
EDは改善できる?勃起不全の治療法と予防・改善が期待できる対策
更新日: 2025年2月14日
ED(勃起不全・勃起障害)は、年齢を重ねた男性に多く発症するイメージがありますが、働き盛りの20代、30代にも起こりうる病気です。EDは性機能が低下するだけでなく、セルフイメージの低下にも繋がる場合があります。また高血圧や糖尿病など生活習慣病の初期症状の可能性もあるため、早期治療を行うことが大切。
ED治療を行う病院で受けられる治療方法には、ED治療薬による投薬治療、治療器具による治療、陰茎海綿体注射による治療、陰茎プロステーシス手術による治療など、さまざまな治し方があります。EDを引き起こさないために、日頃から規則正しい食生活と適度な運動を心がけ、根本的な原因から解決していきましょう。
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本記事で取り上げる施術は、原則自由診療によるものです。自由診療の場合、公的医療保険制度は適用されず、費用はすべて自己負担となります。費用については事前によく確認し、納得してから施術を受けるようにしてください。
ED治療には、ED治療薬(PDE5 阻害薬)による治療と治療機器「ED1000」での治療があり、それぞれの施術によってリスク・副作用が異なります。施術内容とともにリスク・副作用について医師に確認し、不明な点は相談し、納得してから施術を受けるようにしましょう。
ED治療薬(PDE5 阻害薬)による治療のリスク・副作用:服用中の薬や持病によってはED治療薬の服用ができない場合がある、頭痛・ほてり・血圧上昇・鼻閉・消化不良・筋肉痛・背部痛・関節痛が起こりえる、アルコール摂取により酔いが回りやすくふらつきやめまいが起こることがある、食後すぐに服用した場合に食事の影響を受けることがある、下痢や色覚変化が出ることがある、効果の発現には個人差がある、など。治療機器「ED1000」での治療によるリスク・副作用:9週間で12回程度の通院の必要がある。
ED(勃起不全・勃起障害)とは?原因と症状を解説
ED(勃起不全・勃起障害)とは、年齢を重ねた男性に多い症状と考えられがちですが、働き盛りの20代、30代にも起こりうる病気です。日本人男性の4人に1人が発症する身近な疾患と言えます。EDは性機能が低下するため、 性生活の不満から男性としての自信を喪失し、セルフイメージを下げる要因にもなります。他にも高血圧や糖尿病、高脂血症といった生活習慣病の初期症状の可能性もあるので、「ときどきなるだけ」と軽視せず、早期に適切な対応を行う必要があります。
加齢による動脈硬化や神経障害が原因の「器質性ED」
加齢によるEDの場合、多くが血管が硬くなる動脈硬化が原因と言われています。動脈硬化になると血液循環が悪くなり、陰茎海綿体にも十分な血液が行き届かなくなります。生活習慣病の影響で、血管に負担がかかることで動脈硬化を起こし、EDが引き起こされることがあります。その他にも、神経障害や泌尿器系の病気などでも発症しやすくなります。
ストレスや不安が原因の「心因性ED」
精神的なストレスや不安が強すぎると、神経の性的な興奮が腰のあたりにある勃起中枢にうまく伝わらなくなり、陰茎海綿体に血液が流れ込まないため、EDを発症しやすくなります。心因性EDは特に30代、40代に多い症状で、日常生活のストレスが原因です。性交がうまくいかなかったことがトラウマとなり、その不安が悪循環を引き起こして勃起不全を悪化させることもあります。
器質性EDと心因性EDが絡み合った「混合型ED」
50代、60代に多く見られるEDに、器質性EDと心因性EDが合わさった「混合型ED」があります。高血圧や糖尿病などの疾患に、精神的なストレスが絡み合ってEDを引き起こします。EDは高齢者だけではなく、中年期の男性にも多い病気であり、心と体両方に勃起不全となる原因が潜んでいます。
薬剤服用が原因の「薬剤性ED」
日頃服用している薬剤の中には、副作用でEDを引き起こすものがあり、若い世代では精神安定剤や睡眠薬などを服用している方に、勃起不全の症状が見受けられることがあります。他にも降圧剤や胃潰瘍治療薬などを長期で服用している場合に、薬剤性EDが発症することもあるようです。
ED改善に効果があるとされる食べ物と栄養素
EDを改善するには、食生活と生活習慣を見つめ直してみることも大切です。ED治療薬などは一度使用すれば治るというものではなく、勃起力をサポートしてくれるもの。ED治療薬のサポートを得ながら、体内から改善していくために、血流の改善や男性ホルモンを活性化してくれる食べ物や栄養素をバランスよく摂取しましょう。
ED解消が期待できる亜鉛を含む食材
ED解消が期待できると言われる栄養素のひとつに亜鉛があります。亜鉛は男性にとって欠かせない成分でもあり、薄毛の改善や精子産生を促進する働きもあるとされています。牡蠣やカニなどの魚介類、豚レバーや赤身肉などの肉類が、亜鉛を多く含む食材として知られています。亜鉛の吸収を高めるには、ビタミンCを一緒に摂取することが大切。反対に海藻類は亜鉛を排出させてしまうので、食べ合わせには気をつけましょう。
男性ホルモンを活性化させるたんぱく質
男性ホルモン(テストステロン)を活性化させるには、良質なたんぱく質を積極的に摂る必要があります。男性ホルモンが低下すると、EDだけでなく、精神面にも大きな影響を及ぼします。男性更年期障害の予防や改善にも効果があるとされており、肉類や卵、大豆、魚など良質なたんぱく質を含む食材をバランスよく食事に取り入れていくとよいでしょう。
