クレジットカードの過払金請求|条件やデメリットは?

借金を返済した際に払いすぎた利息を取り戻すことができる過払い金請求。過払い金は消費者金融を利用した人に関係するイメージがありますが、実はみなさんが普段持っているクレジットカードでも過払い金は発生します。この記事では、クレジットカードを利用した際に発生する過払い金の請求について注目していきます。自分には関係ないと思っている人でも、実は過払い金が発生している可能性は十分あります。損をしないためにも、クレジットカードの過払い金について学んでいきましょう。過払い金の仕組みや発生する条件など、過払い金について深堀していくので、ぜひ参考にしてみてください。

本ページではプロモーションが含まれます
当サイトでは商品やサービス(以下、商品等)の掲載にあたり、 ページタイトルに規定された条件に合致することを前提として、当社編集部の責任において商品等を選定しおすすめアイテムとして紹介しています。

同一ページ内に掲載される各商品等は、費用や内容量、使いやすさ等、異なる観点から評価しており、ページタイトル上で「ランキング」であることを明示している場合を除き、掲載の順番は各商品間のランク付けや優劣評価を表現するものではありません。

なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、Amazonアソシエイト他、複数のアフィリエイト・プログラムに参加し、商品等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番には商品等の提供会社やECサイトにより支払われる報酬も考慮されています。

クレジットカードでも過払い金が発生する

過払い金といえば、消費者金融からお金を借りた人に発生するものと思っている方も多いと思いますが、実は身近なクレジットカードでも発生します。過去にキャッシングを利用したことがある方は過払い金が発生している可能性があるので、もし記事を読んで心当たりのある方はお近くの弁護士や司法書士に相談してみてください。

債務整理におすすめの法律事務所をチェックしてみる

そもそも過払い金とは?

過払い金とは、金融業者から借りたお金を返す際に払いすぎた利息のこと。国により定められている利息制限法によって、業者は金利が制限されています。ですが実際には法の抜け道を利用し、制限利率以上の利息を取る業者も多くいました。これは消費者金融からの借り入れに限らず、クレジットカードのキャッシングでも発生しており、過払い金が発生していれば借り主は返還を請求できます。

過払い金が発生する仕組み

2010年に改正貸金業法が完全施行されたことにより、金利は15~20%が上限と定められています。それ以前も利息制限法では上限は15~20%とされていましたが、出資法では29.2%が上限金利とされていました。業者は利息制限法と出資法の上限金利の間の金利、俗に言う「グレーゾーン金利」を利用し、利息を多く取ってきました。このグレーゾーン金利が過払い金が発生するポイントです。

リボ払いは過払い金が多い

毎月の返済額が一定額を超えないリボ払いは月々の負担は抑えられますが、返済期間が長くなります。返済期間が長くなるとその分利息も払い続けなくてはならないため、利息を払いすぎている可能性があります。リボ払いを続けると毎月返済していても利息分ばかりで残高がなかなか減らないことも。この場合、過払い金が多く発生している可能性があります。

クレジットカードの過払い金が発生している人の条件

クレジットカードの利用による過払い金は、必要の条件が揃っていないと発生しません。まずは自分の利用がクレジットカードの過払い金が発生する条件に当てはまるのか確認しておきましょう。もし、利用したクレジットカード会社が合併などにより社名が変わっているようなことがあっても、過払い金は請求できるので諦めないでくださいね。

2010年6月17日以前の利用

クレジットカードの過払い金が発生している人の条件として、改定賃金業法が完全施行される2010年6月18日より前にカードを利用した人が挙げられます。2010年6月17日以前の利用はグレーゾーン金利を利用したことによる過払い金が発生している可能性があります。2010年6月18日以降はグレーゾーン金利が撤廃されているので過払い金は発生しません。

過去にキャッシングを利用している

クレジットカードのキャッシングを利用したことのある人は過払い金が発生している可能性が考えられます。クレジットカードのキャッシングは消費者金融に借入を行ったのと同様で、借金に値します。キャッシングで借りたお金を返済する際、定められている以上の利息を払っていれば、過払い金が発生する条件に当てはまります。

