二階のタンスを処分するには?その方法とワザを徹底解説

二階建ての家の部屋にあるタンスを処分するためには、大きく分けて三つの手段があります。まずは自分で行う方法。しかし家の外に上手に出すためには人手や労力もかかりますし、経験や技術がないと、作業中に危険が伴う心配もあります。次に、自治体や民間業者に依頼をする方法。これが一番オーソドックスで労力もかかりませんが、住んでいる地域やお願いする業者などにより、さまざまに費用や条件が変わってきます。そして最後に、ただ処分するだけでなく、売り払うなどして少しでも利益をあげ、かかる費用を補填しようというものです。いざ廃棄を決意しても、なかなか実行するのは大変な二階のタンスの処分ですが、ぜひこの三つの選択肢を活用して、上手に賢く行いましょう。

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二階のタンスを処分する方法その一 自分で降ろす

まず、ごみに出すにせよ引き取り依頼をするにせよ、タンスを二階の部屋から外まで搬出する作業を自分で行うための方法です。自分で行う以上、費用はかかりませんが、その代わり手間ひまや時間、労力がかかります。さらに作業にある程度習熟していないと、ケガを負うなどの事故の心配も起きやすいですから、十分気をつけて行いましょう。

解体してから可燃ゴミへ

タンスはそれほど複雑な作りをしているわけではありませんので、婚礼ダンスなどの大きなものでも、解体すること自体は想像するほど難しくはありません。バールやハンマー、ノミなどの道具を用意して、作業を始めます。まずは引き出しを全て取り出し、天板を横板との継ぎ目にノミを差して外してから、次に中板をバールを使って外していきます。取り出した引き出しは、そのままでも二階から階下まで運べますが、もし解体するならば、組みつぎの場合ハンマーで内側の部分から叩けば簡単にばらせます。

人手を使って運び下ろす

解体するのはおっくうだけど、二階からのタンスの移動くらいは自分で……そんな方もいらっしゃるかもしれません。その場合、まず一人で作業するのは無理なので、人出を用意する必要があります。さらに、二階の部屋から階段、そして一階までと、タンスが曲がることが出来る幅が確保されていることが必要です。運搬中に引き出しが滑り出さないようテープで止めた後、毛布などでタンス全体をくるみます。そして慎重にタンスの位置を調整しながら降ろしていきます。

自分で行う際の注意点

これらの作業を自分で行う場合、いくつか注意点があります。まずは安全に十分気をつけること。軍手などを装着するのはもちろんですし、子供に手伝いをさせるなどはもってのほかです。解体した木材を可燃ゴミとして出す場合は、自治体によって規定がありますが、一例ですと30センチを超える耐久消費財(長期間使用できるもの)は粗大ゴミの範疇に入り、可燃ゴミとしては出せません。二階からタンスを運び出す際には、もし賃貸の家であれば専用のシートで養生してやり、壁や床などを傷つけてしまわないように気をつけることも必要です。

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二階のタンスを処分する方法その二 自治体や引っ越し業者に引き取り依頼する

二階のタンスを自分で処分ができなければ、その作業を誰かに依頼する必要があります。その依頼先としましては、大きく二つあります。お住いの自治体に回収をお願いするか、民間の業者のサービスを利用するかです。手間が省けるぶん、費用がかかってしまうのは仕方がないですし、その内容も公的なものと民間のものでは変わります。一つずつ見ていくことにしましょう。
粗大ゴミの処分ということでは、まず真っ先に思いつくのが自治体に依頼するという方法ではないでしょうか。それぞれお住まいの地域の取り決めを確認する必要がありますが、大まかには、受付センターに申し込みをし、処理券シールをコンビニなどで買って貼り付け、指定された場所に運び出しておき回収されるのを待つ、という流れになります。直接自分でごみ処理場に持ち込むことも可能ですが、その際は手数料が安くなる場合も。しかし当然、タンスを運ぶにはそれなりの容量のある車両などが必要になります。

