なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、オンライン旅行代理店やレストラン予約サイトが提供するアフィリエイト・プログラムに参加し、サービス等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番はサービス等の提供会社により支払われる報酬も考慮されている場合があります。
シェーンブルン宮殿への入場ツアーはこちら!
ウィーン観光の現地オプショナルツアー 売れ筋ランキング
- ウィーンの現地ツアーでは、世界遺産のシェーンブルン宮殿・庭園に入場できるプランがおすすめ。観光スポットで使える無料パスも好評です。
カフェハウスの定番コーヒー
カフェハウスによっては、ひとつの店だけで30種類以上のコーヒーがあると言われるほど、バリエーション豊かなウィーンのコーヒー。ここでは、どんなカフェハウスにも大抵置かれている基本的なコーヒーをピックアップしました。
まず紹介するのが、ウィーンでよく飲まれている「メランジュ(Melange)」です。温めたミルクとコーヒーを同量注いだコーヒーで、飲みやすい口当たりが特徴。上品にコップ一杯の水が添えられるのがウィーンスタイルです。
次に、ブラックコーヒー派なら覚えておきたい呼び名が「モカ(Mokka)」あるいは「シュヴァルツァー(Schwarzer)」。丹念に入れられたエスプレッソは濃厚で食後やちょっとした休憩の際にもおすすめです。ほとんどのカフェではサイズが選べるようになっているので、大(Gross)・小(Klein)を決めて注文しましょう。
こちらは、ブラックコーヒーよりちょっとまろやかなテイストがお好みの人におすすめの「ブラウナー(Brauner)」。モカにクリームを付けてサーブされるので、お好みに合わせて味を調整してください。
ヨーロッパで飲むコーヒーはどうにも濃くて…という方におすすめなのが、「フェアレンガーター(Verlängerter)」です。モカを同量のお湯で割っているので、コーヒーの刺激が和らげられ、飲みやすいテイストのなっています。日本のコーヒーに慣れた人におすすめです。
日本でもカフェの定番メニューになっているカプチーノを探しているなら、「カプツィーナー(Kapuziner)」を選びましょう。カプツィーナーは、モカに泡立てたミルクまたはクリームを混ぜたコーヒーです。泡立てたミルクのタイプを注文すれば、日本のカプチーノをイメージしながら飲んでも違和感なく楽しめるはずです。
先に紹介したウィーン名物メランジュのアレンジ版が「フランツィスカーナー(Franziskaner)」です。こちらは、メランジュの上にホイップクリームがのせられており、見た目にも華やかでかわいらしい印象です。なお、ホイップクリームは、口当たりをまろやかにする目的でのせられているので砂糖は入っておらず、見た目からイメージするほど甘くはありません。
続いて、デザート感覚でコーヒーを楽しみたい時におすすめなのが「アインシュペンナー(Einspänner)」。グラスに入れられたブラックコーヒー(エスプレッソ)の上にたっぷりのホイップクリームがのっており、とっても優雅な印象のコーヒーです。日本で言うところの「ウィンナコーヒー」に当たりますが、「アインシュペンナー」と言わないと通じませんので注意してください。
最後は、オーストリアの偉大なる女帝の名前が付けられたコーヒー。その名も、「マリア・テレジア(Maria Theresia)」と呼ばれるコーヒーには、モカ(エスプレッソ)にオレンジリキュールが加えられており、添えられたクリームとオレンジピールが上品な雰囲気を醸し出しています。オレンジリキュールとコーヒーの香りが口の中に広がり、女帝らしいエレガントな気分になれるウィーンならではの一品です。
広告
ウィーンならではの定番ケーキとおすすめカフェ
