日本の未婚率はどのくらい？男女別、年齢別、都道府県別の特徴や推移を解説

未婚率とは、人口に対して今まで一度も結婚経験のない人の割合を指します。2015年の国勢調査によると、日本の未婚率は男女ともに上昇傾向にあります。また、50歳の時点で一度も結婚歴のない「生涯独身率」も増加傾向に推移しているのが特徴です。未婚率上昇の主な原因として挙げられるのは、女性の社会進出や収入への不安、気ままな独身生活を貫きたいという思考をもつ人の増加などが挙げられるでしょう。また、芸能人や著名人などの影響から、法律婚ではなく事実婚を選択する人や、性差を超えた自由な恋愛をする人が増えたことも要因として考えられます。

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日本人の未婚率がやばい！増加の理由や原因は？

日本の生涯未婚率（50歳までに一度も結婚していない人の割合）は、30年前と比較すると男女ともに大幅に増加しています。未婚率が増加した背景にはどのような原因があるのでしょうか。考えられる4つの理由についてみていきましょう。

女性の社会進出が当たり前の時代に

女性の社会進出は女性の未婚率をあげた原因の1つと言われています。近年では、女性が働きやすい環境や、女性が活躍できる舞台を整える企業も増えてきました。例えば、工場や現場などいわゆる男性社会と言われていたような職種でも、女性に配慮した勤務環境の整備が進んでいます。そのため、仕事にやりがいを感じる女性やキャリアを崩したくないと考える女性は年々増えています。また、仕事が忙しいため、恋愛や婚活、デートなどをしているヒマがないという現実も、女性の未婚率上昇に繋がっていると言えます。

事実婚など新しい婚姻スタイルや自由恋愛の広がり

事実婚という言葉をご存知でしょうか。事実婚とは戸籍上の婚姻関係はもたないものの、夫婦として生活する新しい婚姻スタイルです。経済的な理由がある、姓を変えたくない、社会的キャリアを守りたいなどの理由から、事実婚を選択する人は年々増加しています。さらに、テレビやSNSなどの影響により、男性同士、女性同士など性別を超えた自由な恋愛が許容される世の中になったと言えます。恋愛対象は異性、交際したら結婚という考えが当たり前でなくなりつつあることも、未婚率の上昇に繋がっているかもしれません。

独身主義者やソロ女、ソロ男の増加

結婚すると時間もお金も自由に使えなくなるなど、結婚に対してマイナスイメージをもち、ずっと独身でもいいと考える男性は年々増えていると言われています。また、男女ともに他人との生活が考えられない、1人が好きといったいわゆるソロ男、ソロ女と呼ばれる人も増えています。結婚して家庭をもつよりも、自分1人で自由気ままに過ごしたいという志向をもつ人が増えたことも、未婚率を押し上げる要因となっています。

職業による収入格差や収入に対する不安

結婚や子育てには予想以上に多くのお金がかかります。日本は経済的に安定していると思われていますが、実は職種や雇用形態などによって収入には大きな格差があります。結婚をしたいと思っても、収入がネックとなり結婚に踏み切れないという人も多くいると言われています。また、結婚相談所などでも男性の入所に収入制限を設けているところも多く、年収が低いと婚活もできないという現状もあるようです。

国勢調査からみる男性の未婚率｜年齢別の特徴や推移について解説

男性の未婚率は年齢によってどう異なるのでしょうか。2015年に行われた国勢調査を元に男性の年齢別の未婚率の特徴や推移の原因や理由についてみていきましょう。

10〜20代男性の未婚率と特徴

10代〜20代前半の男性の未婚率は90％以上と高い数値を誇っています。まだ学生である人が多い年代のため、必然的に未婚率は高いと推測されます。25歳〜29歳の未婚率は平均72.7％。年齢が上がるにつれ徐々に未婚率は減少していくため、20代後半で結婚を意識する人が増え始めていると言えるでしょう。

30代男性の未婚率と特徴

30代になると未婚率は一気に減少します。30代前半で47.1％、30代後半では35％と既婚者が独身者を上回っています。一般的に経済基盤が安定し、体力的にもまだまだ余裕のある30代で多くの人が結婚に踏み切ることがわかります。

40代男性の未婚率と特徴

40代前半の未婚率は30%、40代後半では25.9％。30代に比べると未婚率の減少曲線は徐々に緩やかになっています。つまり多くの人が結婚をする30代という適齢期を過ぎると、結婚できる可能性が低くなることがわかります。

50代男性の未婚率と特徴

50代前半では20.9％、50代後半では16.7％と、50代男性の未婚率も40代男性同様、緩やかに減少していきます。50代男性の未婚率が減っている理由には、経済的に余裕があるため結婚相談所などを通して婚活に力をいれる人が増える、再婚を考える女性と結婚をする人が増えるなどが考えられます。