カード会社が吸収合併されていても過払い金は請求できる

吸収合併により、キャッシングを利用したことのあるクレジットカード会社がなくなってしまう可能性もあります。でも心配はいりません。会社名はなくなってしまっても、吸収したカード会社に過払い金を請求することができます。もし利用した会社がなくなっている場合は、どこかに吸収合併されていないか確認してみましょう。

クレジットカードの過払い金請求ができないケース

クレジットカードの過払い金はキャッシングを行った場合にのみ発生するのでショッピング枠の利用だけでは過払い金は請求できません。また、過払い金の請求には時効期間も設けられているので、もし時効が成立していれば過払い金が発生していたとしても請求できません。過払い金が発生する条件と合わせて、請求できないケースも抑えておきましょう。

ショッピング枠しか利用していない

クレジットカードのショッピング枠は借金ではなく、カード会社が利用者の代わりに支払う立て替え金という扱いになります。また、立て替え金を返済する際に発生する分割手数料は利息ではないため、利用制限法の対象とはなりません。そのため、ショッピング枠しか利用していないクレジットカードに過払い金は発生しないことになります。

最後の取引から10年経っている

過払い金の請求には時効期限が設けられています。時効期限は最後にキャッシングを使用した日、もしくは返済した日から10年。最後に取引をした日を確認したい方は取引履歴を確認すればわかります。時効を迎えてしまうと過払い金を請求することができなくなってしまうので、過去にキャッシング経験のある方は一度弁護士や司法書士に相談してみてください。

クレジットカード会社が倒産している

過払い金の請求が増加すると経営に影響が出てクレジットカード会社が倒産する可能性もあります。もし、クレジットカード会社が倒産している場合、過払い金の請求はできません。倒産していなかったとしても、会社の経営状況が悪いと取り戻せる過払い金が少なくなってしまう可能性もあるので、会社の経営状況を確認して早めに請求しておきましょう。

クレジットカードの過払い金請求を行う際の注意点

クレジットカードの過払い金請求を行う際、気をつけておくべき注意点がいくつかあります。なるべく、損をしたり面倒な手続きが増えたりするようなリスクを回避するためにも、過払い金を請求する前に注意点はしっかり抑えておきましょう。念の為、過払い金の請求を行う前に他社のクレジットカードを作っておくと安心ですよ。

クレジットカードの利用ができなくなる

過払い金請求を行ったクレジットカードは解約扱いとなり、利用ができなくなります。公共料金の引き落としに設定していたりETCカードを付帯していたりする場合は、過払い金を請求する前に他社のクレジットカードに切り替えておきましょう。貯めていたポイントも失効してしまうので、すべて使用しておくことをおすすめします。

ブラックリストに載る場合がある

クレジットカードの過払い金請求を行っても、基本的にブラックリストには載りません。しかし、クレジットカードの利用残高が過払い金よりも多い場合、借金を減額する手続きである任意整理を行ったとみなされ、ブラックリストに載ってしまう場合があります。過払い金の発生額と利用残高は事前に調べられるので、請求を行う前にチェックしておきましょう。

トラベルブックがおすすめする法律事務所はこちら!

■東京ロータス法律事務所

債務整理の身近な窓口として信頼を集めている法律事務所です。自己破産や個人再生以外ならば全国対応可能。近くに相談できる法律事務所などがないという人にもおすすめです。休日対応も可能で、取り立てストップもおこなってくれるのも魅力的。また、メール相談も受け付けており、相談は何度でも無料になっています。長年の返済生活の悩みをはじめ、過払い金が返ってくる可能性について、債務整理について調べてもよくわからないなど、一人一人の悩みについて、弁護士が親身になって相談に乗ってくれるので、安心して相談することができます。

東京ロータス法律事務所

まとめ

クレジットカードのキャッシングを利用すると、契約期間が長くなる場合が多く、さらにリボ払いを利用すると過払い金が多く発生している可能性もあります。時効を迎えてしまうと過払い金を1円も取り戻すことができなくなってしまうので、キャッシング経験のある方は近くの弁護士や司法書士に相談して、早めに過払い金請求の手続きを済ませましょう。

その他に関連する記事

コスメ・スキンケア、健康食品・サプリメント、ヘアケア、ダイエット、脱毛など、あらゆる切り口から自分らしい便利な暮らしをサポートします。「めったに起こらない」が起きた時、解決のヒントがここにある。

運営会社