更新日: 2024年4月26日
鱒寿司や越中和紙の産地で、富山城やワイン好きに嬉しい山藤ぶどう園とホーライサンワイナリーなどがある富山市。そんな富山市のご当地ラーメンには、真っ黒いスープが特徴の”富山ブラック”があります。戦後復興当時、屋台でラーメンを売っていたお店が若者たちや労働者達の為にと段々と濃い醤油ラーメンにしていったことに端を発し、今では富山グルメとして定着しつつあります。塩分補給のためにと発案されたラーメンなので全体的に塩分が濃く、大量のネギや粗挽き黒胡椒も特徴的。今回はそんな濃いめのスープが特徴の富山ブラックが食べられる、現地で人気のおすすめラーメン店5軒を紹介します。
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■麺家 いろは CiC店
はじめに紹介する富山ブラックのラーメン店は「麺家 いろは CiC店」。富山ブラックの黒とどんぶりの赤をイメージした外観が目立つお店です。cicという複合施設の地下にありアクセスしやすい場所にあります。東京ラーメンショーで2009年~2012年、2014年に優勝しているため、殿堂入りラーメンと言っても過言ではないでしょう。こちらの醤油スープには魚醤が使用されていて麺が見えないほど黒くはありますが、紹介している5軒の中では塩辛さは少なめです。麺は中細の縮れ麺。どんぶりが赤くラーメンの黒さを一層引き立てており、目の前にしたときのインパクトは相当なものです。初めて富山ブラックを味わう方には「ブラック味玉らーめん(870円)」がおすすめです。
麺家 いろは CiC店
- 富山県富山市新富町1-2-3 CiCビルB1F
- 076-444-7211
- 11:00~翌2:00(LO1:30)
- なし(CiCに準ずる)
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■西町大喜 富山駅前店
続いておすすめの富山ブラックのラーメン店は「西町大喜 富山駅前店」。このお店は富山ブラック発祥の店である「大喜」の屋号を買い取りチェーン展開されているお店です。超濃口醤油に魚介系の出汁、そして中太ストレート麺が使用された定番の中華そば(700円)がおすすめ。シンプルな中にキリッとした塩辛さがあるラーメンです。最初の一口はそのままの純粋な富山ブラックを楽しんでもらってから、途中で生玉子(60円)を入れて味を変えるのが人気の食べ方です。
■らぁめん 次元
3番目におすすめする富山ブラックのラーメン店は「らぁめん 次元」。ウイング・ウイング高岡1階にあるお店の外壁にデカデカと「黒醤油ラーメン」と書かれている「らぁめん次元」。このお店のスープは紹介する5軒の中で1番の黒さを誇ります。「黒醤油ラーメン(700円)」は魚介系の出汁と醤油の中に甘みもあり、すっきりとした味わいで加水が高めの縮れ麺が程よくスープと絡まりあっています。特におすすめなのは黒醤油ラーメンと高岡名物のコロッケ、とろろ昆布おにぎりがセットになった「富山のご当地グルメセット(1000円)」です。
らぁめん 次元
- 富山県高岡市末広町1-8 ウイング・ウイング高岡1F
- 0766-25-2598
- 11:30~22:00(LO21:30)/日祝は11:30~18:00(LO17:30)
- 月(祝の場合変更あり)
■万里
4番目におすすめする富山ブラックのラーメン店は「万里」。赤に白い文字の特徴が印象的なお店で、ここのラーメンの特徴はどんぶりを覆い尽くすのではないかというほどの大きなチャーシューです。通常の富山ブラックは、黒いスープにネギとチャーシューにメンマ、海苔が入っているのですが、ここのラーメンのトッピングはチャーシューとネギだけというシンプルなもの。麺は少し太めの平打ち麺となっています。比較的マイルドで、チャーシューの油が熱いスープに溶け出し、食べ進めて行くと味が少しずつ変ります。さらに、このチャーシューが3枚も入った「チャーシュー麺(1200円)」も食べ応え抜群でおすすめです。
万里
- 富山県富山市上冨居1-3-63
- 076-444-1818
- 11:30~15:00、17:30~23:00(日祝は〜21:00)
- 火
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