生殖機能を正常に保つ働きのあるビタミンE
ビタミンEは生殖機能を正常に保つ働きがあり、たんぱく質と同様に、更年期障害の改善が期待できる栄養素のひとつです。他にもホルモン分泌を活性化させ、血行促進作用も期待できるので、ED改善にも必要な栄養と言えます。ビタミンEを含む食材には、アボカドやうなぎ、モロヘイヤ、イワシなどがあります。
血流改善が期待できるアルギニンやタウリン
血流改善が期待できる栄養素には、アルギニンやタウリン、アリシンなどがあります。アルギニンは勃起力を向上させる働きがあり、アーモンドや豚の角煮などに含まれている栄養素です。タウリンはタコやイカ、サンマなど魚介類に多く、アリシンはニンニクやニラ、長ネギなどに豊富に含まれています。
疲労回復作用のあるアリシンやムチン
EDの原因はさまざまですが、疲労を回復させることはED改善に大切な要素と言えます。血行不良が引き起こされる原因のひとつが筋肉疲労や肉体疲労であり、アリシンやムチン、タウリンを含む食材は疲労回復作用があるとされています。
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治療効果は期待できる?ED治療病院での治療方法
EDを改善する治療方法には、手術や器具の使用、ホルモンや心理療法、治療薬の服用など複数の治し方がありますが、治療にもっとも多く使用されているのが、ED治療薬とカウンセリングです。20代の若年層であれば、食生活や生活習慣を見直すことで、改善が期待できることもありますが、30代以降の男性は、食生活の改善とともに、医療機関での治療をおすすめします。
バイアグラやレビトラなどED治療薬による投薬治療
代表的なED治療薬には、バイアグラやレビトラ、シアリスなどがあります。ジェネリック医薬品も発売されているため、世界的に広く利用される治療法です。効果の高い薬は副作用が気になりますが、バイアグラの副作用には、めまいや頭痛、ほてりなどが挙げられます。ED治療薬による投薬治療は、症状に合わせて選べる点や、比較的安価で通院時間を少なくできる点がメリットと言えます。
治療器具による治療法
精神疾患や脳疾患など持病を持っていることで、ED治療薬による治療ができない場合や、服薬治療で効果が期待できなかったときに選択される治療法が、治療器具による治療法です。ED治療の器具にはいくつか種類があり、ED治療補助具である「VCD式カンキ」や低衝撃波治療である「ED1000」、「ED-MAX」などを使った治療法があります。
陰茎海綿体注射(ICI療法)による治療法
陰茎海綿体注射(ICI療法)はまだ日本では国の許可がおりていない治療法なので、自己責任で行う治療(自由診療)になります。内服薬ではEDが改善しない重症のEDの場合に、プロスタグランジンの陰茎海綿体注射が使用されることがあります。持続勃起症などの副作用が生じることもあるため、しっかりとした理解が必要な治療法です。
陰茎プロステーシス手術による治療法
ED治療薬による投薬治療や治療器具を使った治療、陰茎海綿体注射による治療では、EDが改善しない場合には、陰茎プロステーシス手術が行われることがあります。陰茎海綿体内に曲げ伸ばしが可能なシリコンを挿入する手術で、勃起補助具や陰茎海綿体注射に後戻りできない最後の治療法です。主に動脈硬化や糖尿病、がん手術後に伴うEDなどが対象となります。
EDを引き起こさないために!治療後の注意と予防対策
ED治療薬などは根本からEDを改善できる治し方ではないので、EDを引き起こさない予防対策が必要です。食事や運動、睡眠など毎日の生活で改善できることはないか、見直してみましょう。
バランスのよい食事と規則正しい生活
勃起力を上げ、生殖機能を高めるためにも、バランスのよい食事を心がけることが大切です。特にたんぱく質やビタミン、ミネラルは必要不可欠であり、他にも精力を高めてくれる食材も一緒に摂取すると効果的です。また喫煙や飲酒、睡眠不足など不規則な生活も勃起力に影響を与えるので、慢性的な生活習慣の乱れは改善するようにしましょう。
筋トレやストレッチ、ツボなどで血流改善
運動不足は血行不良の原因にもなり、筋力の衰えは勃起力を低下させる要因にもなりえます。スクワットなど下半身を鍛える筋トレや、股関節の血流を促す股関節ストレッチ、ストレス症状を和らげる足裏のかかとや、前立腺・睾丸の反射区であるくるぶし周りのツボ押しも、ED改善に効果的なエクササイズです。
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ED改善作用があるサプリメントや漢方でサポート
ED改善作用が期待できるサプリメントや漢方を、サポートとして活用するのも有効でしょう。やる気や活力を向上させる精力剤や、病院で処方されるED改善効果があるとされるサプリメント、漢方など、自分に合った予防対策で、体内から健康維持を行っていきたいものです。
EDは深刻な症状になる前に早期治療で改善しよう
EDを引き起こさないためにも、日頃から規則正しい食生活と適度な運動を心がけ、根本的な原因から解決していくことが大切です。EDの症状に気づいたら、深刻な状態になる前に早期治療で改善しましょう。
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