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■早起きして入場チケットを買いに行こう!
アンコールワットの日の出は時期によって開きがあり、1月は6時30分ごろ、4月は6時15分ごろ、10月は5時50分ごろ。前日の夜にホテルのフロントで確認しておきましょう。この時にトゥクトゥクのチャーターもお願いしておくとベター。シェムリアップ市内からアンコールワットまでの移動時間は20分程度。入場チケットの購入、遺跡内の移動を考えると、日の出の1時間前にはホテルを出発しておきたいところです。
【注意!】2016年春から入場チケットの売り場が移転しています
前日の夜にシェムリアップ入りして、まだチケットを持っていない場合もご安心を。アンコール遺跡エリアの入場チケット売り場は5時30分からオープンしています。トゥクトゥクの運転手に伝えれば立ち寄ってくれますが、2016年4月から売り場が移転しているので注意。以前は市内とアンコールワットへ向かう途中の道にありましたが、新しいチケット売り場は市内の「グランドパノラマ博物館」の隣にあります。
チケットは1日パス(20USドル)、3日パス(40USドル)、7日パス(60USドル)の主に3種類。現地の物価で考えると少々お高めに感じますが、このパスひとつでアンコールワットはもちろん、バイヨン寺院、プノン・バケン、タ・プロームなど、周辺の遺跡も見られます(コーケー、ベン・メリアなど、遠方の遺跡は別途入場料が必要です)。
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■アンコールワットは日の出前からにぎわってます!
アンコールワットに到着したら、辺りは歩ける程度の明るさになっている頃。トゥクトゥクの運転手は遺跡の入口付近で待っていてくれるので、必ず戻り時間を確認してから入場しましょう。お堀の周りや参道の途中には既に朝日を待つ人だかりができているはず。まだ完全に目覚めていない体で石畳の参道を歩くのは少々大変ですが、明るくなればだんだん慣れてくるのでがんばりましょう!
朝日の定番撮影スポットは、最初の門をくぐって次の門へ向かう左手にある「聖池」です。超有名撮影スポットなので、人だかりがひと際できているはず。ここは日中も「逆さアンコールワット」が撮影できるスポットとして有名。ここからだとアンコールワットの背景から朝日が昇る光景が見られます。なお、太陽が出てくる左右の位置は季節によって変わります。
■朝日の絶景を撮影しよう!
早起きしてようやく聖池にたどり着いたら、やはり綺麗な写真を撮りたいところ。でも、まだ薄暗い中での写真撮影はちょっと大変ですよね。こちらでは難しい準備なく一眼レフカメラやミラーレス一眼で朝日を撮るための簡単なコツをいくつか紹介!
三脚は不要!手持ち撮影で大丈夫です!
暗いところの撮影で気になるのはやはり「手ブレ」。でも、ここで撮りたいのはあくまで「朝日」なので、寺院の建物は多少暗いほうが朝日が際立ちます。シャッターを押している間にカメラが動いて起こる「手ブレ」ですが、一般的に手ブレが起きないシャッタースピードは15分の1秒(1/15)までと言われています。朝日の明るさならば、それより短いシャッタースピードで撮影できちゃいます。
また、池の反射まで撮りたいなど、少し明るめに写したければISO感度を上げるのも有効です。ISO感度を上げると画質が荒くなりますが、同じシャッタースピードでより多くの光を集めることができます。最近のカメラは性能が上がっているので感度を多少上げても綺麗な写真が撮れますよ。
マニュアルフォーカス&無限遠でピンぼけ防止!
暗くてモノがはっきり見えない場所では、オートフォーカスが作動せずにシャッターが押せないことも。そこで聖池から朝日を撮影する際は、レンズをマニュアルフォーカスに設定し、ピントを無限遠(レンズのピント合わせの部分に「∞」と書かれている位置)に合わせてみてください。アンコールワットの姿もピントが合って写ります。
カメラの「ホワイトバランス」を変えて遊んでみよう!
手ブレ、ピンぼけの不安が解消できたらどんどん撮影してみましょう。なお、日の出や夜景の撮影ではホワイトバランスの設定を変えてみると印象の異なる写真が撮れます。ホワイトバランスとは、カメラの感じる「白」の基準を変える機能。私の使っているニコンの一眼レフカメラでは、オートのほか、電球、蛍光灯、晴天、フラッシュ、曇天、晴天日陰などのホワイトバランスが選べます。ホワイトバランスを使いこなすと、クールな印象だったり温かい印象だったり、同じ風景でもいろんな表現が楽しめますよ!
朝日を見た後はそのままアンコールワットを見学することももちろんOK。入場パスは時間内なら何度も入場できるので、一旦ホテルに戻って朝ご飯というのもいいでしょう。撮れたて写真をSNSに送信して、家族や仲間と感動を即共有というのも素敵ですね! ぜひ、最高の絶景を写真でお持ち帰りして下さいね。
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