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【スペイン南部】アンダルシアの観光情報!白い村やイスラム建築も

眩い太陽に白壁の家々、情熱的なフラメンコ、雄々しい闘牛。そんなスペインの典型ともいえる風景が見られるのが、スペイン南部のアンダルシア地方です。アンダルシアは、かつてのイベリア半島におけるイスラム支配の中心地域であり、イスラム時代の建物や街並みが醸し出すエキゾチックな雰囲気が大きな魅力。加えて、沿岸部にはヨーロッパでも指折りのリゾート地、コスタ・デル・ソルを擁し、毎年、世界各地から多数の観光客が訪れています。 今回は、そんなアンダルシア地方でぜひ訪れたいおすすめスポットを厳選してご紹介します。目の前に立つと誰もが圧倒される荘厳な宗教建築をはじめ、郷土の祭り、絵ハガキのような美しい景観など、アンダルシアの歴史、文化、自然の魅力が盛りだくさん!ぜひ、チェックしてみてください。

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更新日: 2023年11月22日

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【世界遺産】壮大なスケールに圧倒される「セビージャ大聖堂」

セビージャ は、フラメンコや闘牛の本場として知られるアンダルシア州の州都。大航海時代に新大陸との交易で繁栄を極めた歴史のある街です。そんなセビージャの栄華を象徴する場所が、国内最大、欧州でも3番目という大きさを誇る「セビージャ大聖堂」。イスラム時代のモスクを基礎として16世紀に完成したもので、そのとてつもないスケールと煌びやかな装飾には誰もが驚かされるでしょう。内部にあるコロンブスのお墓、大聖堂に併設された ヒラルダの塔 などが必見のスポットになっています。
セビージャでは他に、大聖堂と併せて世界遺産に登録されているムデハル様式の宮殿「アルカサル」や1929年のイベロ・アメリカ博覧会の会場となった美しい広場「スペイン広場」も見逃せません。

セビージャ大聖堂

Avenida de la Constitución s/n. 41004 Sevilla
+34 902099692

【イスラム建築】アラビアンナイトの世界がここに!「アルハンブラ宮殿」

アルハンブラ宮殿のナスル朝宮殿

スペインの観光名所として圧倒的な人気を誇るのが、グラナダにある「アルハンブラ宮殿」です。赤い城塞を意味するアラビア語が名前の由来となっているこの宮殿は、イベリア半島最後のイスラム王朝・ナスル朝の王族の居城であり、庭園や貴族の住宅、モスク、軍事要塞なども備えた城塞都市でした。
広い敷地内のハイライトと言えるナスル朝宮殿では、壁や天井に施された繊細で優美な装飾にうっとり。その他、カルロス5世宮殿やヘネラリフェ、アルカサバなど、様々な見どころが世界中からの訪問者を魅了し続けています。

アルハンブラ宮殿

Calle Real de la Alhambra s/n. 18009 Granada
+34 958027971
https://www.spain.info/ja/meisho/aruhanbura/

【イスラム建築】モスクと大聖堂の融合?!「メスキータ」

メスキータ(コルドバ大聖堂)の礼拝の間

8世紀に成立したイスラム王朝・後ウマイヤ朝の首都であったコルドバは、スペインの中でもイスラム文化を色濃く残す街の1つです。コルドバではまず、壮大な「メスキータ(コルドバ大聖堂)」に足を運びましょう。メスキータという言葉が元来モスクを意味するように、ここはイスラム時代に増築を繰り返した巨大なモスクでした。その後、キリスト教徒がこの地の覇権を取り戻すと、モスク内にキリスト教の大聖堂が作られ、モスクと大聖堂が混在する何ともユニークの建造物になったのです。
赤白の縞模様のアーチ、850本の柱が延々と続く神秘的な礼拝の間は円柱の森とも呼ばれ、メスキータの一番の見どころになっています。

メスキータ

Calle Cardenal Herrero 1 14003 Córdoba
+34 957470512
https://www.spain.info/ja/meisho/mesukiita/

