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ビルバオグッゲンハイム美術館について
一目見たら忘れられない、傑作と呼ばれる建物のビルバオグッゲンハイム美術館。スペインのバスク自治州ビルバオに位置しています。
このビルバオグッゲンハイム美術館は、有名な建築家のフランク・ゲーリーが設計を担当しました。1997年の開館からまだ20年ほどしか経っていない、比較的新しい美術館です。特徴のある銀色に輝く曲面壁の建物を目にするために、国内のみならず海外からも多くの人が訪れていますよ。
展示を行っているのは近現代美術です。マーク・ロスコや日本人アーティストの中谷芙二子の作品も展示されています。この美術館の運営を行っているのはソロモン・R・グッゲンハイム財団です。
ビルバオグッゲンハイム建築により約5億ユーロの経済効果
美術館のあるビルバオは、過去には工業都市として栄えていました。しかし徐々に廃れ一時は失業率が30%以上にのぼる時期もありました。経済復興を考え、ビルバオグッゲンハイム美術館をつくることに。
これが成功し、初年度には130万人もの人が訪れました。最初の3年間では訪れた人は400万人とも言われています。来館者の大部分が、海外からの観光客であるのには驚きです。経済効果としては3年間で約5億ユーロとのこと。失業率は3%台になるほどに回復をしました。この復興は現地の人々に「グッゲンハイム効果」と呼ばれています。
ビルバオグッゲンハイム美術館の料金など
これから気になるビルバオグッゲンハイム美術館の料金などについてご紹介をします。
チケット料金は展示内容により変更
ビルバオグッゲンハイム美術館のチケット料金は、展示内容により変わります。大人1名であれば、6.50~16ユーロぐらいが料金になりますが、展示によっては20ユーロを越えることもあります。公式ホームページから来館時のチケット料金を確認できるため、訪れる前の料金確認をおすすめします。
またオーディオの無料貸し出しも行っています。スペイン語、バスク語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語で展示の案内がされています。残念ながら日本語での案内はありませんが、上記の言語がわかる人にはより充実した鑑賞の時間を過ごせますよ。
チケットは事前購入がおすすめ
チケットの窓口販売は、10:00~19:30に行われています。繁忙期・時間帯によっては、チケットを購入するために混雑していることもあります。ネットからのチケット購入もできるため、スムーズに美術館に入場したい方は事前にネットで購入しましょう。
このチケットの事前購入は公式ホームページからできます。もうひとつの方法は、オプショナルツアーです。オプショナルツアーでビルバオグッゲンハイム美術館を訪れるときは、前もってチケットが購入されている場合もありますよ。
ビルバオグッゲンハイム美術館の見どころ
とくに見逃せない美術館の見どころをこれから3点、厳選してご紹介をします。「名犬パピー」「建築構造」「美術館のなかにあるミシュラン一つ星レストラン」などを記載しました。美術館に訪れたときには、鑑賞・体験しに立ち寄ってみてくださいね。
名犬パピー
ビルバオグッゲンハイム美術館のシンボルと言えば、名犬「パピー」
高さ12.4メートル・重さ約15トンの花でつくられた子犬のオブジェです。骨組みに土が埋め込まれており、そこに花が植えられています。内部に散水機があり、自動的に水やりを行っています。5月・10月に花の植え替えが行われており、時期ごとによって違う姿を眺めることができますよ。花も成長をするため、植えられた花の盛りの時期になると、より一層きれいな見た目を楽しむことができるでしょう。
ちなみにこの「パピー」は屋外にあり、無料で鑑賞することができます。有名であざやかなこの子犬を眺めてみてはいかがでしょうか?