国勢調査からみる女性の未婚率｜年齢別の特徴や推移について解説

女性の未婚率は年齢によってどう異なるのでしょうか。2015年に行われた国勢調査を元に女性の年齢別の未婚率の特徴や推移の原因や理由についてみていきましょう。

10〜20代女性の未婚率と特徴

10代から20代前半の女性の未婚率は男性同様90％以上と高い数値です。しかし20代後半には男性以上に一気に減少し、未婚率は平均61.3％となります。女性の場合、妊娠や出産を意識して、男性より少し早めの20代後半に結婚をする人が増えるようです。

30代女性の未婚率と特徴

20代後半から急激に減少する女性の未婚率ですが、30代でも減少スピードは衰えません。30代前半では34.6％、30代後半では23.9％と、多くの女性が30代までに結婚をしているのがわかります。妊娠や出産、子育てを考慮し、30代のうちに結婚したいと考える女性も多く、婚活パーティーへの参加や結婚相談所への入所などで結婚相手を本格的に探し始める婚活女性も増え始めます。また、働く女性が増えている近年では、自分のキャリアや年収的にも安定する30代で結婚をしたいと考える女性も増えています。

40代女性の未婚率と特徴

40代女性の未婚率は、40代前半で19.3％、40代後半で16.1％なり、20代、30代と比較すると減少幅が小さくなるのが特徴です。40代になると高齢出産となり、出産における母子のリスクも高くなることから、結婚や出産に対して消極的になる人も増加するようです。

50代女性の未婚率と特徴

50代女性の未婚率も40代同様、緩やかに減少していき、50代後半に未婚率がとうとう一桁台になります。50代になると、再婚を考える男性や、生涯のパートナーを探している男性など、20代30代とは違った目的で結婚をするケースも多いようです。

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国勢調査からみる都道府県別の未婚率

未婚率は住む環境によって変化するのでしょうか。みなさんの中には、都市部は未婚率が高そう、逆に田舎へいくほど未婚率が低くなりそうなど、漠然としたイメージをもっている方も多いのではないでしょうか。では、実際のところ地域や都道府県によってどのような違いがあるのでしょうか。2015年に行われた国勢調査を元に作成された人口統計資料集を参考に紐解いていきましょう。

生涯未婚率の低い都道府県

生涯未婚率の低い都道府県のうち、男女ともに低い数値を記録しているのは、石川県、福井県、岐阜県、滋賀県、三重県の5県でした。これらの県の未婚率が低い理由はどのような点にあるのでしょうか。例えば福井県の場合は、持ち家率や貯蓄率が高い点が挙げられるでしょう。また、女性の有業率が高く、世帯別所得も全国的に上位に位置しているため、生活基盤が安定している点も未婚率が低い要因と考えられます。滋賀県などでは三世代同居する家庭が多く、子育てがしやすい点や高齢化率が低く若者世代が多い点、県民所得が高い点などが未婚率の低さの要因として挙げられます。

生涯未婚率の高い都道府県

生涯未婚率が高い都道府県のうち、男女ともに高い数値を記録したのは、東京都と沖縄県でした。男性では他に岩手県など東北地方の都道府県が、女性では大阪府や福岡県など比較的大きな経済規模を誇る都道府県の未婚率が高い傾向にあります。一概は言えませんが、特に女性の場合は、親が近くにいない、保育所など子どもを預かる環境がないなど、子育てのしにくさが未婚率に関係している可能性も考えられます。

■Pairs

特長その1 ：コミュニティ機能で趣味や好きなことが同じ人と出会える
特長その2 ：真剣な恋人探しをしている人が多い
特長その3 ：プロフィール非表示機能で身バレの心配なし

恋愛・婚活を目的とした真面目な出会いが期待できるマッチングアプリ。Pairsはマッチングアプリの中でも1,000人以上とダントツの会員数、一日400人に恋人ができており利用率No.1を誇っています。多い会員数の中から自分の理想の相手を探せるよう、年齢・居住地・身長・職業など基本的なステータスから、結婚への意思・お酒・タバコなどの細かい項目まで、検索項目を設定できること、 自分の趣味や好きなものをアピールすることができる「コミュニティ機能」 が魅力的なポイントです。相手の趣味がわかりやすいことで、メッセージのネタにもなり会話が途切れる心配もなくなります。同じ趣味ならなおさら深い話もできたり、盛り上がれば実際に会う約束までできる可能性も上がるので、プロフィールやコミュニティ機能はしっかり利用しましょう。 マッチングアプリは身バレも少し心配になりますが、Pairsはプライベートモードを有料購入すればプロフィールの非表示や足跡を残さないようにもできますよ。

■タップル

特長その1 ：女性に対するアピール機能が多く、マッチングしやすい
特長その2 ：会員数が多いのでさまざまな人と出会える
特長その3 ：まずは会ってみたい派の人におすすめのお出かけ機能あり

