外国コインには種類がある！買取価格の相場と業者の選び方

外国コインには地金型金貨と収集型金貨の2種類があります。地金型金貨は金や銀、プラチナなどの貴金属への投資を目的として製造されているため、金属の価値が査定額になります。一方で収集型金貨はコレクションを目的として流通しているものです。市場や希少価値によって買取金額が変化します。特徴に合わせて売る時期も考慮しなければなりませんが、パンダ金貨やプルーフ金貨、ソブリン金貨などは高価買取の対象なので、なるべく早めに現金化することをおすすめします。外国コインを換金する方法は大きく分けて、銀行で両替する手段と買取業者に依頼する手段です。買取業者は身近なところだと、リサイクルショップや質屋が挙げられますが、それらは硬貨の価値を捨てるのと同じなので外国コインの買取は専門店に依頼しましょう。専門店は店頭に出向くことなく、家で整理や処分ができるのがメリットです。プロの鑑定士が正しい価値を見出してくれますよ。

外国コインとは何か

外国コインは日本国外で発行された硬貨のことです。海外コインとも呼ばれることがあります。デザインにもさまざまな種類があり、動物や植物、権力者など多種多様です。外国コインの種類は主に2種類。地金型硬貨と収集型硬貨です。この2つの違いは硬貨の価値がどこにあるかです。それぞれの違いを見ていきましょう。

地金型硬貨

地金型金貨とは貴金属の投資を目的にしたコインのことをいいます。金や銀自体に価値があり、査定額はその金属の相場によって決まります。売るタイミングがよければ、高価買取になる可能性もあります。特に金や銀、プラチナを使った硬貨が人気を集めています。

収集型硬貨

収集型硬貨とはコレクションを目的としたコインです。デザインの美しさや歴史的価値によって買取金額が決まります。発行枚数が少ない希少価値のある硬貨やコレクターから人気の硬貨は高価買取の対象です。

外国コインの相場

外国コインは「金属の価値」と「デザインの価値」の2面から価値が判断されます。それぞれ特徴を見ていきましょう。

日本で高価買取になる外国コイン

まず、収集型硬貨は価値があまり変わらないのが特徴です。デザインや出来事自体に価値があるので、高額な現金化が望める硬貨はほぼ決まっています。記念硬貨の中でも特に人気なのは「オリンピック記念硬貨」です。特にソウルオリンピックやアテネオリンピックで発行された記念硬貨が人気を集めています。1964年に日本で行われた東京オリンピックの記念硬貨も人気があり、今でもコレクターの間で需要が高まっています。その他、ナポレオン3世が描かれているナポレオン金貨やカナダで発行されているメイプルリーフ金貨、中国で発行されているパンダ金貨などです。ナポレオン金貨は1万円から20万円、メイプルリーフ金貨は5千円から20万円と幅が広いのも特徴です。特にパンダ金貨とパンダ銀貨は毎年デザインが変わるため収集価値が高まっており、ものによっては100万円を超えることもありますよ。

買取価格は何で決まる？

金属の価値で決まる地金型硬貨は世界の市場動向で動いているため、毎日変化します。そのため、売りたいタイミングで貴金属の価値が下がってしまったということもよくある話です。コインの価値を捨てるようなことをしないためにも、貴金属の判断基準を知っておきましょう。貴金属の価値は大体の値を計算できます。計算式は「外国コインの重量×貴金属の純度×貴金属相場」です。売りたい外国コインや捨てようと思っている外国コインがある場合は、下取りに出す前に相場を把握しておくことをおすすめします。ただ、金や銀、プラチナを使っている硬貨は比較的相場が安定します。特にプルーフ金貨、ソブリン金貨、クラウン銀貨などは希少価値も高く、収集性の価値もあります。偽物が出回るほど人気です。本物ならば20万円近くの価値はありますよ。

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外国コインの現金化ができる場所

外国コインの換金場所は大きく分けて2つあります。1つは銀行や郵便局、外貨両替機などで両替するパターン、もう1つはリサイクルショップや買取専門店に依頼するパターンです。それぞれメリット・デメリットを整理していきましょう。

