「伝えるのは、命」をコンセプトにした日本最北の「旭山動物園」。かつての旭山動物園は閉園一歩手前で入場者数はどん底でした。そこで一念発起。もともと客寄せパンダ的なスター動物がいない旭山動物園は試行錯誤しながら、動物本来の魅力を引き出す「行動展示」を編み出し、絶体絶命のピンチから日本一の来場者数を誇る動物園に成長しました。
当時の園長いわく「陳腐なショーはやらない」、手のひらの肉球、毛並み、歩き方、日常の行動パターンなど動物本来の魅力を間近に見せることで、その性質を感じ取ることができると確かな理念が急成長に繋がり全国一の人気動物園になりました。そんな旭山動物園の魅力をタップリとご紹介いたします。
目次
なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、オンライン旅行代理店やレストラン予約サイトが提供するアフィリエイト・プログラムに参加し、サービス等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番はサービス等の提供会社により支払われる報酬も考慮されている場合があります。
【大人気の動物たちを紹介！】
あざらし館
「マリンウェイ(円柱水槽)」を通るアザラシ
屋外は北海道の漁港をイメージして漁船やテトラポットを展示し、アザラシの野生環境を知っていただくために、ウミネコやオオセグロカモメ、オジロワシも一緒に飼育しています。
また、館内には優雅に泳ぐ姿が見られるマリンウェイ(円柱水槽)や大水槽、北海道の海に生息する魚類を観察できる水槽があります。陸上と水中では全く違った動きをするアザラシにぜひ注目してくださいね。
漁港をイメージした「あざらし館」のプール
ほっきょくぐま館
奥に見えるのが覗きカプセル「シールズアイ」
左側にある巨大プールでは、巨大なホッキョクグマの泳ぐ姿や手・足の裏、毛並みまではっきり見え、運が良ければダイナミックで迫力満点な飛び込む瞬間が見られます。
「シールズアイ」と呼ばれる大人用と子供用の覗きカプセルが設置されており、カプセルからホッキョクグマを間近で観察できます。このシールズアイはアザラシが氷の穴から顔を出すイメージで作られました。
優雅に泳ぐホッキョクグマ
ぺんぎん館
大人気の「ぺんぎんのお散歩タイム」で運動不足を解消！
ペンギンは空を飛ぶことはできないですが、「水中トンネル」から見るペンギンは水の中では物凄いスピードで泳ぎます。一瞬、「え？ペンギン？」と思うほど鳥のように素早く動き回り、改めて鳥の仲間だということを実感できます。
また、冬期限定で行われる大人気の「お散歩タイム」は、なんと運動不足解消のために行われているんです。お散歩は観客の目の前をヨチヨチ歩いてくるので、ペンギンをビックリさせないようにマナーを守って見ましょう。
「水中トンネル」から見える泳ぐペンギン
広告
もうじゅう館
せり出した檻の真下から見るフサフサ毛並みの「ユキヒョウ」
アムールトラ、ライオン、ユキヒョウ、アムールヒョウ、クロヒョウ、ヒグマを飼育している「もうじゅう館」。
どの動物もまさに動物界の中では恐れられている猛獣。
でも、そんな猛獣たちも様々な角度から観察をすることができる施設になっています。空中にせり出した檻の真下から見上げるユキヒョウやアムールヒョウは、フサフサの毛並みやその姿からは想像できないかわいい肉球を見られます。
「アムールヒョウ」も檻の真下から見ることができる
凛々しい「クロヒョウ」。近くで見るとやっぱりヒョウ柄！
北海道で恐れられている「ヒグマ」もお昼寝中。こんなかわいいヒグマなら「ヒグマ出没中」の看板も怖くないかも・・・
オオカミの森
オオカミの放飼場には木、岩山、小川があり、檻で区切った場所にはエゾシカも飼育し、まるで100年前の北海道の自然界を再現しているような施設です。
円形の放飼場を走り回ったり水浴びしたり、時には岩山の頂上で遠吠えをしたりと様々な姿を見せてくれます。円形の中心には360度見渡せるドーム型の「ヘアーズアイ」という観察場所から間近で観察できます。
オオカミを間近で観察できる「ヘアーズアイ」
そのほか様々な動物たち
広告
旭山動物園 園内地図
まだまだたくさん行動展示が見られる動物たちがいます。
樹上で生活をしていた「レッサーパンダ」が吊り橋を渡る姿、壁に備え付けてある鉄棒を使って軽やかに飛び回る運動神経抜群の「シロテナガザル」、ロッククライミング用のホールドや巨大ハンモック、たくさんのロープなどなど様々な仕掛けを軽々と空中散歩する「オランウータン」など魅力的な動物がたくさんいて楽しめます。
※動物によっては餌を揚げる「もぐもぐタイム」を実施しています。各門やパンフレットに時間が記載されているのでチェックしてくださいね。
【園内レストラン・ショップ】
レストラン「モグモグテラス」
旭山動物園 東門2F 「モグモグテラス」
「森の中のカジュアルレストラン」をイメージした、気軽にご利用できるカジュアルレストラン。いたるところに動物園らしい遊び心が見られます。市内を一望できるテラス席はおすすめです。
もぐもぐ食堂
正門をくぐると左横にあります。北海道のおいしい素材を味わえる食堂で、店内での食事はもちろん、テイクアウトもできます。店内では旭川ご当地ラーメン｢一蔵｣のラーメンを食べられます。
※旭山動物園正門
動物園中央食堂
あざらし館の無料休憩所内にあるファーストフード・軽食・ドリンクなど揃っています。旭山動物園オリジナルのランチBOXは人気が高いです。
※あざらし館内
ショップ「モグモグプラット正門店」
ショップ前にある大人気のガチャポン「スノードーム」
旭山動物園の正門をくぐると左横にあります。旭山動物園のかわいいキャラクターグッズがたくさん所狭しと並んでいます。
お土産や記念にいかがですか。
また、園内の何箇所かにガチャポンがおいてあり、これが大人気なんです。一回300～400円程度。
旭川の有名な酒蔵「高砂酒造」の日本酒。かわいくて飲むのがもったいない！
旭山動物園
- 北海道旭川市東旭川町倉沼
- 0166-36-1104
- 9:30～17:15(夏期) 10:30～15:30(冬期)
- 不定休
- 《入園料》大人(高校生以上)：820円、小人(中学生以下)：無料
のおすすめホテル
