更新日: 2024年4月18日
1990年代、全国ご当地ラーメンの火付け役となった和歌山ラーメン。和歌山ラーメンの特徴とは大きく分けて、「醤油ベースの豚骨醤油味」と「豚骨ベースの豚骨醤油味」という2つの系統からなります。地元和歌山では前者のお店が多いのですが、全国的によく知られているのは、過去のTVチャンピオンで優勝も果たした後者の方です。和歌山県は近隣県からスープの原料となる豚骨、鶏ガラ、魚介類といった食材が手に入れやすく「湯浅たまり」というしょうゆ発祥の地。そのため、醤油に馴染み深く、屋台文化からラーメンが発展してきたという歴史があります。また、もう一つの和歌山ラーメンと言えば、ばんちゃんらーめんです。人気アイドルグループ嵐の番組で取材を受けその人気に火が付きました。これは先ほどの和歌山ラーメンの系統ではなく、和歌山の梅干しを使っていることからきています。ここでは、東京で本家和歌山ラーメンを味わえる名店や、噂のばんちゃんらーめんも合わせて紹介します。
目次
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■【大井町】のりや食堂
次に紹介する東京都内の和歌山系ラーメンは「【大井町】のりや食堂 」。東京で一番古い和歌山ラーメンのお店です。こってりとしたなかにも甘みを感じる豚骨出汁のスープで、まろやかさが際立ちます。和歌山ラーメンの特徴は踏襲しつつ、食べやすくアレンジが加えられ、たっぷりとのせてある九条ネギがスープの味を引き締めています。麺は極細麺で柔らかい茹で上がり。茹で加減は博多ラーメンのようにオーダー可能です。
のりや食堂
- 東京都品川区東大井5-19-9 アーバンハイム1F
- 03-3474-8953
- 11:30~14:30 17:30~24:00、土・日・祝11:30~15:00 17:30~21:00
- なし
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■【溝の口】まっち棒 溝の口店
3番目におすすめする東京都内の和歌山系ラーメンは「【溝の口】まっち棒 溝の口店 」。東京にある和歌山ラーメンのお店の中では、最もこってりしており背油の浮いた豚骨風味を強く感じさせるスープを出しています。スープの表面が泡立つほどの濃厚さで、その香りも際だっています。麺の量が少なく感じる印象なのでしっかり食べたい人には大盛がおすすめです。特性のだしに3日間漬け込んだチャーシューは、肉の隅々まで味が染みこみそのままでも十分おいしく仕上がっています。
まっち棒 溝の口店
- 神奈川県川崎市高津区溝口2-3-7サウスウイング1F
- 044-888-5255
- 1:30~14:45 18:00~翌1:45、日・祝11:30~14:45 18:00~翌0:30
- なし
■【田町】むらさき山
最後に紹介する東京都内の和歌山系ラーメンは「【田町】むらさき山」。豚骨のこってり感が程良い濃さを感じ、魚介系のスープと醤油で味を効かせてしつこくなく仕上げられたラーメンが食べられます。化学調味料一切なしという店主のこだわりのもとで作られており、全体的に優しい味わい。麺はストレートの細めんタイプでかなり固めな茹で上がり、焦がしネギが風味を増しています。ラーメンのほかにつけ麺も用意されています。
むらさき山
- 東京都港区芝5-23-8
- 03-3455-8966
- 11:30~23:30※スープ切れ次第終了
- なし
【閉店】■【赤坂見附】ばんちゃんラーメン
4番目におすすめする東京都内の和歌山系ラーメンは「【赤坂見附】ばんちゃんラーメン」。正当な和歌山ラーメンではありませんが、和歌山県産梅干しを用いた塩味系のあっさりスープが絶品だと評判です。梅干し6個分のたたきが乗っていて、最後まで飲み干せるさわやかさです。麺はちぢれた極細麺で、梅干しのさっぱりとした酸味と麺にもよく染みています。梅の酸味が気持ち良く、お酒を飲んだあとの〆に食べるのにぴったりといった感じです。店内は昔ながらのラーメン店といった雰囲気です。
ばんちゃんラーメン
- 東京都港区赤坂3-19-13
- 03-3583-8119
- 11:30~24:00
- 不定休
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