
農機具の買取はどこに依頼?中古農機具をできるだけ高く買取ってもらうには?
更新日: 2025年2月18日
離農農家が増えている昨今、野ざらしになったトラクターや倉庫に眠っている耕運機など、古くなった農機具を処分し、できれば売りたい、換金したいと考えている方は少なくないでしょう。農機具を買取ってもらうには、地元JAへの相談やディーラーによる下取り、あるいは買取業者への依頼などの方法があります。同じ売るなら、できるだけ高い査定額で買取ってもらうに越したことはありません。そのために大切なことは、買取の業者選びと買取相場の情報収集、そして日頃のメンテナンスです。ただし、余りにも手間や経費が掛かるようでは本末転倒。買取相場と必要経費との兼ね合いをしっかりと把握する必要があります。
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処分に困っている中古農機具を売るには?
農機具は新品で買うとかなりの高額になります。そのため、安く購入できる中古農機具は非常に人気があります。どんなに汚れていても、壊れていても現金化できる可能性があるのです。野ざらしに放置したまま処分に困っている農機具であっても、情報収集して売る方法を探り現金化するのが得策でしょう。農機具の買取に関しては、地元JAやディーラー、買取業者などが相談に乗ってくれます。
地元JAや近隣農家へ売る
身近にいて相談しやすいのが地元のJAや近隣農家です。どちらも農機具の価値を十分に理解し、確かな審美眼を持っています。普段からの付き合いもあるので商談がまとまれば、もっともたやすい方法といえます。地元の狭いエリアでの売買は、馴れ合いになりがちで安く査定される可能性があります。
ディーラーに下取り依頼し現金化する
農機具を購入したディーラ―へ依頼することもひとつの選択肢です。こちらも地の利と付き合いがあり、なおかつ商品の状態も把握しているので手間暇は少なくてすみます。状態が良くて需要の高い農機具であればすぐに現金化の可能性もあるでしょう。しかしながら、ディーラーは本質的に新しい農機具を売りたいので、買い替えのための下取りでない限り、中古農機具の買取に積極的ではありません。高価買取を期待するのは難しいでしょう。
買取業者に買い取ってもらう
下取りおすすめの一番の方法は、買取業者への依頼です。店舗を持たず仲介する買取専門の業者やリサイクルショップによる出張買取などさまざまな買取形態があり、広い選択肢から選べます。中古農機具は人気商品なので農機具専門の買取業者も多く、全国的に事業展開し高額買取を実現しているところもあります。耕耘機などの小さな農機具ならリサイクルショップへ持ち運ぶこともできますが、トラクターやコンバインなどの大型農業機械になると簡単ではありません。農機具専門の買取業者の場合、農機具の知識も豊富で専門性が高いので出張査定し、商談、引き取り換金までスムーズに対応してくれます。国内外に独自の広い販売網を持っていることなどから、ほかの選択肢に比べると高額査定されやすく下取りおすすめの方法です。
中古農機具を売るなら買取業者への依頼がおすすめ
中古農機具の下取りおすすめ方法は買取業者への依頼です。Webでの無料査定やメールによる質問を受け付けている業者も多く、気軽に問い合わせて複数業者を比較検討できることがメリット。農機具の整理処分を焦るあまり安く買い叩かれずにすみます。買取方法は店舗への持ち込み、宅配、出張買取のいずれかとなります。けれども、持ち込みとなると大きさが限られますし、宅配は有料になりがちです。大型農機具や複数の農機具の整理処分を考えているなら出張買取できる業者が望ましいでしょう。広い販路、自社での販売網を持つ買取業者なら中間マージンが少ないため高価買取の可能性も高まります。
販売網が広いため買取価格が高い
買取業者が高く買取できる最大の理由は、販売網が広く商品が売れるため、在庫管理のコストが掛からないからです。ひとつの商品に対するコストパフォーマンスが高いと、売値を下げるか買取額が上がるか、もしくは両方変えるかになります。売値にはそれぞれの相場があるため、買取額が上がるのは自然な流れでしょう。農機具の価値は地域によって異なり、農村地帯でダブついていたトラクターが、都市近郊の店舗において高値で販売されることは珍しくありません。高額での買取換金を望むなら、広い販売網の買取業者を選ぶことをおすすめします。
農機具専門の買取業者もあり、一括査定で高額買取!
