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奈良市周辺でおすすめの観光スポットを紹介!
■奈良公園
奈良公園は奈良市の東一帯に広がる、東西4km、南北2kmの長方形の形をした公園です。青垣の山々と称えられる若草山、春日山、高円山の麓には、ユネスコの世界遺産にもなった東大寺や、春日大社があります。
公園には神の使いとされる可愛い鹿があちこちで姿を見せ、観光客らに鹿せんべいをねだるしぐさが人気です。秋になると立派に伸びた鹿の角を切る、鹿の角切行事が行われます。特設会場に追われた鹿は縄をかけられて寝かされたあと、神官に角を切り落とされるのです。
また万葉集にも登場する、飛火野や雪消ノ沢があるのも奈良公園です。
■東大寺金堂(大仏殿)
東大寺金堂(大仏殿)は奈良公園にあり、1998年に世界遺産に登録されました。華厳宗の大本山で、正しくは金光明四天王護国之寺。
ご本尊は高さ15mの盧舎那仏で、奈良の大仏さんと親しまれている世界最大級の木造建築です。大仏殿は743年に聖武天皇の勅願により、良弁により開山されました。752年に開眼供養会が行われましたが、1180年には平重衡の南都焼き討ちにあい、1567年には松永久秀の手により被災しています。
現在の建物は江戸時代の再建です。大仏殿には「柱くぐり」の柱があり、子供ならスッと抜けられる大きさの穴が柱にあります。穴の大きさは大仏様の鼻の穴と同じ大きさだとユニークな話が残っています。
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■東大寺二月堂
東大寺二月堂は、関西に春を呼ぶ法会お水取り・修二会で知られています。毎年3月1日から2週間にわたり行われる修二会では、僧侶が二月堂の本尊・十一面観音に人間の過ちを懺悔する神事です。
不退の行法といわれ、天下安泰を願って奈良時代から続いています。本尊は絶対秘仏のため実際に見ることはできません。
国宝二月堂は修二会が旧暦の二月に行われたため、二月堂の名があります。1667年の修二会中の出火により消失、現在の建物は江戸時代の再建です。大きな松明が走る回廊は二月堂の舞台にあたり、ここからは奈良の街を一望のもとに見渡せます。回廊に吊るされている吊り灯籠も、古都奈良にふさわしいものです。
■春日大社
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春日大社は奈良公園の東側に位置する三笠山の麓に建つ神社です。世界遺産にも登録されており、全国約1000社ある春日大社の総本社にあたります。
平城京の守護と国民の繁栄を願い、768年称徳天皇の勅命により建てられました。御祭神はタケミカヅチノミコト、フツヌシノミコト、アメノコヤネノミコト、ヒメガミの4柱です。
春日大社を訪れて驚くのは参道の左右に続く灯籠の数の多さ。一之鳥居から立ち並び、春日大社の神苑万葉植物園まで続いています。春日大社には可愛らしいおみくじ「鹿みくじ」があります。可愛らしい木彫りの鹿がおみくじをくわえた姿で、記念にもなると参拝者に人気です。
■興福寺
興福寺は奈良公園にある南都六宗の1つ法相宗の大本山です。南都7大寺でもあり、興福寺南円堂は西国33ヵ所第9番の札所です。
興福寺はもともと京都山科の藤原鎌足の屋敷に建立した山階寺が始まりでした。後に飛鳥へ、さらには平城遷都により現地に移されたのです。当時勢力を拡大していた藤原氏の氏寺でもあったため、奈良時代には四大寺の1つとなり最盛期には175の建物がありました。しかし1180年には平氏の南都焼き討ちにあい建物のほとんどが焼失。
境内には高さ51mの五重塔や北円堂、美しい南円堂、中金堂には本尊釈迦如来がまつられています。国宝館では有名な阿修羅像や旧山田寺の仏頭が展示されています。
■奈良国立博物館
奈良国立博物館は、国内にある4つの国立博物館のうちの1つです。1895年に設立され、東京に次いで日本で2番目にできた国立博物館として開館されました。奈良公園の一角に位置し、なら仏像館、青銅器館、西新館、東新館の4つのギャラリーに分かれています。
その中でもなら仏像館は奈良で最初の洋風建築物であり、片山東熊による設計で明治27年に建てられました。
博物館には飛鳥時代と奈良時代を含めた仏教美術コレクションを中心に収蔵・展示。国宝の十一面観音をはじめ重要文化財も数多くあり、秋には正倉院展も行われています。
奈良国立博物館
日本 / 奈良 / 奈良市
- 奈良県奈良市登大路町50
- 050-5542-8600
- 9:30~17:00まで 毎週金・土曜日は20:00まで(いずれも入館は閉館の30分前まで)
- [月] 休日の場合はその翌日。連休の場合は終了後の翌日。 1月1日。 展示替時等その他休館あり。