秋田県といえば思い浮かぶものは何ですか? きりたんぽ、あきたこまち、稲庭うどんなど、おいしい食材がたくさん思い浮かぶことでしょう。旅をするなら、おいしい料理はもちろん外せませんが、実は歴史ある名湯があることでも知られるのが秋田なのです。その中には1000年を超える歴史のある名湯もあって、新緑に紅葉と季節ごとの景観が美しい自然の中で浸かる温泉は身も心も癒してくれます。こちらでは部屋付き露天風呂のある宿など、紅葉シーズンにぜひ訪れたい秋田で評判の温泉宿を紹介します。秋田美人の故郷に流れる湯に浸かって、あなたも心から綺麗になってみてはいかが?
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秋田のホテル事情
秋田の主要宿泊エリア
JR秋田駅から半径1km以内の範囲には、ほとんど駅の西側に20軒ほどの上品なアーバンホテルや機能的なビジネスホテルなどがあります。田沢湖から北東に10kmほどの所にある乳頭温泉郷には7軒の温泉旅館が営業しています。男鹿半島北部の海岸に近い場所にはオーシャンビューの観光ホテルや高級温泉旅館などが合わせて8軒ほどあります。そして大館市にも10軒ほどホテルが営業しています。
秋田へのアクセス
新幹線利用の場合、東京駅からまず盛岡駅までは東北新幹線、盛岡駅からは秋田新幹線に乗り換えて秋田駅に着きます。東京駅から秋田新幹線こまちに乗れば、乗り換えなしで3時間50分ほどで秋田駅に到着します。飛行機利用の場合、羽田空港から秋田空港までは1時間10分ほどです。秋田空港からは秋田駅まではバスが運行していて所要時間は35分ほどです。
秋田の主要観光地
「田沢湖」は423.4mの最大深度を持つ日本で最も深い湖で、真冬でも湖面が氷結することがなく差し込む太陽光の鮮やかさで知られています。遊覧船や貸しボートなどが評判で人気の観光スポットです。北東10km先には国民保養温泉地のひとつ、「乳頭温泉郷」があります。また男鹿半島には夕日が美しい「入道埼灯台」や1947年から営業している「男鹿温泉郷」などがあります。男鹿半島は伝統行事「なまはげ」でも有名な場所です。
秋田の名物・グルメ
秋田を代表するグルメと言えば、「きりたんぽ鍋」です。うるち米を巻き付けて焼いたきりたんぽをメインに、比内地鶏やネギなどを加えて作られています。秋田県南部発祥の「稲庭うどん」は手延べ製法で作られる干しうどんです。日本三大うどんのひとつに数えられていて、細めの麺はそうめんに近い食感です。乾麺のほか、半生麺も販売されています。
秋田のお土産・伝統工芸
「大館曲げわっぱ」は大舘市で作られている伝統工芸品(曲げ物)です。天然秋田杉の薄い板を曲げて作られる食器で、弁当箱やおひつなどに利用されています。秋田杉の木目の美しさや良い香りなどが高級感があると人気です。熱湯に弱い・痛みやすいなどの短所もありますが、秋田県を代表する工芸品としてお土産にも喜ばれています。
秋田観光のお得な切符・周遊券
JR男鹿駅から男鹿半島の観光スポットを巡る「なまはげシャトルバス」が2018年7月から運行されています。男鹿温泉郷・男鹿水族館GAO・入道埼灯台などシャトルバスの全区間が一日乗り放題で3500円・二日乗り放題で4500円になります。なお前日までに予約しておくと、なまはげシャトル(相乗りタクシー)西海岸便の全区間(門前・桜島などを含む)も乗り放題になります。
秋田観光でおすすめのホテルを紹介!
■乳頭温泉郷 妙乃湯(たえのゆ)
最初におすすめする秋田の紅葉露天が愉しめる旅館・宿泊施設は「乳頭温泉郷 妙乃湯(たえのゆ)」。十和田八幡平国立公園内に位置する乳頭温泉郷の「妙乃湯」は、「金の湯」と「銀の湯」という2種類の温泉を有し、7つの湯舟が自慢です。渓流や滝を感じながら、森に抱かれているような気分になる露天風呂もあります。混浴風呂もありますが、女性は専用のバスタオルが利用できます。きりたんぽ鍋やきのこ汁など、秋田の郷土料理が供される食事も大変好評です。
■男鹿温泉 別邸つばき
次に紹介する秋田の紅葉露天が愉しめる旅館・宿泊施設は「男鹿温泉 別邸つばき」。平安時代、坂上田村麻呂が東征の折に見つけたとされる男鹿温泉。江戸時代より1000年以上にわたって湯治場として栄えてきた歴史があります。「別邸つばき」は、庭園露天風呂と内湯があり、料理は地産のアワビや山菜、比内地鶏や秋田牛といった男鹿の幸がいただけます。「あきたびじょんルーム」は秋田の木材を使用した客室で、広々とした空間に海が一面見渡せる景観の良さが魅力です。
男鹿温泉 結いの宿 別邸 つばき
日本 / 秋田 / 男鹿半島・能代 - 旅館
- 4.5
- [ホテル・旅館詳細情報]
- 秋田県男鹿市北浦湯本字中里81 [ホテル住所] 地図を見る
- チェックイン: 15:00/チェックアウト: 10:00/部屋数: 40
■温泉旅館ゆもと
次に紹介する秋田の紅葉露天が愉しめる旅館・宿泊施設は「温泉旅館ゆもと」。大湯温泉も坂上田村麻呂の東征の際に発見したとされる、600年以上の歴史を誇る名湯です。江戸時代から湯治場として栄え、藩主が使った湯としても有名。現在では「子宝の湯」として評判です。前日までに予約すれば、貸切露天風呂の利用も可能で、温泉付き客室もあります。名物の石焼き料理が楽しめるプランや、年配者向け「湯治プラン」も用意しています。