟に入るにはムルガン像の横にある272段の階段を上る必要がありますが、かなり体力を消耗しますので無理せずマイペースで上りましょう。洞窟内では、ヒンドゥー教神話に基づく色彩豊かな像や壁画などを観賞できます。ぜひマレーシアならではの神秘的な空間を堪能してくださいね。

世界中のモスク模型が鑑賞できる「マレーシア イスラム美術館」

マレーシア イスラム美術館は、イスラムの芸術品などが展示されている美術館です。収蔵数は約9000にもおよび、世界各国のイスラム美術や工芸品、装飾品や陶器といったさまざまな作品を観賞することができます。イスラム文様がほどこされた入り口の外壁や、モスクを思わせる天井のドームなども見どころです。世界中にあるモスクの精巧なミニチュアも展示され、解説を読みながらじっくり鑑賞できます。ギフトショップにはイスラムアートがほどこされたグッズが揃っていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ブルーとホワイトの配色が美しい「ブルーモスク」

ブルーモスクは文字通り青い色のモスクのことで、マレーシアで最も大きいモスクとしても有名です。正式名称は「Masjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah（マスジッド・スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー）」。外壁を彩るブルーとホワイトのコントラストが美しく、内部では幾何学模様の格子壁がほどこされた回廊やイスラム文様のタイルなどが鑑賞できます。無料で見学できるのも嬉しいポイントです。また、肌を隠すローブやスカーフの無料貸し出しも行っています。ぜひモスクならではの魅力や雰囲気を満喫してくださいね。

グルメや熱気を楽しむ屋台街「ジャラン・アロー」

マレーシアのご当地フードを楽しみたい場合は、屋台街として有名なジャラン・アローに足を運びましょう。クアラルンプールの繁華街ブキッ・ビンタンから徒歩5分程度のところにある屋台街で、サテの名で知られる串焼きや麺料理・鍋・フルーツなど盛りだくさんのメニューを味わうことができます。活気が出るのは夕方からですが、店によっては日中からオープンしているとのこと。観光客だけでなく地元の人も大勢訪れる賑やかなスポットとなっています。屋台街ならではの熱気ある雰囲気を楽しみながらマレーシアグルメを味わってくださいね。

ペトロナスツインタワー観光をより楽しむならツアーがオススメ

ペトロナスツインタワー観光をさらに楽しみたい場合は、タワー見学とマレーシア観光がセットになったツアーを利用するのがおすすめ。ペトロナスツインタワーをはじめバトゥ洞窟やブルーモスクなどマレーシア選りすぐりの観光スポットを集中して観光できるツアーが開催されています。ツアーによっては、航空券やマレーシア中心部のホテル予約が含まれている場合がありますのでぜひチェックしてみてください。

また、ペトロナスツインタワー近郊にあるホテルのバーでタワーの夜景を楽しむ、というユニークなオプショナルツアーも開催されています。お酒を味わいながらペトロナスツインタワーの夜景が観賞できますので、ゆったりと夜景を満喫したい人には最適です。なお、ホテルバーによっては短パンやサンダルがNGといったドレスコードがありますのでご注意ください。

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