【和歌山】高野山に行ったら立ち寄りたい和食のお店５選

更新日: 2024年4月24日

高野山は和歌山県北部にある真言宗の総本山で、金剛峰寺をはじめ117の寺院で成り立つ一大宗教都市です。古くから人々の信仰を集め、2004年に世界文化遺産に登録されると参拝者はさらに増え、外国人観光客も多くなっています。そんな高野山には、寺の精進料理やごま豆腐などの名物を食べられる飲食店も多くあります。今回はそんな飲食店の中でも、昔ながらの懐かしい雰囲気の食堂で観光客の間だけでなく地元の人からも愛されている評判のお店を紹介していきます。蕎麦やうどん、さらにとんかつと日本人なら誰もが食べたことのあるなじみ深いメニューを扱っているので、高野山を参拝する際には、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

■とんかつ定

次に紹介する高野山の和食店は「とんかつ定」。高野山奥の院からやや離れた街道沿いにあり、地元の人も一押しの店。とんかつをはじめ、フライや炒め物、カレーライスなどメニューが豊富です。中でも人気はとんかつ。ロースかヒレか選ぶことができ、脂っこくないので女性にも支持されています。ロースはデミグラス、ヒレはとんかつソースで味わいます。メニュー表には写真も載っているので安心して注文できます。

■はちよう

3番目におすすめする高野山の和食店は「はちよう」。奥の院バス停から徒歩1分。1階はお土産物で、2階に食堂があります。客席の一部からは奥の院の境内も見えます。一番人気の精進料理をはじめ、定食や丼物が豊富に揃っています。隠れた人気の品が、日本三大うどんの一つ「五島うどん」を使ったメニュー。遣唐使が持ち帰り、弘法大師も食していたと言われており、お寺で食べるにはぴったりの料理です。麺は細目でコシがあり、もちもちとした食感が楽しめます。

■高野蕎麦 天宏 （てんこう）

4番目におすすめする高野山の和食店は「高野蕎麦 天宏 （てんこう）」。店舗は明治時代の古民家を再生したといい、昔ながらの雰囲気に包まれています。麺をその日の朝に打つ、こだわりの蕎麦屋さんです。冷たい蕎麦メニューでは、茶色い十割蕎麦と白い二八蕎麦が一緒に盛られているので、食べ比べが楽しめます。天ぷらに使われる野菜など、食材はなるべく地元産のものが使われており、地元の味を楽しめます。日本酒も各種揃っています。

■高野茶屋 和久 （わきゅう）

最後に紹介する高野山の和食店は「高野茶屋 和久 （わきゅう）」。高野山入り口のケーブルカー乗り場の側にあり、ごま豆腐が人気のお店です。口に入れた瞬間に、ふわっととろけ、ゴマの香ばしい風味が広がります。ごま豆腐蕎麦、ごま豆腐うどんなどのメニューもあり、いろんな食べ方が楽しめます。また草団子とコーヒーのセットや、ホットケーキといった軽食もあるので、ケーブルカーの順番待ちの間など、ちょっとした休憩にも入りやすいです。