徳島の紅葉露天の旅館・宿泊施設５選：秘境・祖谷で秋の温泉に浸る

徳島県といえば、阿波踊りを最初に思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。しかし、鳴門の渦潮や奥祖谷周遊モノレール、日本三大秘境の1つである「祖谷」など、自然豊かな観光スポットがたくさんあります。特に祖谷では露天をはじめとする温泉が人気で、1960年代半ばに掘削されたアルカリ性単純泉は、疲労回復や美容などに高い効果をもたらします。県内はもちろん、県外からも多くの人々が訪れる秘境の湯として知られています。また、阿波牛や阿波尾鶏、山菜や川魚などの名物も充実しています。今回は、秋に行きたい徳島の自慢の宿を紹介します。

徳島のホテル事情

徳島の主要宿泊エリア

主要駅である徳島駅付近には一万円以下のリーズナブルなビジネスホテルが充実しています。徳島は四国地方の88カ所の寺院を巡る「お遍路」の出発地点でもあることから、各地に点在する寺院付近にもビジネスホテルや民泊施設があります。観光スポットの祖谷では、緑深い渓谷の風景を満喫できる、立地や食事が自慢のハイクラスなホテルがそろっています。

徳島へのアクセス

徳島県と本州は鉄道が通じていないので、車か高速バスでのアクセスが考えられます。関東から来る場合は、飛行機で羽田空港から徳島阿波おどり空港へ、所要時間約1時間10分の短時間での移動が可能です。時間に余裕がある場合はフェリーでの船旅もおすすめです。オーシャン東九フェリーでは、東京有明港から徳島新ターミナルへ、約18時間20分かけて来る便があります。

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徳島の主要観光地

四国の88ヶ所の寺院を巡るお遍路の出発地点でもある徳島県は、各地に歴史のある寺社仏閣が点在しており、自然の中で荘厳な空気に触れられます。秘境・祖谷では、葛類の自然のものだけで作られた長さ45m・幅2m・水面上14mの吊り橋「かずら橋」が有名です。すぐそばを流れる大歩危峡は吉野川の激流によって作られた渓谷で、遊覧船で絶景を堪能できます。

徳島の名物・グルメ

鳴門金時など豊富な農産物にも恵まれた徳島で、名物グルメとして広く知られているのが徳島ラーメンです。ダシに応じて色味が複数存在しバラエティ豊か、一ジャンルとして全国展開しているチェーン店がいくつもあります。祖谷では、その清流で獲られる鮎がおすすめです。塩焼きで振る舞っている店が渓谷付近にはいくつもあり、郷土料理の祖谷そばと一緒に、川の流れと自然を感じながら楽しめます。

徳島のお土産・伝統工芸

すだちやさつまいもなどの農産物、わかめなどの海産物にも恵まれた徳島には、お土産も数多くあります。徳島に本社を構えるハレルヤからは、ほろ苦いチョコ味の皮で白あんを包んだ「金長まんじゅう」がおすすめ。徳島産の牛乳で作ったミルク餡のマンマローザも徳島銘菓として知られています。徳島県の特産物「阿波和三盆糖」や、「元祖銘菓なると金時」など他にも数多くあります。

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■渓谷の隠れ宿 祖谷美人

徳島の紅葉露天が愉しめる旅館・宿泊施設の最初におすすめしたいのは「渓谷の隠れ宿 祖谷美人」。JR大歩危駅から車で約15分の場所にある「渓谷の隠れ宿 祖谷美人」は、祖谷峡にひっそりと佇む温泉宿です。2011年春にリニューアルし、9室ある客室にはすべて露天風呂が設置され、新館もオープンしました。テラスからは渓谷の迫力のある景観を眺めることができます。食事も人気があり、本格的な手打ちそばや、徳島県名物の「阿波牛」のステーキを味わえます。

■新祖谷温泉 ホテルかずら橋

メインのイメージ

2番目におすすめする徳島の紅葉露天が愉しめる旅館・宿泊施設は「新祖谷温泉 ホテルかずら橋」。囲炉裏を囲んで郷土料理を味わえる「ホテルかずら橋」は、JR土讃線大歩危駅から車で約15分の場所にあります。おすすめは「天空露天風呂」で、雲の上から山々を見下ろすような感覚で温泉に浸かることができます。また、秋には周囲が紅葉で染まります。囲炉裏を囲んだ食事会場では、鮎の塩焼きやそばなどの郷土料理を食べながら楽しい時間が過ごせます。

内部エントランス

■和の宿 ホテル祖谷温泉

メインのイメージ

次に紹介する徳島の紅葉露天が愉しめる旅館・宿泊施設は「和の宿 ホテル祖谷温泉」。「和の宿 ホテル祖谷温泉」は、日本3大秘境の祖谷渓の絶景を眺めながら、源泉かけ流しの露天風呂が楽しめる秘境の温泉宿です。自然をまるごと味わえる露天風呂では、秋には紅葉スポットに変貌します。ほかにも館内にある大浴場や、信楽焼の陶器風呂なども楽しめます。阿波牛や阿波尾鶏などの食事を目当てに宿泊する観光客も数多くいます。

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