フロアコーティングの費用相場|種類ごとの特徴やメリットを解説
更新日: 2024年10月5日
フロアコーティングをすると、フローリングをきれいな状態で維持できます。床材の表面にコーティング剤を施すことで、傷や汚れが付きにくくなり、お掃除も簡単に。ワックスだと定期的に塗り直しする必要がありますが、フロアコーティングをすると10年以上効果が続くのでワックスがけが不要です。フロアコーティングには主に「ガラスコーティング」「UVコーティング」「シリコンコーティング」「ウレタンコーティング」の4種類があります。フロアコーティングの費用相場は種類によって異なりますが、30平米で10~25万円です。施工業者はフロアコーティング専門の業者がおすすめ。施工実績数や価格、耐久性などを確認し、アフターフォロー体制がしっかり整っている業者を選びましょう。
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新築のようなフローリングが長続きするフロアコーティング
フロアコーティングとは、床の表面にコーティング剤を施工し、床をきれいなまま長期間保護することです。フロアコーティングをすると床がきれいになるだけでなく、滑りにくい、傷が付きにくいなどのメリットがあり、お掃除も楽になります。フローリングは木材なので水拭きすると傷みが早くなりますが、コーティングをすれば水拭きが可能。アルコールでのお手入れもできます。耐久性は10~30年と長いことが大きなメリット。定期的に塗り直しが必要なワックスがけが不要です。新築のきれいな状態の時に、フロアコーティングを施工することをおすすめします。
フロアコーティングの種類とメリット
フロアコーティングには主に4種類あります。耐久年数や硬度、費用、光沢など、種類によって異なります。効果や機能の違いもあるので、それぞれの特長を比較し、好みに合わせてフロアコーティングを選びましょう。
ガラスフロアコーティングの特徴
ガラスフロアコーティングは硬度が8H~12Hと高く、傷に強いメリットがあります。フローリングの自然な風合いを維持し、施工業者によってはツヤの強さが選べます。ナノコンポジット技術による施工で耐水性、耐擦傷性に優れ、UVカット効果もあります。乾燥時間は2~3日で、耐久年数は20年以上です。フローリングの風合いを残したい方や、すり傷を防ぎたい方におすすめです。
UVフロアコーティングの特徴
UVフロアコーティングは硬度が5H~6Hで、高級感のある美しいツヤ感が特長です。紫外線硬化樹脂でコーティングし、紫外線照射機を使い硬化させます。瞬時に硬化するので、即日入居が可能。耐久年数は30年以上です。耐薬品性が高く、アルコールや塩素系薬品でのお手入れもできます。すり傷に強く、滑りにくい効果も高いので、小さい子供や高齢者、ペットがいる家庭、入居予定まで時間がない方におすすめです。
シリコンフロアコーティングの特徴
シリコンフロアコーティングは硬度が4H~5Hで、床面は適度なツヤ感があります。滑りにくい効果がフロアコーティングの中で最も高いことが特長です。安全性の高いシリコン樹脂をコーティングし、撥水性や耐水性に優れています。ペットのおしっこもシミになりにくく、アルコールや塩素系薬品でのお手入れが可能なので、床を衛生的に保てます。乾燥時間は2~3日で、耐久年数は20年以上です。ペットや小さい子供、高齢者がいる家庭におすすめです。
水性ウレタンフロアコーティングの特徴
水性ウレタンフロアコーティングは硬度が1H~3Hで、床面のツヤ感は少なめで落ち着きのある仕上がりです。20年以上前からある施工方法で、費用が安く抑えられることがメリット。ウレタンコーティングには水性と油性がありますが、安全性の高い水性コーティングが一般的です。摩擦に強く、椅子や重たいものを引きずった時にできるすり傷を防げます。乾燥時間は2~3日で、耐久年数は3~10年です。費用を抑えたい方におすすめです。
フロアコーティングの費用相場
フロアコーティングの種類別に費用相場を見ていきましょう。ガラスフロアコーティングは30平米10~15万円程度です。UVフロアコーティングは30平米で13~15万円程度。シリコンフロアコーティングは30平米で8~10万円程度。水性ウレタンコーティングは30平米で5~8万円程度です。一般的にはUVフロアコーティングが一番高価ですが、施工業者によってガラスフロアコーティングが高価なところもあります。