【アート】コスタ・デル・ソルの中心地マラガはピカソ生誕の地

地中海沿岸のビーチリゾート、コスタ・デル・ソルの中心地として人気の マラガ は、スペインが生んだ天才画家、パブロ・ピカソの出身地でもあり、街には ピカソの生家 やピカソが洗礼を受けた教会など、ピカソゆかりのスポットがいくつもあります。
中でも見逃せないのは、2003年にオープンした「マラガ・ピカソ美術館」。館内には親族の私蔵コレクションから選ばれた貴重なピカソ作品200点以上が展示されていて、巨匠ピカソの世界に引き込まれます。さらに、美術館は16世紀のアンダルシア建築「ブエナ・ビスタ宮殿」内にあり、建物自体もとても素敵です。

マラガ・ピカソ美術館

Palacio de Buenavista. Calle San Agustín 8 29015 Málaga
+34 952127600
https://www.spain.info/ja/meisho/maraga-pikaso-bijutsukan/

【祭り】飲んで、食べて、踊る!「セビージャの春祭り」

スペインの三大祭りの1つに数えられるセビージャの春祭りは、毎年春に行われる伝統的なイベント。お祭り期間中、色とりどりの民族衣装に身を包んだ人々が集う会場には、カセータと呼ばれる1,000以上ものテント小屋が建てられ、内部では飲んだり、食べたり、民族舞踊を踊ったりと楽しいパーティーが繰り広げられます。
大部分のカセータは会員制ですが、一部、誰でも入れるパブリックカセータは要チェック!また、外で踊っている人も多いため、周辺を散策するだけでもお祭り気分を満喫できます。他にも、移動遊園地や闘牛の興行などがあり、セビージャは1週間に渡って賑やかなムードに包まれます。

セビージャの春祭り

セビージャ市内祭り会場
+34 955471232
https://www.spain.info/ja/karendaa/haru-matsuri/

【祭り】「パティオ祭り」で白壁の家と花々の競演を堪能しよう!

白壁の家々が並ぶコルドバの旧市街では、毎年5月にパティオ祭りが開催されます。これは、パティオ(中庭)の美しさを競うコンクールに参加した民家の中庭が一般に公開され、鉢植えや装飾品で飾られた各家自慢のパティオを見て回るというイベントです。
ゼラニウムやブーゲンビリアなど、パティオを埋め尽くすカラフルな花々と白壁の競演はとにかくフォトジェニック!2週間に渡る祭り期間中には、フラメンコショーなどのイベントも開催されます。

コルドバのパティオ祭り

コルドバ市内各地
https://www.spain.info/ja/karendaa/korudoba-pateio-matsuri//

【芸能】本場のタブラオで迫力たっぷりのフラメンコを鑑賞

歌、踊り、ギター演奏が三位一体となって情熱的なショーを繰り広げるフラメンコは、アンダルシア地方に伝わる民族芸能で、ユネスコの世界無形文化遺産にも登録されています。スペインでぜひ本場のフラメンコを見てみたい!という人は、評判の良いタブラオに訪れてみましょう。
タブラオとは、フラメンコ用の舞台を備えたバルやレストランのことで、フラメンコを鑑賞しながらドリンクや食事も楽しめる場所。特に、アンダルシア州の主要都市や首都マドリードには人気のタブラオが数多くあり、魂を揺さぶられるような迫力満点のショーを間近に見られます。

【美しい村】メルヘンの世界!アンダルシアの白い村

ミハス

壁を白く塗った白亜の家々はアンダルシアの印象的な風景の1つです。真っ青な空と美しいコントラストをなす白壁はアンダルシアの強い日差しを跳ね返す知恵。山間の傾斜地などに白塗りの家が密集するメルヘンチックな「白い村」はアンダルシア各地に点在し、観光スポットとして注目を集めています。
そんな白い村の中でも最も有名なのが、マラガ近郊にある「 ミハス 」でしょう。人気の観光地で、マラガから気軽に足を伸ばせるのが魅力です。もう1つ人気なのが、スペインで最も美しい村に選ばれたこともある「フリヒリアーナ」。モザイク模様が配された石畳の路地と白い家、バルコニーの花々、抜けるような青空は、どこを切り取っても絵になるはず!