両替する場合

両替ができる場所は外貨両替機・外貨両替所・銀行・郵便局の4つです。両替機は端末に外国コインを入れるだけで現金化できるので時間がかからないのがメリットです。両替機は全国各地の駅や空港に設置されています。急にお金が必要な場合も対応できますね。両替所は両替機とは違い、書類や印鑑が必要な場合もありますが、対応している外国コインの種類が多いのが特徴です。両替する枚数が多い場合は高額紙幣対応の両替機か両替所がおすすめです。銀行と郵便局はこの4つ換金方法の中でも特に有名なのではないでしょうか。窓口での対応となりますが、書類を書けば現金化してくれますよ。新札に替えたい場合は金融機関で両替しましょう。しかし、売りたい外国コインが買取対象になっていないこともあるので、両替する際は事前に確認を取りましょう。また、この4つの換金方法全てに言えることですが、両替の場合は額面通りに換金されます。そのため、レートによっては日本円で出すと損をしてしまう可能性もあります。持っている外国コインがいくらか両替する前に把握しておきましょう。

買取査定に出す場合

外国コインを買取できる場所として挙げられるのは、リサイクルショップ・金券ショップ・買取専門店です。リサイクルショップは不用品を捨てずにリサイクルできるので便利ですよね。日用品とあわせて古銭や骨董品なども一緒にまとめて査定に出せることがメリットですが、売る商品と合っていない買取金額を提示されることがほとんどです。1円でも利益を出したいという方や捨てるつもりだったという方はリサイクルショップでもよいですが、利益を優先する方にはあまりおすすめはできません。引越しで処分する方や遺品整理を頼まれている方などに向いているでしょう。店舗によっては宅配買取や出張買取を行っているリサイクルショップもありますよ。金券ショップもリサイクルショップ同様に、外国コインに関しての知識や買取経験が浅いスタッフが多数いるのでやめた方がよいでしょう。外国コインをどうしても処分したいという方のみ利用するようにしてください。

外国コインの買取は硬貨買取専門店がおすすめ

外国コインを高価買取してもらうには下取りを依頼する業者選びが肝心です。買取専門店の中でも硬貨に特化した業者の方で下取りをしてもらった方がよいでしょう。ここでは硬貨買取専門店がなぜおすすめなのか解説していきます。

宅配買取や出張買取ができる

まず、硬貨買取専門店には店頭買取だけでなく、宅配買取や出張買取ができます。宅配買取は店頭に足を運ばずに自宅で売りたい商品を梱包して業者に郵送する方法です。梱包キットも業者側で用意してくれるので、店頭買取と比べるとさまざまな手間が省けます。もちろん、店頭買取には直接鑑定士と話せるメリットもありますよ。出張買取とは自宅にプロの鑑定士が来て下取りをする方法です。査定実績のあるきちんとした査定員なので売る予定の外国コインも正しく価値を見極めてくれますよ。店頭買取・宅配買取・出張買取の3つはそれぞれ異なる魅力があります。自分がやりやすい方法で依頼するのがよいでしょう。

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プロの鑑定士がアドバイスしてくれる

宅配買取の場合はメールや電話での対応になりますが、直接鑑定士と話ができるのもメリットの一つです。硬貨買取専門店にはプロの鑑定士が在籍しているため、売る時のアドバイスや注意点を聞けます。その場で追加査定を受け付けてくれる場合もあるので、下取りをしながら不用品を捨てるなど家の整理をすることが可能です。引越しのときに荷物の整理や処分を兼ねて一気にやるのもおすすめですよ。処分する予定のものでも値がつく可能性があります。

外国コインを売りたい場合は必ず2社以上買取査定をしましょう

硬貨買取専門店は高価買取を狙いやすいですが、独自の鑑定システムを導入している場合あるので、実際査定してみると鑑定額がバラバラだということも。1社だけだと相場がわからず損をしてしまう可能性もあります。せっかく買取に出すのだから価値を捨てることがないように、外国コインを買取に出す際は複数社で査定してもらうようにしましょう。何社か査定に出すことで自分の知識もついてくるのでおすすめです。

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