M字はげを改善する方法は?考えられる原因や対策方法を紹介

M字はげを改善する方法は?考えられる原因や対策方法を紹介

「M字はげ」とは、おでこの生え際が部分が剃り込みのように後退し、頭上から見るとM字に見える薄毛の状態です。原因は「男性型脱毛症(AGA)」の初期症状と、おでこの生え際に負担をかける「牽引性脱毛症」があります。AGAが原因であれば、セルフケアで改善することは難しいので、専門のクリニックで早めに治療することをおすすめします。AGA以外であれば、おでこ付近の血流不良や刺激・負担を改善、栄養バランスを考えた食生活の改善が挙げられます。M字はげを改善するには原因に合わせた対処法が必要になるので、M字はげについて正しい知識を得ることから始めましょう。

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M字はげの特徴

「M字はげ」は薄毛タイプのひとつで、頭上から見るとアルファベットの「M」のように見えるのでM字はげと呼ばれています。額の左右の生え際から頭頂部にかけて剃り込みをいれたような見た目になり、M字ラインに薄毛が進行していく状態です。原因がAGAの場合、初期に見られる症状で、薄毛タイプの中でも改善が難しいのが特徴です。

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M字はげセルフチェック

M字はげには、目安となる「2cm基準」というセルフチェック方法があります。頭頂部を横から垂直に引いたラインと、生え際からも垂直に引いたラインの間隔が2cm以内であるとM字はげの可能性が高いです。「額の面積が広くなった」「生え際が薄くなった」など、額の抜け毛が多くなり不安を感じたら、「2cm基準」セルフチェックで確認してみましょう。

M字はげと年齢

「はげ」というと中高年がなるものと思われがちですが、M字はげについては、年齢とほとんど関係がありません。20~30代の若年層の人でもM字はげになる可能性はあります。まず、M字はげになった原因を探ってみましょう。原因によって対処方法もいろいろあり、早期に改善できる場合もあります。いずれにせよ、原因の特定と早期対策が大切です。

M字はげの原因

M字はげは、男性に多く見られる症状という印象が強いですが、実際には女性でも発症し、悩んでいる人が多く居ます。男性の場合、AGA(男性型脱毛症)という男性ホルモンが関係している場合が多く、専門的な治療が必要です。それに比べて女性の場合は、髪型や生活習慣が関係していることが多いので、比較的改善しやすい傾向にあります。

(1)男性型脱毛症(AGA)

AGAは男性特有の進行性の脱毛症です。男性の体を作り維持する男性ホルモン「テストステロン」が、頭皮にある酵素「5αリダクターゼ」と結合し、「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変換します。そして、DHTが男性ホルモン受容体と結合すると、脱毛因子「TGF-β」が増加し、髪の毛の成長を止めてしまいます。AGAの主因であるDHTを生産してしまう酵素(5αリダクターゼ)が前頭部に多く存在するので、M字はげを発症しやすくなります。原因がAGAの場合、セルフでの改善は難しく、放置していると進行が続くので、早めに専門のAGAクリニックで相談することをおすすめします。

(2)牽引性脱毛症

牽引性脱毛症は、男性も女性どちらにもあてはまるM字はげの原因です。髪の毛を生え際から後ろに引っ張った状態で束ねた、女性によくあるポニーテールのような髪型が原因になります。生え際にかかる牽引力によって引っ張られた部分に血行不良が起き、髪の成長環境に悪影響を与え、M字はげを発症しやすくなります。日常的に髪を後ろにまとめている人は注意しましょう。

M字はげの改善方法

M字はげを改善するために有効な対策方法を紹介します。女性の場合、男性ホルモンが原因でM字はげになることはほとんどないので、日常生活ですぐに実践できる対策方法を実行しましょう。男性の場合も、AGA以外の原因も考えられるので、M字はげが気になるなる人はすぐに始めましょう。

食生活を改善|髪を作る食べ物

食生活の乱れを改善しましょう。食生活の乱れはM字はげをさらに悪化させてしまいます。基本は栄養バランスのよい食生活です。脂肪分・油分の多い食物は避けるようにしましょう。そして髪の毛を作るタンパク質やタンパク質の役割をサポートする亜鉛、発毛を促進し頭皮の環境を整えるミネラル類、血行不良を改善するビタミン類を多く摂るよう意識してください。過度なダイエット、偏食も栄養不足になるので注意しましょう。

頭皮の刺激を改善|シャンプー・髪型

頭皮に強い刺激を与えないようにしましょう。シャンプーやコンディショナーのすすぎ残し、洗髪後そのまま湿った状態にしておくことは、発毛を促す頭皮環境を悪化させます。一方で髪型、ヘアスタイルを変えることで髪の毛にかかる負担が軽減され、M字はげが自然に改善されることもあります。日常的に髪を結ばない、分け目を変えるなど工夫しましょう。

血行促進|頭皮をマッサージ

頭皮の血行不良を改善しましょう。頭皮マッサージは指で適度に刺激を与えるように、揉みほぐす感じでマッサージしましょう。頭皮マッサージは入浴中に行うと、頭皮があたたまり、より血流が良くなります。