美術館の建築構造
ビルバオグッゲンハイム美術館のテーマは「水」。
建築を担当したフランク・オー・ゲイリーは空から街を見下ろし、美術館の構造を考えたと言われています。
伝統的に漁業を営んでいたビルバオ、それにふさわしい船のような形をした美術館になりました。建物は全体的にチタンで覆われています。チタンの特徴的なメタリックな部分が光にあたるとキラキラと輝き、水面のような印象を与えます。
美術館の中心にあるアトリウムは光が注ぎ込みやすい仕組みになっており、昼に訪れると日差しの心地よさを感じさせます。
美術館に展示されている作品を眺めるだけではなく、じっくりと美術館の建築を眺めてみてはいかがでしょうか。
美術館のなかにあるミシュラン一つ星レストラン
ミシュラン一つ星レストランが、ビルバオグッゲンハイム美術館内にあります。
その名前はNerua(ネルア)。国際的な賞を数々受賞しているシェフであるホセアン・アリヤによる料理を堪能できるレストランです。
提供されるのはコース料理になります。ランチであれば85ユーロから食事をいただくことができます。営業時間は午後1時〜午後3時までになるので、訪れるのが早すぎないようにご注意ください。
美しい建物のなかで、ミシュランにも認められた味を味わってはいかがでしょうか。忘れられない思い出になるでしょう。
ビルバオグッゲンハイム美術館の所要時間
所要時間は120分ほどです。これはザッと作品を見ただけの場合にかかる時間のため「レストランで食事をしたい」「お土産のグッズをじっくりと選びたい」と考えている方は、もっと時間に余裕を持った方がいいでしょう。
ビルバオグッゲンハイム美術館へのアクセス
ビルバオの中心に位置するため、行き方はさまざまな方法があります。バスでも電車でも向かうことができますよ。
路面電車の場合だと、最寄りがGuggenheim駅になります。緑あふれる道を歩いて、5分ほどで到着します。最寄りのバス停は「Museo 1/Henao」です。
ビルバオ・グッゲンハイム美術館
スペイン / ビルバオ
- Abandoibarra Et. 2, 48001 Bilbao, Spain
- 火曜日~日曜日:、10:00~20:00(7・8月に限り月曜日~日曜日、10:00~20:00)
- 月曜日(7・8月に限り全曜日開館)
ビルバオグッゲンハイム美術館と合わせておすすめの観光地
これから美術館と合わせて観光をおすすめする3つのスポットを紹介します。立ち寄りやすい位置にあり、ここにしかないものを記載しました。観光のときは、ぜひ合わせてお立ち寄りくださいね。
ビルバオ美術館
12世紀から近代の作品が収集されている「ビルバオ美術館」はおすすめの観光地です。ビルバオグッゲンハイム美術館と名前が似ていますが、別の美術館になります。エルグレコ・ゴヤなどのスペイン絵画だけではなく、ゴーギャン・広重などのコレクションも。油絵・彫刻・モダンアートなどなどの展示も行っていますよ。入場料金は10ユーロになります。
ビルバオグッゲンハイム美術館から歩いて9分ほど。この2つの美術館を巡り、芸術に触れる1日を過ごすのもおすすめですよ。
ヌエバ広場
200年近く続く記念碑がある広場の「ヌエバ広場」も訪れるのにおすすめです。
こちらにはバルが数多くあり、絶品の魚や肉料理を楽しむことができます。美術館を訪れる前の食事にもおすすめですよ。この広場では、日曜日に伝統的なフリーマーケットも開催されています。本・コイン・切手など小さくかわいらしいお土産を購入できるので、フリーマーケットに合わせて訪れてもいいでしょう。
ビルバオグッゲンハイム美術館からは歩いて20分ほど。食事にもお土産購入にも立ち寄るのにぴったりな場所です。
ビスカヤ橋
世界遺産のひとつとして数えられている「ビスカヤ橋」も、観光のときに逃さず立ち寄りたいスポット。
この「ビスカヤ橋」はネルビオン川に架かる世界最古の運搬橋です。この特徴ある運搬橋では巨大なゴンドラが吊るされており、人のみならず車も運ばれていきます。観光客だけが訪れているわけではなく、ビルバオ住民たちの足ともなっている橋です。
この「ビスカヤ橋」はビルバオグッゲンハイム美術館から徒歩・電車で35分ほど。美術館での鑑賞が終わったあとにも、立ち寄ることができる距離のため、訪れることをおすすめしますよ。
ビルバオグッゲンハイム美術館を訪れるならツアーがおすすめ!
「傑作」と呼ばれる建物の他にも、ビルバオグッゲンハイム美術館にはさまざまな見どころがあります。じっくりと時間をかけて芸術に触れたいものです。
難点といえば音声ガイドが日本語に対応をしていないこと。作品を眺めるだけでも充実した時間を過ごせますが、もし言葉がわかればより芸術を深く知ることができます。「より深く知りたい」と考えている方には、オプショナルツアーがおすすめです。日本語で対応しているガイドもあるので、作品の情報について言葉がわからなくても知ることができます。またチケットも前もって購入できるケースもあるので、列に並ばずにスムーズな入館ができるでしょう。
充実した鑑賞の時間を過ごしたい方は、オプショナルツアーに参加してみてはいかがでしょうか?
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