ドレッサーの処分にはどんな方法がある?気になる縁起や風水についても解説
更新日: 2024年10月11日
ドレッサーは化粧台や鏡台とも呼ばれ、以前は嫁入り道具としてかかせない家具でした。しかし、昨今の断捨離ブームの影響や場所を取ることなどから、結婚後に処分したいと考える人は少なくありません。大型の鏡がついていることで、処分方法に迷う方も多いと思いますが、考え方としては机や棚などの一般的な家具と同じです。自治体の粗大ゴミとして廃棄したり、業者に引き取ってもらったりとさまざまな処分方法があります。ただし他の家具とは異なり、鏡つきであるため処分に戸惑いを感じることもあります。例えば、ドレッサーが遺品である場合は縁起が気になったり、風水を気にしたりする方もいるでしょう。そんなときの処分の方法も、確認しておきましょう。
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ドレッサーの処分方法
不要になったドレッサーの処分方法に困っているという方もいらっしゃるでしょう。できるだけ費用や労力をかけたくない方や、まだ使えるものなので誰かに譲りたいと考える方など、人によって事情はいろいろです。ここではドレッサーのさまざまな処分方法についてお伝えしますので、是非処分を検討するときの参考になさってください。
自治体に粗大ごみ(大型ごみ)として回収してもらう
ドレッサーなどの大型家具の処分を考えるとき、真っ先に思い浮かぶのが自治体での廃棄でしょう。一般的な方法は、電話かインターネットで申し込み、収集日に決められた場所に出しておくか、ゴミ処理センターへ自分で持ち込むかになります。いずれにしても手数料がかかりますが、処分にかかる金額のステッカーや粗大ごみ処理券を購入して支払いをします。収集方法や手数料については各自治体によって異なるため、自分が住む地域ではどういった運用がされているのか、確認する必要があります。もし、ドレッサーを小さく分解できる場合は、不燃ゴミとして廃棄できるかもしれません。規定のゴミ収集袋に納まれば、通常のごみとして回収してくれる自治体も多いようです。
不用品回収業者に依頼する
自分ではドレッサーの移動が難しい場合や、他にも使わない家電製品などがあるというときは、不用品回収業者へ依頼すると便利です。家の中から運び出してもらえますし、複数ある不用品を一度で引き取りをしてもらうことも可能です。ただし処分費用は、車両費や人件費も加わるため、ごみ廃棄だけの費用に比べると高額になってしまいます。できれば、複数の業者から見積りを取ることをおすすめします。その際、料金設定が明確かどうかや、自宅と業者との距離などもしっかりと確認しましょう。
家具店の引き取りサービスを依頼する
引き取りサービスを行っている店舗で新たな家具を購入した場合、配送時に古い家具の引き取りをしてくれることがあります。その際いくらかの費用はかかりますが、その場で古い家具を処分できるため大変重宝です。ただし、新たに家具を購入する予定がない場合には、この方法は利用できません。
リサイクルショップに持ち込む
ドレッサーを粗大ごみとして捨てたり、回収業者に引き取ってもらったりするには、お金がかかります。ドレッサーがまだ使用できる状態であれば、リサイクルショップに売るという方法もあります。もし、手持ちのドレッサーがアンティークである場合は、専門のリサイクルショップが買取りしてくれるかもしれません。また昨今は、女優ミラーと呼ばれる鏡の周りに証明が付いているドレッサーに人気が集まっています。このような人気商品の場合は、一般的な物よりも高額で買い取ってくれる可能性があります。
フリマアプリに出品する
現代では、中古品を個人で売るフリマアプリの利用者が増えています。大型家具も例外ではなく、ドレッサーも商品として出品されています。デザインが良いとか、シンプルで使いやすいなど何か特徴があると売れる可能性があります。ただし、ドレッサーのような大型家具の場合は、発送方法や送料など、事前にしっかりリサーチしておく方が安心でしょう。この方法では、いつ処分できるかわからないというデメリットがあることも、念頭においておく必要があります。
無料で譲る