【美しい村】もっと素朴な白い村を訪れるなら

カサレス

もっとローカルで素朴な白い村を見てみたいという場合は、マラガ県の「カサレス」がおすすめです。カサレスは人口3,000人ほどの小さな村で、丘に張り付くようにオレンジ瓦、白壁の家が建ち、これぞ白い村というフォトジェニックな風景が見られます。
もう1つ挙げるなら、マラガとセビージャの中間あたりにあるカディス県の「オルベラ」。オルベラはオリーブ畑に囲まれた山間の白い村で、窓枠に黄色を使った白い家々が特徴です。村の頂上には教会とお城があり、そこから見下ろす格別の景色にはきっと溜息がこぼれますよ。

【絶景】「エル・カミニート・デル・レイ」でスリルと絶景を楽しもう!

アンダルシアの旅の思い出に、ちょっとスリリングな体験はいかがでしょう。マラガの北西にあるガイタネス渓谷には、かつて世界一危険なハイキング道と呼ばれた「エル・カミニート・デル・レイ(王の道)」があります。この道は元々、1905年に水路管理用の通路として断崖絶壁に作られたもの。後には、老朽化で部分的に崩壊した通路でスリル満点のハイキングを楽しむ人もいましたが、死亡事故が相次ぎ2001年からは立ち入り禁止になっていました。
そんな王の道は、改修工事を経て2015年に再オープン。現在は柵付きの遊歩道が整備され、安全にスリル感と壮大な絶景が楽しめるハイキングルートとして人気です。

エル・カミニート・デル・レイ

El Caminito del Rey 29550 Ardales Málaga
https://www.spain.info/ja/supein-tankyuu/kaminito-rei-maraga-komichi-kiken/

【絶景】崖の上に築かれたロンダの街のシンボル「ヌエボ橋」

マラガ県の ロンダ は海抜約740mの台地に築かれた街。アンダルシアらしい白壁の建物が並ぶロンダの街は、深さ100m以上のロンダ峡谷によって旧市街と新市街に分断されているのですが、その二つの街を繋いでいる「ヌエボ橋」が絶景スポットして注目されています。
ヌエボ橋は18世紀に建造された石橋で、深い峡谷にかかる姿は堂々として迫力満点。また、橋の上に立てば、足がすくんでしまうような谷、崖の上の街、遠くに緑の大地が見渡せ、色々な角度から素晴らしい景色を楽しむことができます。

ヌエボ橋

Calle Armiñán s/n 29400 Ronda Málaga

【食】ハブーゴは最高級イベリコハムの故郷

スペイン旅行の醍醐味の1つは魅力的なグルメでしょう。数々の美食の中で、スペイングルメの王様といえるのがイベリコ豚の生ハム。中でも、どんぐりを食べて育ったイベリコ豚の生ハムは「ハモン・イベリコ・デ・ベジョータ」と呼ばれ、世界中の美食家を唸らせる最高級品として人気です。
アンダルシア南西部ウエルバ県のハブーゴ村は、そんな最高級イベリコ・デ・ベジョータの生産地。村内の生ハム工場では、生ハムの製造過程について学び、熟成している様子を見学できるのに加え、切りたての生ハムの試食も行っています。

まとめ

スペインらしさがギュッと詰まったアンダルシア地方の見どころをご紹介しましたが、いかがでしたか?イスラム建築、白い村といった異国情緒あふれる町並み、華やかなお祭り、壮大な自然の絶景など、大都市とはひと味違った風景にあふれるアンダルシア。記事内のスポット以外にも、ビーチリゾートや国立公園などの名所があり、旅の楽しみ方は無限大に広がります。スペインに旅行するのなら、記憶に残る体験を求めてアンダルシア地方を訪れてみませんか?

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