世界有数のスイーツの街ウィーンの誕生は、「会議は踊る されど進まず」で有名なウィーン会議がきっかけでした。ウィーンに集まった各国の貴人をもてなすため、料理人たちが腕を競ってレシピを考案したことから、今に伝わる数多くのウィーン菓子が誕生したと言われています。
続いては、先に紹介したバリエーション豊富なウィーンのコーヒーとあわせて楽しみたいケーキと、おすすめのカフェの紹介です。
■カフェ ザッハー(Cafe Sacher)
トップバッターはウィーンを代表するケーキ「ザッハートルテ(Sachertorte)」。チョコレート入りのフォンダンでコーティングしたケーキの中にはあんずのジャムが塗ってあり、甘くない生クリームを添えていただきます。中のあんずジャムがかなり濃厚な甘さなので、甘いものが苦手な方は避けた方がベターかもしれません。
広告
日本をはじめ世界中で人気のあるザッハートルテですが、オリジナルレシピのザッハートルテを食べるなら、国立歌劇場裏に建つホテル・ザッハー内の「カフェ ザッハー (Cafe Sacher)」がおすすめです。赤と金色で彩られた上質なインテリアの空間で、ウィーンの華やかな宮廷文化を感じながら優雅なひとときを過ごすことができます。ショップが併設されているので、その場でお土産用の箱入りザッハートルテを購入することもできます。
■デーメル(Cafe Konditorei Demel)
日本ではザッハートルテほどの知名度はありませんが、ウィーンでぜひ食べてもらいたいケーキのひとつが、「アンナトルテ(Annatorte)」です。ヘーゼルナッツを効かせたチョコレートクリームとアンナジュース(オレンジピールやリキュールを配合)を含ませたケーキで、しっとりした味わいと甘すぎない口当たりで人気があります。
アンナトルテが味わえるのが、カフェ ザッハーの次にザッハートルテで有名なデーメル (Cafe Konditorei Demel)。王室御用達菓子店でハプスブルグ家の紋章「双頭の鷲」を店のロゴマークにしている老舗の菓子店です。ウィーンの高級ブティックが並ぶコールマルクトに店があるので、散策の途中に立ち寄ってみてはいかがですか?
■コルプ(Cafe Korb)
定番のケーキと言えば、「アプフェルシュトゥルーデル( Apfelstrudel)」も外せません。舌を噛みそうで難しい名前に聞こえますが、アプフェルとはドイツ語でリンゴの意味であり、シュトゥルーデルは「渦巻き」を意味します。その名の通り、薄い生地の中にシナモン風味のリンゴを挟み、幾層にも巻いてオーブンで焼かれた焼き菓子です。温めた状態で生クリームを添えていただきます。
家庭でも作られるほど親しまれているアプフェルシュトルーデルですが、カフェで食べるなら1950年代の調度品でまとめられたシックな「コルプ (Cafe Korb)」がおすすめです。お店自慢の自家製アプフェルシュトルーデルは、リンゴがとろけるほどに焼き込んでいるにも関わらず、風味と酸味がほどよく残されており絶妙です。
ウィーンに行ったら一度は体験したい伝統のカフェ文化。基本のコーヒーの種類と人気のケーキの名前を頭に入れて、ぜひ優雅なひとときを過ごしてみてくださいね。
ウィーン観光の現地オプショナルツアー 売れ筋ランキング
- ウィーンの現地ツアーでは、世界遺産のシェーンブルン宮殿・庭園に入場できるプランがおすすめ。観光スポットで使える無料パスも好評です。
グルメのおすすめ記事
芸術の後は味に酔いしれたい!ウィーン伝統料理レストラン6選
ウィーン - 伝統料理・民族料理
周辺7ヶ国と国境を接しているオーストリアには周囲の国々の特色を残しながら、独自の味に発展した伝統料理がたくさんあります。仔牛肉を叩いて薄くしたものを焼いたウィーン風のカツレツ、“ウィーナー・シュニッツェル”や、ハンガリー発祥の肉や野菜、チーズなどをクレープ生地で包んだ“パラチンケン”などです。 旅の醍醐味は現地のグルメだ!という方向けに、ここでは、オーストリアに来たら絶対に食べたいオーストリアの伝統料理を味わえるお店を6店、ご紹介します。地元の人からも愛されているお店で、本場の味を味わいましょう!
