【イスタンブール】一度食べれば虜になること間違いなし！トルコの名物サバサンドまとめ

サバサンドって？

トルコと言うとケバブなどの肉料理のイメージが強いですが、イスタンブールは海に囲まれているので、魚料理もたくさん食べられているんです。その魚を使った代表的なB級グルメがこの“サバサンド”。サバサンドとはトルコ語で“バルック・エキメック(魚パン)”と呼ばれているサンドイッチです。横半分に切り込みを入れたエキメックというパンに、グリル(フライ)したサバの切り身をガサッと挟みこんだだけのとってもシンプルなもの。サバサンドを受け取ったら、近くに置いてある、塩やレモン汁、生のスライスオニオンを好きなだけ追加して食べましょう♪サバと言うと、ご飯のおかずという感じですが、パンとの相性も意外と合うんです！◎これが1個3～6TL(約150～300円)程度ととってもお得！

どこで買えるの？

サバサンドはボスポラス海峡、旧市街と新市街を隔てる金角湾に掛かっているガラタ橋のたもとの小舟が有名です！近年は、イスタンブールのシーフードレストランでもサバサンドを提供するお店が増えてきていますが、元々はこの小舟のお店が発祥です。小船と言っても、写真のように金ピカでキラキラの豪華な舟なんです。昔は小さなボートで売っていたのですが、いつの間にかこのようなゴージャスな舟になっていました。また、舟の上の鉄板でたくさんのサバが焼かれていますが、舟は良く見てみるとかなり揺れており、こっちが舟酔いしそうなくらい。しかし、そんな揺れも物ともせず、サバサンドを作っています。香辛料などで有名なトルコの台所、エジプシャンバザールにも近いので買い物のついでに立ち寄るのもおすすめです。

こんな感じの豪華に装飾された舟で販売しています。

こちらも一緒に・・・

忘れてはいけないのが、サバサンドと相性がいいと言われている飲み物、“ピクルスの汁”。日本人である私たちにはあまり接点がなく、想像しにくいかもしれませんが、トルコの人はこのピクルスの汁が大好きで、サバサンドと一緒に飲んで(食べて?)いる姿が良く見られます。サバサンド売り場の近くにはたいてい“Tursu(トゥルシュ)”と書かれたピクルスの屋台が出ています。小さなプラスチックコップの中に、キュウリなどのピクルスが食べやすいように1口大にカットされたものと、漬け汁がなみなみと注がれているんです。せっかくトルコに来たのですから、ぜひ一緒に試してみてはいかがですか？こちらは1杯1TL(約50円)です。

おわりに

いかがでしたか？
イスタンブールではサバサンドを食べながら、ピクルスをかじり、ピクルスの汁を飲むというのが“ツウ”なのだそうです。トルコは食料自給率が100%を越えている、世界でも有数の農業国です。そのため街中で購入できるB級グルメも値段の割においしいので、ぜひ色々な料理を食べて、お気に入りの一品を見つけてください♪

グルメのおすすめ記事