キャットフードの選び方とは?よいフードを見分けるポイントを解説
更新日: 2024年10月13日
キャットフードの種類は総合栄養食、間食、療法食、その他の目的食(一般食・副食など)に分けられます。総合栄養食は猫に必要な成分がバランス良く配合されているので、フードと水だけで十分な栄養がとれます。ドライフードは長期保存が可能で、簡単に与えられることが特徴。ウェットフードは嗜好性が良く、水分も同時に補給できます。キャットフードの選び方は、原材料の肉類が具体的に表示されているかをチェック。また愛猫の年齢に合ったフードを選びましょう。高品質にこだわるならプレミアムフードがおすすめ。療法食を与える場合は必ず獣医師に相談してください。手作りフードは栄養バランスをとるのが難しいので、普段の食餌はキャットフードをメインにし、手作りフードはたまに与えるようにしましょう。
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キャットフードの種類とは
キャットフードは主に4種類に分けられます。主食として与えるのは「総合栄養食」と表示されているフードです。猫にとって必要な栄養素やカロリーを計算して作られているので、フードと水だけで1日の栄養分が摂取できます。「間食」はおやつやご褒美として与え、1日に摂取する食事量の20%を超えないようにしましょう。一般食や副食などと表示されている「その他の目的食」は嗜好性が高く、おかずのようなフードです。総合栄養食とは異なりそれだけで栄養が摂取できるものではないので、主食にトッピングして与えましょう。病気の食事療法として与える「療法食」もあります。
ドライフードは主食のメインに
総合栄養食の多くはドライフードです。栄養が凝縮されていて少量で十分な栄養素が摂取できるので、主食のメインとして与えましょう。ドライフードは水分量が少ないので長期保存しやすく、いつでも簡単に与えられます。カリカリとした食感が特徴で歯に汚れがたまりにくく、あごを鍛えるメリットも。開封すると酸化が進むので、1か月程度で食べ切れる量を購入しましょう。小分けパックにされたフードを選ぶのもおすすめです。
ウェットフードは水分量が豊富で嗜好性がよい
ウェットフードは、肉や魚などのにおいや食感が残っているので嗜好性が高いフードです。水分量が多く、食事から水分補給ができることがメリット。あまり水を飲まない猫にはウェットフードを与えてみましょう。ドライフードに比べてカロリーが低いことも特徴。総合栄養食もあるので、食欲のない高齢猫や、固いものが食べられない子猫などにおすすめです。また、愛猫の好みに合わせてドライフードにトッピングするのもよいでしょう。
猫に必要な栄養素とキャットフードの選び方
猫は肉食なので、雑食性の犬に比べて多くの蛋白質を必要とします。また、炭水化物の消化は苦手なので、高蛋白質・低炭水化物のフードを選んであげましょう。猫は体内でタウリンを合成できないため、食べ物からタウリンを摂取しなければいけません。タウリンが不足すると、目や心臓の疾患を引き起こす恐れがあります。猫と犬では必要な栄養素とその割合が違うので、猫にはタウリンの含まれたキャットフードを与えることが大切です。
メインの原材料が明確であること
キャットフードを選ぶ際には、原材料をチェックしましょう。原材料名の1番目に表示されているものがメインの原材料です。高蛋白質を必要とする猫には、肉類や魚介類が1番目に表示されているものが理想的。また、肉類の表示もチキン、ターキー、サーモンなど具体的に明記しているものがよいでしょう。蛋白質や脂質などのバランスも重要なので、成分表も確認。蛋白質が26%以上、脂質が9.0%以上を目安に選ぶのがポイントです。
手作りフードには注意
「愛猫には無添加の手作りフードを与えてみたい」と思う飼い主さんもいるでしょう。しかし、毎日の食事を手作りだけで与えるのは困難です。バランスのよい配合やカロリーなどを考慮して作らないといけないので、知識がないと難しいでしょう。猫に与えてはいけない食材もあるので、注意が必要です。しかし、手作りフードは新鮮なものを与えられ、水分を多くとれるメリットがあります。普段はキャットフードを与え、たまに猫の好きな食材で手作りフードを与えるのもよいでしょう。
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猫のライフステージに合わせたキャットフードを
キャットフードは対象年齢も確認して選びましょう。栄養バランスや量、活動量、食事の回数などが年齢によって異なるため、ライフステージに合ったフードが必要です。新しいフードを与える場合は、1~2週間かけて徐々に切り替えることがポイント。急に食べ慣れないフードに切り替えてしまうと、吐いたり、下痢をしたりすることがあるので、様子を見ながら与えましょう。
子猫には十分な栄養が必要
生まれたばかりの子猫には母猫の母乳が必要ですが、さまざまな理由で母乳が飲めない場合は子猫用のミルクを与えましょう。子猫には十分な栄養が必要なので、高蛋白・高脂肪の子猫専用ミルクを選んでください。1日の授乳回数は生後10日までは8~12回、11日から30日までは4~8回が目安です。生後4週間頃からは、子猫用のドライフードをミルクやぬるま湯でふやかすか、ウェットフードを与えましょう。7か月頃から固いキャットフードに徐々に切り替えていきます。食事の回数は5か月頃までは1日4~5回に分けて与え、1歳頃には1日2回にしていきましょう。
