北海道新幹線が開業して熱い注目を集める北海道。どうせなら札幌市内の観光だけでなく、函館まで足を伸ばしてみたいですね。ただ北海道といえば日本で一番面積の大きい都道府県。いざ「北海道旅行を満喫したい!」と思っても、移動手段はどうしようと悩むもの。そこで今回は主要の4種類の交通手段を、分かりやすく比較してみました。
ご当地の駅弁を楽しみたい方は電車、乗り継ぎなしのバスの旅がお好みの方は高速バス、移動時間を短縮して観光に充てたい方は航空機、もちろんご自分で運転してドライブを楽しむのもいいですね。ご自身にとってベストな交通手段が見つかったら、時刻表を調べて行ってみてはいかがでしょうか。
なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、オンライン旅行代理店やレストラン予約サイトが提供するアフィリエイト・プログラムに参加し、サービス等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番はサービス等の提供会社により支払われる報酬も考慮されている場合があります。
■函館の場所
函館市は北海道南端の渡島半島南東部に位置しています。東・南・北の三方を太平洋・津軽海峡に囲まれ、漁業が盛ん。香港・ナポリと並び「世界三大夜景」に数えられる函館山の夜景、ベイエリアの歴史を感じる赤レンガ倉庫群はあまりにも有名な観光スポットです。市内には函館空港、JR・高速バスの各駅、高速道路・道央自動車道がありアクセスも抜群な都市です。
■鉄道:札幌駅〜函館駅
特急
片道 約3時間50分/8,830円
札幌駅
↓ 北斗 特急 スーパー北斗
↓
函館駅
ブルーの車体が爽やかな特急電車は、一日12往復運行。札幌の市街地を抜けると、牧草地帯では牛や馬の姿、「鉄の町」室蘭では工業地帯、大沼公園駅近くでは駒ヶ岳と大沼の風景……、さまざまな北海道らしい車窓の景色が楽しめます。そして列車での楽しみといえば車内でのお弁当。車内限定販売の「山海いろごはん」や「かにめし」で北海道の味覚を堪能できます。
広告
■高速バス:札幌〜函館
・北海道バス 011-622-8000
・道南バス 011-865-5511
・北都交通 011-522-8000
片道 約5時間45分〜6時間15分/4,600〜4,810円
札幌駅
↓ 函館特急ニュースター号
↓
函館駅
函館特急ニュースター号(市電すすきの前~上湯川町)
時刻表はこちら
料金の安さや便数の多さで人気の高速バス。電車に比べ時間はかかりますが、ほとんど高速道路を走りますし、シートもゆったり快適なものに進化していますので、快適な移動が叶います。また、三井アウトレットパーク札幌北広島で乗車し、函館の五稜郭公園で降車するなど、札幌・函館への移動の前後に観光スポット巡りをするのにも便利です。
■車(高速道路利用):札幌〜函館
片道 約4時間20分/5,850円
札幌南IC
↓ 道央道(約3時間)
↓
大沼公園IC
↓ 国道5号(約45分)
↓ 函館新道
函館
広告
旅の自由度でいったら、車に勝るものはありません。高速道路を使って約4時間20分の道程ですが、途中自分のペースで休憩しつつ進むことができます。おすすめの休憩ポイントは有珠山サービスエリア。展望所から眺める活火山の有珠山と内浦湾(別称・噴火湾)は絶景で、運転疲れも吹っ飛びます。函館に入ったら大沼公園に寄り道することも車なら気軽にできます。
■航空機:札幌新千歳 or 丘珠 〜函館空港
新千歳経由
片道 約40分/9,400〜20,100円
札幌
↓
↓
新千歳空港
↓
函館空港
航空便の魅力は何といっても速さです。新千歳空港と函館空港を約40分で結んでいます。駅やバスターミナルに比べ新千歳空港は郊外に位置していますが、JR・札幌駅発の「快速エアポート」を利用すれば、最速37分で新千歳空港に到着します。気になるのは料金ですが、早期予約割引を利用することでかなり抑えることができます。
丘珠経由
片道 約45分/9,400〜20,100円
札幌
↓
↓
丘珠空港
↓
函館空港
札幌市中心部から6kmの距離にありアクセス抜群な丘珠空港。北海道エアシステムの航空機が1日6便運航しており、45分の空の旅であっという間に函館に到着します。HAC28割(搭乗日28日前に予約・購入)をはじめ、様々な予約割引があるので、事前にチェックしておくのがおすすめです。短い移動時間を活かし、観光スポットをひとつ増やすことも可能です。