なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、オンライン旅行代理店やレストラン予約サイトが提供するアフィリエイト・プログラムに参加し、サービス等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番はサービス等の提供会社により支払われる報酬も考慮されている場合があります。
アープラヴァシ・ガートは、イギリスの植民地であったモーリシャスの首都ポートルイスにある建造物群です。
奴隷制度廃止にともない、1834年イギリス政府はインドから移民を受け入れる制度を設け、このアープラヴァシ・ガートが労働者を迎え入れるために使用されていました。約50万人の労働者がこのアープラヴァシ・ガートから農園などの職場に送られ、アープラヴァシ・ガートは負の世界遺産とも言われています。
モーリシャス?
モーリシャス(正式名称:モーリシャス共和国)は、インド洋マスカレン諸島に位置する国家で、イギリス連邦加盟国です。アフリカ東部に浮かぶマダガスカル島のさらに東部に位置しています。モーリシャスはオランダ、フランス、イギリスの植民地時代を経て、1968年に英連邦王国として独立しました。
モーリシャス
モーリシャスは、アフリカの東部のインド洋にあるマスカレン諸島に属している島国です。首都はポートルイスであり、イギリス連邦に加盟しています。熱帯に属しているため年間を通して温暖な気候が特徴で、世界トップクラスの空気の綺麗さを誇っている点もポイント。サトウキビの栽培が盛んに行われているほか、島国という地の利を生かした漁業などが盛んであり、リゾート地として観光産業も重要です。かつて長い間イギリスの植民地であったために英語が公用語であり、フランス語やモーリシャス・クレオール語などの言語も使われています。食文化としてはイギリスやインドなどの影響を受けたものが多く、スパイシーな味付けの料理が多いのが特徴。 代表的な観光スポットとしては森林の中にあるシャマレルの滝があり、落差が大きく迫力があります。ビーチスポットとしてはイル・オ・セルフがあり、白い砂浜と非常に透明度の高い海が美しい景観を作り出しているのが魅力です。
広告
多くの移民を迎え入れた「アープラヴァシ・ガート」
1834年から1910年まで労働者の迎え入れに使用されていました。
アープラヴァシ・ガートの現存する施設は1849年に建てられたもので、現在でも当時の様子を垣間見られます。
移民受け入れ施設というよりは、刑務所のような雰囲気があります。
1849年に建造された施設のうち、現存するのは当時の15%程で、当時の病院、トイレ、厨房なども見られます。
アープラヴァシ・ガートでの当時の様子
アープラヴァシ・ガート内では、当時の人々の様子を再現した人形が設置されています。
当時の授業の様子も見られます。
広告
インドからの労働力確保の仕組みは「クーリー貿易」と呼ばれ、当時移民してきた人々は「クーリー」と呼ばれていました。現在でもモーリシャスの人口はインド系住民が過半数を占めています。
アープラヴァシ・ガートの場所
アープラヴァシ・ガートは、モーリシャス北部に位置する同国の首都、ポートルイスにあります。ポートルイス中心街近くにあるウォーターフロントから徒歩5分程度です。
そしてモーリシャスの魅力は何といっても・・・
ビーチです!負の世界遺産や、奴隷制度の歴史、植民地時代の歴史など、多くのことを学べるモーリシャスですが、美しい色が広がるビーチもモーリシャスの大きな魅力です。
モーリシャス旅行、ポートルイス観光の際には、ぜひアープラヴァシ・ガートにも立ち寄ってみてください!