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金谷美術館の紹介①芸術的な本館の外観
本館の外観
千葉県冨津市と安房群鋸南町に位置する鋸山では、かつて室町時代から昭和57年まで房州石と呼ばれる石材が切り出されていました。まさに鋸山の石で栄えた町なのです。｢石と芸術のまち金谷｣の石とはそれが由来です。金谷美術館の本館は鋸山の石切り場をイメージして建てられました。今も残っている鋸山の石切り場跡も合わせて観光すると、その発想に納得できることでしょう。
金谷美術館
- 千葉県富津市金谷2146-1
- 0439-69-8111
- 10:00～17:00（最終入場16:30）
- 水曜（祝日の場合翌日）、展示替え期間
- 入館料は展覧会により異なる。小学生未満の方、障害者手帳をお持ちの方ご本人のみ入館無料
金谷美術館の紹介②本館展示品
館内の様子
本館内では2、3ヶ月ごとにコンセプトを変えた企画展が催されています。常設展は行っていないので、その都度異なった作品を楽しめるのが魅力。作品は展覧会によって、古美術から現代アートまで幅広く集められています。館内の作品は寄贈されたものや、貸与されたものなどが並び、多くの人から支え、愛されながら運営されているこの美術館の暖かさを感じられることでしょう。
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金谷美術館の紹介③中庭のオブジェ
中庭のオブジェ
中庭ではユニークなオブジェをたくさん見られます。館内を鑑賞した後の散歩にもおすすめ。新しい作品が並ぶこともあり、訪れるたびに違った作品と出合えるかもしれないという楽しみがあります。また、一面に敷かれた芝生は、地元の小学生や地域住民の方々、ボランティアの方々の手によって整備されており、町おこしの事業の一環としての取り組みだということがここからもよくわかります。
金谷美術館の紹介④別館は有形文化財
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別館「石蔵」
別館の｢石蔵｣は名前の通り石造りで見応えがあります。2010年1月、国の登録有形文化財に指定されており、かつて鋸山の石の切り出しで栄えた町ならではの建造物です。建物の一部には鋸山から切り出した桜目の房州石が使われていて、その部分は薄いピンク色をしています。この石蔵の中でも作品を展示していますが、展示作品を含めて石蔵全体がひとつのアートとして存在感を醸し出しています。
金谷美術館の紹介⑤さまざまなイベント
過去の作品展の様子
過去には弦楽器によるバロック音楽の演奏会を開催したり、金谷のまちの歴史を探るシンポジウムが開かれたり､スケッチ講座なども行われています。毎年秋には金谷美術館コンクールも開かれ、16歳以上なら誰でも参加可能です。応募にあたりテーマに制限はなく、広いジャンルの作品を募集しています。入選、入賞作品の特別展も開催されるので、応募する人にとっても見る人にとっても楽しみなイベントです。
金谷美術館
- 千葉県富津市金谷2146-1
- 0439-69-8111
- 10:00～17:00（最終入場16:30）
- 水曜（祝日の場合翌日）、展示替え期間
- 入館料は展覧会により異なる。小学生未満の方、障害者手帳をお持ちの方ご本人のみ入館無料
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