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フロアコーティングの施工の流れ
フロアコーティングの施工当日は、施工前にスタッフと一緒に現場に立ち会い、施工内容や施工箇所、傷の有無、終了時間などを確認します。立ち会い時間は20分ほどで、施工中は入室できません。鍵を預ける場合は、預り証を発行してくれます。施工前にフローリングをきれいに掃除し、ワックスが塗られている場合はワックスを剥がす作業を行います。フローリングに傷がある場合は簡易補修し、下地材を塗布します。下地材が乾いたらコーティング剤を塗布し、3~4時間ほど乾燥させた後、仕上がり状態をチェックして完了です。施工完了後にスタッフと一緒に仕上がりをチェックします。UVフロアコーティング以外は完全に乾くまで2~3日かかりますが、施工後4時間ほど経てば入室可能です。物を置くのは24時間以上経ってからにしましょう。完全硬化するまでは、重たいものを引きずらないようにしてください。
フロアコーティングは居住中でも施工可能
フロアコーティングは引越し前や入居前に行うのが理想ですが、引越し後や居住中でも施工は可能です。施工する箇所の家具や荷物は別の場所に移動する必要があり、業者によっては家具や荷物の移動を行ってくれるところがあります。フロアコーティングの種類は瞬時に乾燥する、UVフロアコーティングがおすすめ。午前中に施工を開始すれば、夕方には家具の搬入も可能で日常の生活に戻れます。他の種類のフロアコーティングでも1日で施工でき入室も可能ですが、完全に乾く2~3日ほどは傷が付きやすいので荷物などを引きずらないようにしましょう。
シートフローリングにもコーティングを
シートフローリングは、合板の上に木目を印刷したシートが貼られているフローリングです。新築マンションや一戸建ての多くがシートフローリングです。ワックスは必要ないとされていますが、シートフローリングを長期間きれいに維持するには、フロアコーティングを施工したほうがよいでしょう。シートフローリングは一般的なフローリング同様水に弱い性質なので、水拭きやアルコール拭きをすると傷みが早くなります。築年数が経過するとどうしても汚れや傷が目立ってくるので、早めにコーティングするとよいでしょう。シートフローリングにおすすめなコーティングは、ガラスフロアコーティングです。耐水性や防汚効果、ひび割れの軽減などのメリットがあります。
水まわりや壁紙コーティングもおすすめ
フロアコーティングと同時に、水まわりや壁紙のコーティングもしてみてはいかがでしょうか。耐水性に優れている、傷や汚れが付きにくい、お手入れがしやすいなどのメリットがあるので、新築でまだ使用していない時に施工するとよいでしょう。業者によってはまとめて施工すると割安になるところもあります。
フロアコーティングで後悔しない業者の選び方
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業者を選ぶ時には、フロアコーティング専門の業者であることを確認してください。経験の少ない業者だと、施工ミスなどのトラブルに見舞われることもあります。ホームページで施工実績や施工例、施工できる種類、安全性や耐久性、施工の流れなどをチェックして、数社に見積りを依頼しましょう。見積書では作業内容ごとの内訳が詳細に書かれているか、追加費用はかからないか、費用相場より安すぎたり高すぎたりしないか確認を。保証やアフターフォローの内容もチェックしましょう。できればショールームがある業者がおすすめです。実際にコーティングされた床や、床材のサンプルなどが展示されているので、ツヤ感や色、感触などを体験できます。
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フロアコーティングの種類を確認し、好みのフローリングに仕上げよう
フロアコーティングを施すと美しさを保てる、掃除が楽になる、滑りにくいなどさまざまなメリットがあります。居住中でも施工可能なので、フロアコーティングを検討してみてはいかがでしょうか。床の保護だけでなく、新築のようなきれいなお部屋で気持ちよく過ごせますよ。コーティングの種類によって機能や特長、耐久性、費用相場も異なるので、家族の意見も取り入れながら決めることをおすすめします。
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