1歳頃から成猫用のフードに切り替える
子猫用のフードは高栄養なので、1歳を過ぎてもそのまま与えていると太ることがあります。1歳頃からは成猫用のフードに切り替えてください。キャットフードのパッケージに記載されている食事量を参考に、1日2回に分けて与えましょう。また、妊娠・授乳期には通常の2~4倍ほどのエネルギーが必要です。妊娠・授乳期用や子猫用のフードを与えるか、普段のフードの量を増やすなどして十分に栄養を与えましょう。
高齢猫には低カロリーのフードを
7歳頃から高齢期に入ります。食欲は旺盛ですが運動量や代謝が低下してくるので、低カロリーのフードに切り替えましょう。良質の蛋白質やオメガ3脂肪酸、抗酸化物質、コンドロイチン、グルコサミンなどを含む高齢猫用のフードが理想です。腎臓に負担がかからないよう、リンが少ないことも確認しましょう。11歳頃からは老化を感じるようになります。この時期からはハイシニア向けのフードを選びましょう。消化に負担がかからないよう1日3~4回に分けて与えたり、食べやすいよう柔らかくしたり、工夫してあげることも大切です。
高品質にこだわったプレミアムフード
プレミアムフードは高品質な原材料を使用していることが特徴です。良質な動物性の蛋白質が多く含まれ、人工的な保存料や着色料が含まれていないものがほとんど。一般的なキャットフードに比べ値段が高価ですが、栄養価も高いので、健康の基盤である食事はプレミアムフードがおすすめです。
穀物アレルギーには「グレインフリー」を
プレミアムフードの中にはグレインフリーと表示されているものがあります。穀物を一切使用しないで作られたフードで、穀物の食物アレルギーを持っている猫におすすめです。「猫には消化の悪い穀物は与えないほうがよい」と思う飼い主さんもいるでしょう。しかし、キャットフードに含まれる穀物は適切に加熱処理されているので、十分に消化できます。また、良質のエネルギー源でもあるため、穀物アレルギーを持っていない猫にはグレインフリーのフードを与えなくてもよいでしょう。
目的や効果で選ぶ
猫によって体質や改善したい症状は異なります。個体差はありますが、避妊・去勢手術後の猫は活動量が減るので太りやすくなる場合があります。手術後は脂質やカロリーが控えめの避妊・去勢用のフードがおすすめです。他にも、毛玉対策のフードや、下部尿路疾患に配慮されたフードなどもあります。愛猫の様子をよく観察してフードを選びましょう。
病気の治療をサポートする療法食
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療法食は、特定の病気に配慮して作られたフードです。それぞれの病気に応じて栄養バランスが調整されており、症状の軽減や治療をサポートすることを目的としています。猫に多い腎臓病や下部尿路疾患をはじめ、肝臓病、糖尿病、皮膚疾患、心臓病などの療法食があります。療法食は健康な猫に与えると症状が悪くなることがあるので、予防目的で与えずに、必ず獣医師に相談してから与えましょう。
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■カナガンキャットフード チキン
獣医師の88%が推奨(※1)、生産者が英国王室エリザベス女王より表彰されたキャットフード(※2)です。全猫種・全年齢対応、ヒューマングレード(※3)の素材を使用し、香料・着色料不使用。チキンをたっぷり60%以上使用したグレインフリーの商品です。高品質な放し飼いのチキンの新鮮な生肉と高タンパな乾燥チキン、さらに旨味がたっぷりのチキングレイビー配合なので、猫ちゃんの食いつきが違います。オメガ脂肪酸たっぷりのサーモンオイルやビタミン・ミネラル豊富な野菜や果物、海藻、リフレッシュ効果のハーブ、上質な食物繊維のジャガイモやさつまいもを配合しています!小粒タイプで、子猫やシニアでも食べやすいのもポイントです。
※1 獣医師100名を対象に「普段先生の病院に通っている健康上問題のない猫の飼主から、当製品について相談を受けたら推奨しますか」と聞き、76名から有効回答を得た結果に基づくもの。2018年12月ベッツアイ調べ。
※2 The Queen’s Award for Enterprise : International Trade 2017受賞。
※3 ヒューマングレードの食品工場から仕入れた肉を使用。乾燥原材料等はペットフード用に生産されたものを使用。
カナガンキャットフード チキン
- 定期購入初回価格 1.5kg:4,356円(税込)
愛猫の健康のために、キャットフードの正しい選び方を知っておこう
キャットフードの選び方は非常に大切です。愛猫の健康を維持するには毎日の食餌が重要なので、栄養価の高い高品質のプレミアムフードをおすすめします。対象年齢や、体調の症状別にフードを選ぶこともポイントです。猫によって飼育環境や健康状態は異なるので、皆さんの愛猫に合ったキャットフードを選んであげてくださいね。
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