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アーグラ城塞は、インド北部の都市、アーグラにある城塞です。
16世紀初頭から19世紀後半まで続いたトルコ系イスラム王朝、ムガル帝国時代の遺跡で、1983年に世界遺産に登録されています。
「赤い城」とも呼ばれるアーグラ城塞
赤砂岩で築かれたアーグラ城塞は、その城壁の色から別名「赤い城」とも呼ばれています。
ただし、インドの赤い城と言えば、デリー城(レッド・フォート)のことを指すことも多いです。
赤い城と呼ばれるだけあって、見事な赤茶色の城壁で囲まれています。
城塞内には美しい庭園もあります。
よく見ると細部まで作りこまれています。
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しかし「赤い城」の城内は意外にも・・・
白大理石で覆われた真っ白な城内。壁や床には幾何学的な装飾も数多く施されています。
細部にいたるまで装飾が施されています。
こちらは白大理石で作られた大回廊。
インドの白大理石の建築物と言えばこちら
アーグラ城塞からは、インドの代表的な建築物でもあるタージ・マハルも見られます。
タージ・マハルの建造者でもあるシャー・ジャハーンは、皇位継承争いの末、アーグラ城塞に幽閉されていました。そして1666年、幽閉されていた「囚われの塔」から、亡き愛妃が眠るタージ・マハルを眺めながら亡くなったと言われています。
アーグラ城塞の場所
アーグラ城塞は、インド北部ウッタル・プラデーシュ州の都市、アーグラにあります。
インド旅行、タージ・マハル観光の際には、ぜひアーグラ城塞にも立ち寄ってみてください!
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