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アイアンブリッジ峡谷の概要
アイアンブリッジは、イギリス中西部テルフォード(Telford)郊外のセヴァーン(セバーン Severn)川に架かる、世界最古の鉄橋です。産業革命の初期にあたる1779年に完成し、200年もの間、町の人々の生活を支えてきました。橋のあるコールブルックデイル(Coalbrookdale)は鉄鋼業で栄えた町で、産業革命発祥の地として知られています。
セヴァーン川流域の美しい渓谷と、産業革命の象徴ともいえるアイアンブリッジ、そしてその周辺にある博物館などが、ヴィクトリア時代の貴重な歴史遺産として、1986年に世界文化遺産に登録されています。
アイアンブリッジってどんな橋?
産業革命以前、コールブルックデイルには、川を横断する橋がありませんでした。鉄鋼業の盛んだったこの町にとって、川は製品運搬に欠かせない輸送の要でした。しかし、天候によって渇水になったり、氾濫するなどして、支障をきたすことが多かったため、世界で初めて鉄の橋の建設が試みられたのです。世界最古の鉄橋として知られる、全長約60mのアーチ型の美しい橋ですが、それだけではなく、機能と耐久性に優れた構造は、世界中の鉄骨建造物のお手本にもなっています。
アトラクション充実の世界遺産
アイアンブリッジ峡谷には、峡谷博物館、ダービー・ハウス、タールトンネル、ブリスト・ヒル・ヴィクトリアン・タウンなど、約10のアトラクションがあり、ひとつのテーマパークのような構成になっています。ヴィクトリア時代を再現したビレッジでは、人も建物も当時のままの姿を見られます。
また、トンネル内の探索や、動力、水力の仕組みを学ぶ体験型のアトラクションもあり、産業革命のあれこれを楽しみながら知ることができるように工夫されています。季節イベントも開催されますので、事前にチェックして出かけましょう。
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産業革命発祥の地
産業革命は、エイブラハム・ダービーが、コールブルックデールで、石炭を使って高品質の鉄を作り出す、近代的な製鉄法を発明したことから始まったといわれています。アイアンブリッジ峡谷周辺は、石炭、鉄鉱石、石灰岩、粘土など、鉄製品の原料が豊富で、採掘が容易だったことから、製鉄業が発展し、産業革命発祥の地として知られるようになりました。
アイアンブリッジ渓谷は、イングランド東部のシュロップシャー州にある渓谷です。
この地域は産業革命が始まった場所とも言われ、のどかで美しい風景が広がっています。
世界最古の鉄橋「アイアンブリッジ」の見どころ
アイアンブリッジ(正式名称:コールブルックデール橋)は、産業革命時代の1779年に建造された世界最古の鉄橋です。
アイアンブリッジ峡谷
イギリス / その他の都市
- High St | Tontine Hill, Ironbridge, Telford TF8 7JP, England
- +44 1952 433424
アイアンブリッジは、全長354km、イギリスで最も長い川であるセヴァーン川に架かっています。
230年以上の歴史を誇るアイアンブリッジはアーチ型の形状をしています。
夏の青空や木々の緑と違い、冬には白い風景が広がります。イギリスは冬景色も似合いますね。
夜にはライトアップも行われます。
アイアンブリッジ峡谷へのアクセス
難易度:★☆☆☆☆(駅をおりれば世界遺産到着)
鉄道+バス
所用時間:1時間45分
運賃:鉄道 £50~78
バス £2
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アイアンブリッジ渓谷は、イングランド東部のシュロップシャー州にあります。ロンドンから訪れるには、まずシュルーズベリーの街まで行き、アイアンブリッジへ行く方法が便利です。ロンドンからシュルーズベリーまでは電車でおよそ3時間、バスでおよそ4時間半程度。シュルーズベリーからアイアンブリッジまでは所要時間およそ30分程度です。
もしくは、ロンドンのユーストン(Eusuton)駅からテルフォード(Telford Central)駅まで約1時間15分で、テルフォードから路線バスで約30分という行き方もあります。
イギリス旅行の際には、ぜひアイアンブリッジ渓谷に立ち寄ってみてください!
アイアンブリッジ周辺施設
アイアンブリッジに訪れたらぜひ立ち寄りたいスポットを紹介します。
渓谷博物館(Museum of the Gorge)
フィルムや模型などで当時の産業について説明してくれる渓谷博物館。
ブリスツ・ヒル・ヴィクトリアン・タウン
ヴィクトリア女王がイギリスを 統治していた1837年から1901年のヴィクトリア朝時代を再現した屋外博物館。スタッフも当時の衣装を着ている為、当時の雰囲気を存分に味わえます。