
大理石テーブルの処分、粗大ゴミはNG?処分方法は?
更新日: 2025年2月20日
高級感が魅力の大理石テーブル。独特の美しい柄の天板に憧れて我が家に迎えた高級家具でも、引越しや模様替えが理由で処分を決意することもありますよね。大理石テーブルの処分方法として、不用品回収業者に廃棄を依頼する方法、リサイクルショップに持ち込む方法、多少時間がかかっても中古商品として自身で販売する方法などがありますが、その費用や、傷・欠けといったダメージや汚れのある中古品でも引き取りしてもらえるのかといった疑問が浮かびます。費用面・日時指定・運搬代行、何を重視するのかによって処分方法が違ってきますので、自分に合った大理石テーブルの正しい処分方法を深堀しながら検討してみましょう!
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オシャレでカッコイイ大理石、種類があるって知っていましたか?
石灰岩が地中でマグマの熱と圧力を受けて再結晶化し変質したものは、大理石と呼ばれます。白や黒、ベージュなどの多彩な色に加え、ひとつひとつ異なる表情ときれいな光沢があることが魅力ですね。比較的柔らかく加工がしやすいのですが、酸に弱くシミになりやすいことから主に壁やリビング、キッチンといった屋内の内装用石材として使われています。そんな大理石には「天然大理石」「人工大理石」「人造大理石」という種類があります。
それぞれの大理石の違いと特徴
「天然大理石」は中国雲南省大理で多く採れたことから大理石と呼ばれるようになった、自然岩を採石・加工したものです。現在ではトルコやイタリア等でも採石され、産地によって模様やカラーが異なり、ものによってはブランドとして価格が上昇している傾向にあります。対して、採石された石などの天然素材を含まない「人工大理石」。大理石に似た外観と質感を持ち合わせますが、成分的には大理石とは無関係です。天然大理石に比べると耐熱性は弱まりますが加工しやすいことから風呂場や洗面台、シンクといったところに利用されています。「人造大理石」はテラゾーなどと呼ばれ、天然大理石を粉砕してセメントや樹脂、他の石材チップと混ぜ合わせ固めた半人工素材です。素材に天然大理石を使用していることと仕上げに研磨作業が必要であることから、天然大理石と比べると安価ですが、人工大理石より高額となります。
大理石のメリット・デメリット
大理石のメリットとして、耐久性に優れている、光沢があるのでホコリが目立ちにくく光を反射させるため部屋が明るく見える、切り出し方・加工の方法によって同じものはないのでオリジナリティがあるといった点が挙げられます。デメリットとしては、酸性の洗剤を利用できない・耐熱性が高くひんやりとした特徴から冬場は冷たくなる・素材が固いといったことがいえるでしょう。
捨てる前に磨いてみる!?
どの大理石も見た目は似ていますがまったく同じ柄はなく、しっかりお手入れをしていると徐々に風合いが出てくる素晴らしい石材です。天然大理石と人造大理石はデリケートで水に強くありませんので、油性ペンやシミになってしまった汚れは致命的ですが、表面のホコリやゴミを優しく取り除き、固く絞った布でやさしく拭いた後、乾いた布で乾拭きしましょう。処分方法として、リサイクルショップに持ち込んだりフリマアプリで出品したりするのであれば、この作業は必須です。
大理石テーブルの廃棄・処分方法
大理石テーブルが粗大ゴミとして受け入れられる自治体であれば、そのルールに従って処分します。その際には手続きが必要であることと所定の場所までの運び出し、費用がかかることを忘れずに。自治体にもよりますが30cm以上のテーブルはほとんどが粗大ゴミとなります。しかしながら、素材やサイズによっては粗大ゴミとして受け入れられない自治体もありますので、まずは大理石テーブルが粗大ゴミとして処分対象になっているのかどうか、お住まいの自治体に問い合わせたり分別一覧表を確認したりしましょう。
粗大ゴミとして処分できない理由
一般的に大理石テーブルは分類上「石」ですので「産業廃棄物」という括りになります。産業廃棄物は国で定められた規定を守って処分しなければなりません。受け入れていない役場や自治体もあります。不用品回収業者に依頼をするときは「産業廃棄物収集許可」を持つ業者でなければならないので、注意が必要です。大理石テーブルを処分対象としているのか、前もって確認を取りましょう。
大理石テーブルの分解方法って?