状態が良くまだ使用できるドレッサーは、欲しいと思っている知人に譲るというのも一つの方法です。身近に欲しい人がいない場合は、SNSなどで希望者を募ったり、ジモティーなどの掲示板に商品情報をあげたりして、呼びかけることもできます。このような方法をとる場合はほとんどの方が、自宅まで取りに来てくれる人を条件にしています。
ドレッサーを処分するときの注意点
実際にドレッサーを処分するときには、ごみ置き場へ運び出したり、ごみ収集の担当者や業者の配送者が運搬したりという作業が伴います。そのため、運び出しやすいようにしておくことが大切です。ドレッサーには通常、化粧水などのスキンケア用品や化粧道具など置いてある場合がほとんどでしょう。事前に引き出しの中身はすべて出しておき、引き出しが運搬中に飛び出さないようテープやビニル紐で固定しておく、鏡部分を布やエアパッキンで覆っておくなど、安全に運べるようにしておくとベストです。また、ライトが取り外せる場合は、外して別にしておくことで、運搬中に割れる心配がなく安心です。
鏡を処分する際に縁起が気になる場合
日本では昔から、鏡には魂が宿るものとされてきました。鏡に限らず大切にしてきたものには、心が宿るともいわれています。そのため、処分することが気になる場合には、そのまま廃棄してしまうのではなく、清めたり心を込めたりして、浄化してから処分することをおすすめします。
塩を振って包む・感謝して処分する
塩を振って清めるという行為はごく一般的なお清めの仕方で、鏡にも適用は可能とされています。廃棄する前に塩で清めてから処分すると安心です。また、これまでの感謝の気持ちやいたわりの心を言葉で伝えてから処分することで、罪悪感をもつことなくすっきりと処分できるでしょう。
風水から見たドレッサーの処分方法
ドレッサーには大型鏡がつきものですが、古来より鏡には幸・不幸の気を司る不思議な力があると信じられてきました。現在においてもその考え方は失せておらず、鏡にまつわるさまざまな風習や迷信が残っています。風水から見ても、鏡と人の運気とは密接な関係にあるとされているため、気になる方は下記の方法を試してみましょう。
塩水で拭く
塩を使ってのお清めは、風水でも推奨されています。塩水を含ませた布で鏡を拭けば、鏡に溜まったマイナスの運気を消すことになり、邪気を清めた後に処分できます。
鏡に植物を映す
生きている植物は、風水的にも運気を整える効果があるとされており、観葉植物や生花は重要視されています。そのため、鏡に植物を映してから処分することで、運気を下げない効果が期待できます。ただし、これは生きている植物での効用とされていますので、フェイクグリーンや造花では効果が薄れてしまう可能性があります。
鏡部分を白い布で覆う
鏡にたまっている悪い気を閉じ込めるという意味で、布で包んで処分するという方法もあります。自分の姿や部屋が鏡に映る状態で処分してしまうと、鏡の悪い気が部屋や自分に移ってしまうともいわれており、風水的には縁起が悪いとされています。できれば白い布で覆い、鏡が映す場所を白く無にしてから処分することが、風水的にはよいとされています。
鏡の一部を割る
風水から見て、鏡には「不吉なことから身を守ってくれる」という意味があり、その一部を割ることは、「鏡のお役目を終える」という行為になります。これまで、邪気や厄いから自分の身を守ってくれた鏡に感謝しながら、一部を割って処分することにより、そのお役目を終えてもらいましょう。
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自分の生活にあったドレッサーの処分の仕方を選びましょう
ドレッサーには鏡が付いているため処分にはいろいろと気をつかいますが、その方法は洋服タンスなど他の家具を処分するときと同様に考えて問題ありません。費用を支払って処分する方法や、フリマで売りに出したり、リサイクルショップに持ち込んで引き取りをお願いしたりとさまざまな方法があります。自分の生活スタイルにあった処分の仕方を選びましょう。また、どの方法で処分するにせよ、事前準備をしっかりと行い、安心・安全に処分することが大切です。そして、風水や縁起に留意した鏡の処分についても、気になる方は参考にしていただき、不要なドレッサーをすっきりと気持ちよく処分できるとよいですね。
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