中古農機具の買取は農機具専門の買取業者へ依頼するのが賢明でしょう。農機具に関する知識が豊富なので査定も堅実。出張買取のフットワークも軽く、商談成立したら即換金してくれます。壊れていても古く汚れていても相応の価格で買取り、農機具に留まらずロータリーやエンジンのみといったパーツ、あるいは一緒に放置していた古い車などもあわせて一括査定してくれる業者もあります。倉庫整理を考えている方や複数の農機具の下取りおすすめは、農機具専門の買取業者です。
相談査定無料の買取業者が多く比較検討できる
買取業者のほとんどは相談や査定が無料です。Webで気軽に査定依頼できる業者も多いため、複数の業者に査定依頼して比較検討できます。出張費用も無料で話がまとまれば即換金。処分に困っていた農機具がスピーディに整理され現金化の運びとなります。まとまらなくてもキャンセル料不要の業者が多いので安心です。ここまでのサービスができるのは、中古農機具が需要の高い商品であり売り手市場だからです。売り手が複数の買取業者の査定額を比べて選べるのですから、買い叩かれる可能性は低くなります。査定実績を公開している業者もあるので、売りたい農機具の型番・年式であらかじめ調べてみるのもよいでしょう。
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中古農機具をできるだけ高く買取してもらう方法
壊れていても古くても売れる中古農機具ですが、同じ売るならできるだけ高い価格で買取ってもらいたいものです。古くても良好な状態で引き渡しができれば、査定額はアップするでしょう。売りたい気持ちを見透かされて足元を見られないよう、相場を把握しておくことも大切です。また、多数の農機具をひとつずつ処分するよりは、一括査定依頼することで高額買取の可能性が高まります。
査定依頼するする農機具の相場を把握しておく
農機具を新品で購入するとかなりの高額ですが、中古品はリーズナブルな価格で売買されています。中古品は中古品として、どれだけ古くても値崩れしにくいのが農機具の特徴。つまり、製造後10年経過した農機具と20年経過した農機具の価格はほとんど変わらないのです。30年経過しても新品時の10%程度の価値は保たれています。ある買取業者のサイトには、30年前に製造され296時間も使用されたヤンマーのトラクターが21万円、32年前のイセキのTX1510は18万円での買取実績が公開されています。田植え機も三菱LV4で15,500円、クボタZP45LT-5は280,000円と機種によってさまざまです。このように査定実績を公開している業者もあるので情報収集しておくと、安く買い叩かれないための目安になります
点検整備を怠らずできるだけ良い状態で査定してもらう
使わなくなった農機具の点検整備やメンテナンスをする方は少ないでしょうが、売りたいと思って、より高く売るためには、できるだけよい状態で査定してもらうに越したことはありません。査定前にエンジンや駆動部の動作を確認し、内外部の清掃をしておくことは大切です。見た目の第一印象がよければ交渉もスムーズに進みます。また、可能ならプロの整備士に新たに点検整備してもらうか、最後に点検整備してもらったときの明細書を提示できるようにしておきましょう。良好な状態なら高額買取されるのはもちろんのこと、買取業者が買取ってからの点検の参考にもなり喜ばれます。
耕耘機もコンバインも大型農業機械も一括査定がお得!
買取業者の中には、倉庫の中の農機具をまとめて買取るプランを立ち上げているところもあります。耕耘機からコンバイン、大型トラクター、ハーベスタなど倉庫に眠っている大小さまざまな農機具から草刈り機や除雪機、乗らなくなった中古車も壊れたパーツまでをも引き受けるプランです。業者にとっては、一時に買取った方がコストはかかりませんし、売る側も倉庫内がスッキリ整理され、双方に大きなメリットがあります。買取業者のコスト削減が買取価格に反映されるのはいうまでもありません。
中古農機具の買取は幅広く査定依頼すべし
中古農機具は酷使された挙句、使わなくなったら放置されるというパターンが多いため、売るとき安くても仕方ないと考えがちです。けれども、あらかじめ情報収集に努めておけば取引の際に掘り下げた議論ができます。下取りおすすめは農機具専門の買取業者ですが、まずはご近所や地元店舗、Web検索など幅広く情報収集し、メールや電話で問い合わせてみるのがよいでしょう。農機具は古くても汚れていても需要があり、国内だけでなく海外でのニーズも高まっています。当面、売り手市場が続くのは間違いありません。
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