引っ越し業者の場合

もし引っ越しをきっかけに二階のタンスを廃棄処分しようとしているのであれば、引っ越し業者に依頼することもできます。業者によってサービス内容はさまざまですが、引っ越し費用とは別見積もりで、二階のタンスの運び出しと処分を行ってもらえます。もちろん引っ越しのプロですから、二階の部屋からの移動から養生まで、安心して任せられますが、引っ越しするという前提がなければタンスの処分のみだけ依頼はできませんし、そもそもそのサービスを行っていない業者も。さらに、タンスの状態やお住いの地域によっては引き取り不可の場合もありますので、個別に確認する必要があるでしょう。

依頼する際の注意点

自治体に粗大ゴミの処分をお願いする場合、注意しなければならないのは、二階にあるゴミを運び出す作業までは、ほとんどの自治体では行っていないということです。なので指定された場所まで自分で搬出せねばなりません。ただし、自治体によっては65歳以上の高齢者であったり、障害を持っていたりして、二階からの運び出しが極めて困難な場合、清掃事務所の方で移動を手伝ってくれるという特例もあります。当てはまるという場合は、ぜひ問い合わせをしてみてください。

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二階のタンスを処分する方法その三 リサイクルショップなどで買取してもらう

二階のタンスを自分で処分するにせよ、依頼するにせよ、そのための費用がかかるのは仕方のないことです。しかしどうせならできるだけ料金を抑えたいもの。その場合は、処分するタンスが買取の対象にならないか、検討してみるのもいいでしょう。ものによってはいくらかの値がつき、他の費用を補填できるかもしれません。いくつかの選択肢の中から三つ紹介します。

リサイクルショップへ持ち込む

もし、廃棄処分したいタンスがブランド品などで付加価値があるのであれば、買取してもらえる可能性があります。ただ近年、大型家具はあまり流通価値がないと判断される場合も多いので注意が必要。ひと昔前と違い、新築の家にはクローゼットなどが備え付けられているのが一般的で、その需要が減っている、というのも理由の一つです。さらに搬出に関しても、お店によっては二階からの搬出に手間がかかるぶん、割増費用を当てられることもありますので、見積もりの際は確認しましょう。

ヤフオクやメルカリなどを利用

近年盛んなネットオークションやフリマアプリを利用する方法もあります。処分費用がかからずに現金化できるのがメリットですが、それまでにいくらか利用経験がないと、少しとっつきにくいかもしれません。まずは個々のサイトに登録をし、タンスの写真と説明文を寄せて出品する、という流れになります。ただし、家電商品などの気軽なものならまだしも、ベッドや家具などの大型のものは、買い手がなかなかつかなければ当然処分が先送りになってしまいますし、別に配送の手続きも必要です。さらに、ネットでの個人間のやりとりにはトラブルが発生する可能性もありますので、上手に利用したいものです。

用品回収業者に依頼する

用品回収業者の中には、処分品の買取を行っているところもありますので、問い合わせてみるのもよいかもしれません。その際の搬出の費用から、逆に引き取りの費用が発生してしまう可能性まで、業者によって対応はさまざま。服などのタンスの中身が入っていても構わない場合もあります。ただ一つ注意せねばならないのは、一般廃棄物処理業の許可を得ていない、違法な粗大ゴミ回収業者も存在し、トラブルの事例が増えている、ということ。無料で引き取り可、と言っておきながら、後から新たに高額な費用を請求するという悪質な例も。もし利用する場合、少しでも疑いがあるのであれば、区市町村の窓口に電話するなどして、正当な業者かどうかの確認をしてもらいましょう。

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二階のタンスを賢く処分するために

二階にあるタンスを処分するために、まずしなければならないのは、自分が何を優先するのかをはっきりと決めることです。あとはとにかく費用を抑えたいのか、それとも解体や廃棄などの労力を抑えたいのか。あるいは買取サービスを利用して、少しでも利益を上げたいのか。それが決まれば、自ずとするべきことも、業者に要求することも見えてきます。それらの優先順位を明確にした上で、賢く不要なタンス処分を行なっていきましょう。

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