
家財道具の処分方法は?処分業者の費用と注意点も解説
更新日: 2025年3月27日
実家の片付けや財産を整理するにあたって、家財道具の処分をしなければならないケースがあります。現金化できそうな貴金属や家財道具、コレクターズアイテムなどは買取専門業者やオークションサイト、フリマアプリを利用して現金化しましょう。経年劣化が著しく売れない家財道具は処分することになります。処分するには、自治体の定める粗大ごみとして回収してもらうか、引っ越しをする予定があるのなら引越し業者の不用品引き取りサービスの利用、不用品回収業者への依頼が考えられます。特に不用品回収業者はいらない家財道具をまとめて引き取ってくれるので便利ですが、料金の設定が業者ごとにまちまちなので、相見積もりをとるなど事前の確認をしたほうがよいでしょう。
同一ページ内に掲載される各商品等は、費用や内容量、使いやすさ等、異なる観点から評価しており、ページタイトル上で「ランキング」であることを明示している場合を除き、掲載の順番は各商品間のランク付けや優劣評価を表現するものではありません。
なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、Amazonアソシエイト他、複数のアフィリエイト・プログラムに参加し、商品等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番には商品等の提供会社やECサイトにより支払われる報酬も考慮されています。
家財道具の処分にはどんな方法がある?
実家にある父母共有の土地や財産の法定相続人に子供たちがなった、あるいは離婚によって財産や荷物の分配をしなくてはならないなど、家財道具の処分をせまられるケースはさまざまです。そんなときどのような方法で家財道具を処分するのがよいのでしょうか?家財の現金化から廃棄まで、さまざまな方法を検証しましょう。
売れる家財道具は現金化で処分
不用な家財道具のなかでも、値打ちがありそうで状態がよいものは現金化を考えてみましょう。しかし一口に現金化といっても、どのような家財をどこで現金化すればよいのでしょうか?
これぞ日本の伝統 質屋を利用
家財道具の中でも貴金属類やブランドバッグなどは、「質屋」に預けることで現金化できます。「質」は太古から続く貸金・換金システムで、古くは古代ギリシャやローマ帝国の時代からあったとされ、日本の伝統的な質屋のおこりは鎌倉時代と伝えられています。質屋に預けた品物は一時的な担保となるので、手放すのが惜しくなれば買い戻すこともできますが、一定期間が過ぎると「質流れ」といって市場に回されてしまうので気を付けましょう。
買取業者に買取を依頼する
家具や家電製品、CD・レコードなどは買取専門業者やリサイクルショップで売却できます。基本的には美品であることが求められますが、中には古くてもプレミアのついているアナログレコードなどもあり、高価格で換金できます。また、壊れた家電やオーディオでも、価格は安いですがジャンクパーツとして買い取ってくれる業者も存在します。
オークションサイトやフリマアプリで現金化
家財道具を現金化する方法として、オークションサイトやフリマアプリに出品する方法もあります。個人間でのやりとりとなりますので、トラブルのリスクもありますが、インターネットやスマホが使えれば誰でも出品でき、業者の買取よりも高価格で売れることもあります。出品の手間が許容できれば、ネットオークションやフリマアプリも選択肢のひとつとして考えてみましょう。
家財道具の買取値段と処分料金の相場
家財道具を現金化するときに気になるのが、その買取価格です。貴金属や家具類など、売却する家財道具の種類によって買取価格には違いがあります。家財のジャンルによる買取の傾向をみてみましょう。
タンスや食器棚など家具の買取相場
家財道具の中でも家具類は現金化がしやすいジャンルです。特にアンティーク家具は専門の買取業者に査定をお願いすると、意外な高値がつくこともあります。そのほかの一般家具もブランドによっては高価格で買い取ってもらえます。しかし、家具の買取相場は使用状態によって大きく変わります。特に大きな傷や汚れがあると買取できないこともあり、その場合は処分を考えなくてはいけません。
貴金属類の買取相場
指輪やネックレスなどの貴金属類は、査定価格が日々変動します。特に金やプラチナなどは相場の変動によって買取価格も上下しますので、なるべくなら値が上がっているときを狙って現金化したいところです。貴金属の価格相場はインターネットで確認できますので、買取を考えるなら調べてみましょう。
そのほかに買取できるものは?
貴金属や家具以外にも現金化できる家財道具はあります。家電類は中古でも状態が良ければ、リサイクルショップなどで買い取ってもらえます。また、新品を購入するときに古いものを引き取ってくれたり、そのぶん購入代金割り引かれたりするサービスもあるので、メーカーや販売店に問い合わせてみましょう。また、趣味の切手、フィギュアなども現金化でき、ものによってはプレミアがついて高価格で買取される場合もあります。
売れない家財道具の処分方法は?