育毛剤|市販の育毛剤の効果について

医薬部外品の育毛剤で抜け毛を予防しましょう。M字はげが進行しないように、現在ある髪の毛がこれ以上抜けないよう、育毛剤で髪にハリやコシ持たせましょう。育毛剤は発毛剤のように髪の毛を発毛させる効力はありません。M字はげによって後退してしまった生え際は、育毛剤では改善できません。市販の育毛剤は、あくまでも抜け毛を予防し、抜け毛が進行しないようにするサポートアイテムです。

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治療で改善|AGA治療のクリニック、皮膚科を受診

M字はげの原因がAGAの場合、専門のクリニックや皮膚科で適切な治療を行って改善していきましょう。治療は内服と外用治療が一般的です。原則として20歳以上の人が治療対象者です。治療には男性ホルモンを抑制する薬を使用するので、未成年には使用できないためです。また、女性でM字はげに悩んでいる人にために、女性の薄毛治療に対応している専門のクリニックもあります。

M字はげの治療

専門的なクリニックでM字はげを治療する場合、一般的な内服療法と外用薬治療の他に、頭皮に直接薬液を注入する方法と植毛する治療があります。M字はげ治療で主に使用される薬の有効成分や各治療方法について紹介します。

(1)内服療法

内服薬は2つのタイプに分かれます。症状や体質により医師から処方されます。
(1)脱毛を予防:脱毛の原因となる酵素(5αリダクターゼ)を抑制
・「プロペシア」:脱毛の進行を予防、約6ヶ月で効果を実感
(副作用)肝機能障害や男性機能低下など
・「ザガーロ」:生え際や頭頂部にある酵素(5αリダクターゼ)を阻害、M字はげに有効、約6ヶ月以上服用
(副作用)男性機能低下(勃起不全、精液量減少、射精障害など)
(2)発毛を促進:血流を良くし発毛力をアップ
・「ミノキシジル・タブレット(ミノタブ)」:血管を拡張し頭皮の血行改善、髪の成長因子を産生・促進
(副作用)心臓・胃腸障害、まれにたちくらみなど
※未認可のため医師の処方が必要

(2)外用薬治療

外用薬治療は塗り薬タイプで、日本版は「リアップ」「スカルプD メディカルミノキ5」など、アメリカ版は「ロゲイン」。内服薬にもあるミノキシジルを主成分とし、薄毛部分に直接塗布します。有効成分が頭皮に浸透し、毛包まで届き発毛力を高めます。内用薬である「ミノタブ」とは違い、外用薬は日本で認可も取れています。副作用は、かゆみなどがまれに起こります。

(3)注入治療

注入治療は、発毛効果のある薬液を直接頭皮に注入します。注入方法により「メソセラピー」や「HARG療法」があります。メソセラピーは注入方法が、注射の他に、痛みが軽減できるダーマローラー法(針付きのローラー)、レーザー照射、炭酸ガスがあります。少なくとも3~4週間ごとに数回の治療が必要です。また注入方法や使用する薬液によって費用は異なり、内服・外用治療に比べかなり高額になります。

(4)植毛治療

植毛治療は、自分の髪の毛を移植する「自毛植毛」のことです。M字はげに有効な改善方法です。
(メリット)
・自分の毛を植毛するので拒絶反応が起こりにくい
・定着後は正常な髪の毛と変わらず成長
・ナチュラルで自然な感じの仕上がり
・定期的なメンテナンスがいらない
(デメリット)
・外科治療ですが保険の適用ができない
・費用が高額になる
・生着しないと抜け落ちることもある

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M字はげ改善は、原因に合わせた適切な治療と生活習慣の見直し

M字はげの改善には、原因を特定したうえで適切な対処方法をとることが大切です。男性はAGAが原因となる場合は専門的なAGAクリニックで治療を受けることを検討しましょう。男性・女性と共通してできる改善策は生活習慣の見直しです。内的要因として食生活や睡眠不足、ストレス、喫煙など、外的要因として紫外線やパソコン・スマホによる眼精疲労を改善するように心がけましょう。

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若年性脱毛症の特徴を解説!AGAのハゲ方や抜け毛対策方法も紹介

高校生など10代のAGA(男性型脱毛症)を若年性脱毛症と呼んでいます。症状はAGAと同じく、額の生え際から頭頂部にかけたハゲや、頭頂部分を中心に薄毛が広がる「つむじハゲ」が特徴です。自分では気づきにくく、写真や画像で見たり、人に指摘されたりしてはじめて気づく方も多いでしょう。薄毛の進行スピードは人によって異なりますが、AGAは早めの治療が推奨されています。AGAの治療は皮膚科やAGA治療専門のクリニックで行います。内服薬や外用薬などを使った治療法が一般的で、医師が個人に合った改善方法を提案してくれるでしょう。ストレスによる一時的な抜け毛や薄毛の予防対策を参考にしながら、頭皮の健康を目指して毎日ケアしてください。

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