【ウィーン】絶対食べたい絶品チョコレートショップ5選
ウィーン - グルメ
オーストリアの首都ウィーン。国立オペラ座やウィーン歴史地区など芸術的な華やかさがある人気の街です。そして、カフェやレストランが多いことでも知られている場所。ウィーン風カツレツのシュニッツェルなどが有名です。しかし、ウィーンに行ったらチェックしたいのがチョコレート! ウィーンは美味しいチョコレートが多いことでも有名な都市で、味はもちろんのこと、店の芸術性にも注目です。重厚な雰囲気の漂う店から開放的な店まで様々なテイストの店が美味しいチョコレートを販売しています。ウィーンに行ったら絶対チェックしたい個性あふれるチョコレート店をご紹介します。
【ウィーン】軽いランチにおすすめ!おしゃれなカジュアルレストラン5選
ウィーン - ランチ
オーストリアの首都・ウィーン。カフェのイメージが強いですが、ランチはどこで食べるんだろう...観光の途中や、観劇の前などに軽めの食事がとりたい!そんな時は、カジュアルなレストランや食事メニューが充実しているカフェに行くのがおすすめです。 平日だと日替わりのお得なランチセットがあるお店や、カフェテリア方式なので食べたいものを食べたい分だけ注文できるお店など、いずれも観光客の強い味方です!ボリュームも程よく、値段も手頃、そして雰囲気もいい、おしゃれなお店を5店、ご紹介します♪
ウィーンに行ったら体験したい!オーストリア名物のワイン居酒屋「ホイリゲ」に行ってみよう
ウィーン - グルメ
オーストリアの食文化を彩るワイン。オーストリアは良質なワインの産地としても知られていますが、その首都ウィーン市内には、100万人以上の人口を抱える都市としては珍しいことに、700ヘクタールにおよぶ葡萄畑が広がり、ウィーンの美しい景観作り出しています。今回は、そんな「ウィーンの森」としても良く知られる葡萄畑エリアで楽しめるオーストリアならではのワイン居酒屋「ホイリゲ」についてご紹介します。
【ウィーン】料理で味わうハプスブルク600年の歴史!ウィーンが誇る3大名物料とオススメレストラン
ウィーン - グルメ
600年以上にわたって君臨し、多民族国家としての歴史を長く歩んだオーストリアの料理文化は、ハンガリーやボヘミアなど近隣諸国から流れこんだ文化と共に発展してきました。帝都であったウィーンには、各国の料理人が集結し、彼らは他国の料理を様々にアレンジしながら独自の「ウィーン料理」と呼ばれる食文化を作り上げたのです。今回は、ウィーンを訪れたら必ず食べてみたい、ウィーンの3大名物料理をご紹介します。
【ウィーン】数々の文化人を育んだ創業100年以上の老舗カフェ6選
ウィーン - カフェ・茶館
オーストリアのウィーンと言えば、文化人が集まる社交の場が有名ですが、今はカフェこそが公共の場となっています。カフェの中でも老舗、創業100年以上にもなるウィーンのカフェは素敵なお店ばかり、ぜひ足を運んで見て下さい。オーストラリア王室御用達となっている老舗のカフェや、ウィーン最古のカフェ、また美術史美術館内にあるカフェは実に見事!まるでお城の中にカフェがあるみたいです。カフェには美味しいハンドメイドのケーキや、皇后エリザベートが愛した「すみれの花の砂糖漬け」などここでしか味わえない一品が召し上がれます!
【ウィーン】コーヒー&スイーツでくつろげる旧市街地のカフェ5選
ウィーン - カフェ・茶館
歴史ある街ウィーンの旧市街地にあるおすすめのカフェを紹介していきます。ウィーンはカフェ文化も古く、その歴史は300年以上も前にもさかのぼります。歴史あるカフェ文化の魅力の一つはコーヒーの飲み方、メランジェやブラウナーのほかにも数十種類あると言われています。そしてもう一つの魅力は、自家製のケーキではないでしょうか? 店ごとに趣向を凝らしたケーキは実に見事!芸術的な見た目と、なめらかな口あたりとなって楽しませてくれます。19世紀末には芸術・文化の交流拠点にもなっていたウィーンのカフェ、思い思いの時間をゆっくりと過ごしましょう。
【オーストリア】本場で食べたい! おすすめの絶品スイーツ5選
オーストリア - スイーツ
海外旅行に行ったら、現地の美味しいものを味わうというのも旅の楽しみのひとつですよね。オーストリアにも、ぜひ本場で食べていただきたい絶品グルメがたくさんありますが、中でも特におすすめなのが、オーストリアならではのスイーツたち。日本ではあまり名前も聞かないような珍しくて美味しいスイーツがたくさん!今回は、甘いもの好きの方々はもちろん、普段スイーツを食べない方にもぜひ食べていただきたい、オーストリアの味をご紹介します。