大理石テーブルを処分する際に、サイズや処分方法によっては解体作業が必要になります。天板の形が円型や長方形などいろいろな形がありますが、サイズが大きくて家の外に運び出せない場合は必要になる作業です。4つの脚を取り外し脚と天板を分解しますが、強力な接着剤で付けてあることも考えられますので、分解方法に迷った場合は無理をせず専門業者に依頼することがおすすめです。大理石の天板はたいへん重いので、フローリングなどに傷がつかないよう、マットなどを敷いて作業しましょう。ケガをしないように気を付けてください。
大きくて重たい!運搬はみんなどうしてる?
大理石テーブルを分解できたところで脚だけなら何とか運び出せても、大型サイズだと天板は重くて動かない場合も。手伝ってくれる人がいなければひとりで運搬することは非現実的です。天板を金属金づちである程度の大きさに粉砕して処分する方法なら小分けにして運び出せますが、天板の形を残しての運搬には専門業者に頼った方がよさそうです。
大理石テーブルの処分にかかる費用はどのくらい?
不用品回収業者に依頼する場合は前もって大理石テーブルのサイズを伝え、見積もりを取りましょう。大きさや形によっては引き取り作業の人数が複数名かかり割高になることも考えられますし、業者ごとに作業費用が違います。粗大ゴミとして自治体に収集・処分してもらえるのならいちばん安価と言えそうですが、新調するテーブルがあるのであれば処分予定の大理石テーブルを下取りしてもらえるかもしれませんので、購入先に確認しておきましょう。
「捨てる」以外の大理石テーブル処分方法を考えてみよう!
お庭があるのなら、リメイクしてガーデンテーブルにすることも検討できるのでしょうが、大理石テーブルを「捨てる」という処分方法には費用がかかります。費用を最大限に抑える、または費用がかからない方法と言えばリサイクル店での買取やフリマアプリへの出品ではないでしょうか。最終的に運び出しができるサイズなのか、または配送が可能な大きさなのかをよく確認したうえで検討することが大切です。搬出作業を手伝ってくれる人がいる場合や、直接引き取りに行き来できる距離であればスムーズに進みそうですね。
リサイクル業者に回収してもらう
リサイクル業者に回収してもらう場合、だた回収してもらうだけなら作業費用がかかりますが、買取を行っている業者もあるので確認してみましょう。買取できる大理石テーブルであれば作業費用と相殺できたり、現金化できたりすることもあります。
美品ならすぐ売れる!?ヤフオクなどのフリマアプリで出品してみる
ヤフオクやメルカリ、ジモティーといったフリマアプリで大理石テーブルが出品されているかチェックしてみましょう。売却済みのものはいくらで売れていて、どんな状態のものなのか調べ、似たものがあるなら売れるかもしれません。売却後の発送方法や配送手数料にいくらかかるのか、引き取りは直接できるのか等、先に明確にしておくことも大切です。
地域のリサイクルショップや家具を扱う買取店に相談してみる
近くにリサイクルショップや家具を扱う買取店があるのなら相談してみましょう。その際、都度店舗に持ち込みことは大変ですので、出張買取や出張見積もりをしてもらえるのか確認しましょう。角が欠けていたり傷があるから価値がないと思っていても、ブランド品であったり、ノーブランドでもきれいなものであれば買取してくれるかもしれません。もちろん査定前には汚れた部分はきれいに手入れをし、大理石テーブルとセットになっていたものがあれば揃えておきましょう。
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大理石テーブルの処分・引き取り先が決まるまで
大理石テーブルの処分にはその大きさによって解体作業や費用がかかります。業者に依頼する場合には費用を抑えるために買取もできる業者がおすすめです。買取り対象になるよう、また買取額を上げるために処分前にはお手入れをしておくことも重要といえます。納得がいく処分ができるように、回収業者やリサイクル店・買取店の下調べや見積もりをしっかりと行いましょう!
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