恋愛・婚活を目的とした真面目な出会いが期待できるマッチングアプリ。登録者数は700万人を誇り、毎日250,000人がマッチングし毎月10,000人のカップルが誕生しています。「やりたいことや行きたい場所でつながる」というコンセプトの通り、自分の恋愛タイプや趣味により相手を選ぶことができます。20代の若い世代を中心に支持されており、満足度の高いアプリです。利用者数も多いため、さまざまな人に出会うチャンスもたくさんあるんです。タップルにはお出かけ機能というデートを目的としてマッチングを目指す機能があります。この機能は マッチング後メッセージを重ねてから会うよりも、まずはデートしてみたい という方におすすめです。また、 しっかりメッセージを重ねてから会いたいという方にも使いやすいウィッシュカード という機能が。話題の映画や気になるスポットなど、自分の好きなことをプロフィールに設定できるため、マッチングのきっかけやメッセージのネタにもなります。どんな方でも使いやすい上に、有料プランを無料で試せるキャンペーンもあるのでマッチングアプリ初心者の方にもおすすめですよ。

■Tinder

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特長その1 ：男性会員が多いので女性はマッチングしやすい
特長その2 ：イケメンや美女が多いという口コミ多数
特長その3 ：カジュアルな出会いや友達作りがしたい人にぴったり

アメリカ発祥の世界最大級のマッチングアプリ。190ヶ国で愛用され、日本では1,000万人以上が利用していると言われています。累計マッチ数は550億とマッチングアプリの中ではダントツで多く、会員の半分以上が18〜24歳と若年層に人気のアプリとなっています。Tinderの特徴としては 男女ともに無料でメッセージのやりとりができるため誰でも気軽に利用できる ところ。以前は本人確認されないことで有名でしたが、今は本人確認が必須になり安全性も高くなっています。Tinderはプロフィール項目が少なくアプリの仕様もシンプル。自由度が高く、初心者にも使いやすいので誰でも始めやすいのがポイント。無料のせいなのか男性会員のが多く、女性はマッチングしやすいとのこと。また、 イケメンや美女が多いという話もよく聞く ので、顔重視の方はぜひ一度覗いてみてください。

■with

特長その1 ：相手のことをよく知れる秘密の質問機能や好みカードあり
特長その2 ：心理テストや性格診断で楽しく利用しながら相性のいい人と出会える
特長その3 ：相手の趣味嗜好のこだわりが強い人にぴったりのアプリ

withは心理学と統計学をもとにした診断が受けられる恋活・婚活マッチングアプリです。24時間365日の監視システムなどが整っているため、サクラなどの心配もなく真剣に出会いを探している人が多く安心して利用することができます。心理テストで相性診断が受けられたり、 初心者のために自動で自己紹介文を作ってくれる機能やトークのアドバイス、好みカードで相手との共通点がわかる機能 など、相性を重視している唯一無二のアプリなんです。複数の診断やアドバイスがもらえる機能により、自己分析がしたい人やどのように自分をアピールすればいいか分からないマッチングアプリ初心者におすすめ。また、 相性を重視したアプリのため、相手のステータスよりも相性や趣味嗜好、価値観を重視している人 にぴったりです。

■CROSS ME

特長その1 ：すれ違わなくてもマッチングができる！
特長その2 ：シークレットモードで知り合いにバレる可能性も低い
特長その3 ：今日誰かとデートしたい・夜急に予定が空いた、など場面行動したい人におすすめ

「すれ違い」を恋のきっかけにするマッチングアプリ。10代〜20代までの利用数が多く、若年層に人気上昇中のサービスです。GPSにより近くにいる人がすれ違った回数や場所とともに表示され、いいなと思う人であればメッセージを送るという仕組み。すれ違い判定は横を通り過ぎた人ではなく、設定範囲内にいる人を表示するので見覚えがない人も表示されます。また、「今日マッチングして、今日会う」というコンセプトの「今日デート機能」は 新しい友達が欲しいときや、自分と同じ行動範囲の人と会いたい、飲み友達が欲しいなど気軽に出会える友達を求めている人 にぴったり機能。GPS機能を使うと職場/学校付近や自宅付近での身バレが心配になると思いますが、オフにする機能もあるので安心して使えますよ。

■Dine

特長その1 ：面倒なメッセージはせず、すぐに会うことができる
特長その2 ：クレジットカード登録必須でドタキャン防止！
特長その3 ：連絡をするのが苦手な人、やりとりする時間がない人におすすめ

スムーズな出会いをプロデュースし、オンラインデートにも対応の、デートに特化したマッチングアプリです。毎月15,000人ほどがリアルに出会っており、恋愛や結婚につながっています。メッセージ不要なので、メッセージを送るのが苦手な人にもピッタリです。お店は、アプリ内のデートにピッタリの厳選されたレストランやカフェから選ぶことができるので、お店選びに困ることもありません。 気になる相手とのデートはもちろんのこと、今日会いたいもの同士でのデートもOK 。恋愛は、まず相手に会ってからという人におすすめのアプリです。

未婚率の推移は日本の社会情勢や経済状況を映し出す鏡

女性の社会進出、晩婚化、婚姻スタイルの変化、収入格差の拡大など、未婚率の推移は現代の日本の社会的な背景や経済状況を如実に表していると言えます。多様化が急速に進む日本において、10年後、20年後の未婚率の推移がどうなっているのか注目が集まります。

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