買取にまわせない家財道具は廃棄して処分するしかありません。しかし、大きな家財は普通に捨てられません。では、どのように処分すればよいのでしょうか?
粗大ゴミとして自治体に回収してもらう
劣化や汚れが著しく現金化できない家財道具は、粗大ゴミとして自治体に回収してもらう方法があります。粗大ゴミ回収は各自治体によって料金や回収方法が違いますが、自治体が発行する回収シールを購入し、捨てたい家財に貼り付け、指定された日時に出すのが一般的です。回収シールは地域のコンビニなどで購入できますが、粗大ゴミの分類によって料金に違いがあるので事前に調べておきましょう。
引越し業者の回収サービスを利用する
もしも家財の処分と同時に引っ越しも考えているならば、引っ越し会社の不用品回収サービスを利用することもできます。引っ越し会社のなかには、引っ越し時に出た家具や家電のいらないものを引き取ってくれるサービスを導入しているところがあります。引っ越しの依頼をするのが前提となりますが、家財道具の処分方法としては、引っ越しの当日まで家電などを使えるので大変便利です。
回収業者や片付けサービスに依頼
売却できない家財道具があまりに多い場合や時間が限られているときには、不用品の回収業者やお家の片付けサービスを利用するとよいでしょう。回収業者や片付けサービスの利用には費用がかかりますが、お金を払った分だけ不要な家財道具をきっちり回収してくれます。家財道具の処分に困ったら、最終的にはこれらの業者の利用を考えましょう。
回収業者の家財道具処分 料金相場は?
家財道具を処分したいときに便利なのが、不用品の回収業者や家の片付けサービスです。しかしこれらの業者を利用するには料金がかかります。業者や家財ごとに違う料金相場の傾向をみてみましょう。
回収業者の相場
不用品の回収業者に家財道具の引き取りを依頼すれば、当然費用がかかります。引き取り料金はその業者の規模や運営状態によって違いますが、トラック1台分でおよそ2~3万円程度が相場です。また、処分を依頼する家財道具によっても変動し、フロンガスを含む旧式の冷蔵庫やエアコン、ブラウン管モニターなどは追加で処分費用がかかることもあります。
片付けサービスの相場
家財道具の処分に片付けサービスを利用する場合はお住まいや実家など建物の大きさで料金が変わります。片付けを依頼する部屋の平米数によってや間取りで計算されることが多く、片付け料金は2DKで5万円前後など、不用品回収業者に比べて運び出しの作業賃などが含まれるので割高になります。
相見積をとろう
家財道具の処分を業者に依頼するときは、必ず複数の業者に見積りを依頼しましょう。処分業者によって料金やサービス内容はまちまちなので、事前の比較検討が必要です。見積りはインターネット経由でとれる業者がほとんどなので上手に利用するとよいでしょう。
家財道具処分の経験談と注意点
家財道具を処分するときに気をつけたいのが、処分業者が悪質業者ではないかどうかの見極めです。不用品回収業者の中には、個人情報を流出させたり、回収したものを正規のルートで処分せずに不法投棄したりする業者も存在しています。そのような業者を見わける方法として、「一般廃棄物収集運搬業許可」をもっているかどうかが判断材料となります。また、遺品整理などのデリケートなケースでは、経験者にアドバイスを求めてもよいでしょう。
トラベルブックがおすすめする不用品回収業者はこちら!
家財道具を処分して身の回りもスッキリ
家財道具の処分には、大別して現金化と廃棄の2通りの方法があります。家財道具を廃棄するとなると処分費用がかかるので、なるべくなら現金化をしたいところです。そのためには日頃から家財は大切に扱い、良い状態を維持しておく必要があります。また、親孝行がてら実家の整理を少しずつ始めておくと、いざというときに慌てずに処分ができます。日頃の生活を快適にするためにも、不用なものはため込まずに都度処分して、身の回りをスッキリさせておきましょう。
不用品回収に関連する記事
コスメ・スキンケア、健康食品・サプリメント、ヘアケア、ダイエット、脱毛など、あらゆる切り口から自分らしい便利な暮らしをサポートします。「めったに起こらない」が起きた時、解決のヒントがここにある。
- コンテンツポリシー: https://www.travelbook.co.jp/themes/our_contents/
- Travelbook編集部: https://www.travelbook.co.jp/authors/author-5/