古い農機具の買取は難しい?査定方法や買取業者の選び方
更新日: 2025年1月15日
親の代から譲り受けた田植機やコンバインなどの古い農機具を処分して倉庫を整理したい。今まで使用していたものを新しく買い替えたいけれど、古い農機具を売る方法を知りたい、と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。エンジンが動かないものでも買取ってくれる下取りおすすめの業者があります。幅広い種類を取り扱い、きちんと査定してくれたうえで適正な価格で換金できる業者を選べば安心して利用できます。メーカーやモデルによっても査定金額は変わってきますので、詳しい買取実績は買取業者のホームページから確認したり、不明な点があれば相談したりしてみてください。
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どのような中古農機具なら買取ってもらえる?
自分で購入したものではなく、祖父や父の代で使っていた古い農業機械や民具、農具などが倉庫に眠っている人はいませんか?専門の買取業者に古い農機具を出すと、処分できるうえに現金化できます。もともと頑丈に作られているため、多少作動しなくても簡単に修理が可能なうえに、中古部品だけでも十分に需要があります。日本製の古い農機具は、特に海外では性能や品質の高さと使い勝手のよさから非常に人気です。
トラクター
トラクターは古い農機具の中で最も流通しています。国内の需要だけではなく、海外でも小回りが利き性能のいい日本製の中古トラクターは需要が多いです。年式が古い場合や、部分的に故障している場合でもメンテナンスした状態で販売する業者が多いため、適正価格で買い取ってもらえることが多いです。買取相場は5万円~40万円程度です。
チェーンソー
現在使用されているチェーンソーは一人で運べる小型軽量のものが多く、中古であっても主としてEU諸国で農業機械や林業機械として需要があります。単価がもともと高いものではありませんが、単体ではなくほかの古い農機具とあわせて売ると換金価格が高くなることもあります。20年以上前のボディサイズがとても大きい旧式のチェーンソーや故障中のものでも買い取ってもらえることがあるので、まずは査定に出してみましょう。買取相場は7千円~6万円程度です。
コンバイン
コンバインは刈り取りや脱穀、選別などの機能を1台に集約しているため、中古品であっても人気が高いです。また、運搬としての機能も兼ね備えているため、稲作が盛んな海外の国々からも引き合いが多くあります。ホッパー式とグレンタンク式のコンバインがありますが、グレンタンク式の方がより高く現金化できる傾向があります。買取相場は0~150万円です。状態によっては買い取ってもらえないこともあるので、査定してもらって確認しましょう。
田植機
田植機には手で押して苗を植えるタイプの歩行型と、機械に乗車して作業するタイプの乗用型があります。歩行型は小回りが利く半面、作業効率が悪く身体への負担がかかるため、買取価格が安くなる傾向があります。乗用型は作業効率が良く、大規模な水田でも短時間で大量に苗を植えられます。買取相場は0~10万円程度です。
売りたい中古農機を買取ってもらうコツ
使わなくなった古い農機具は保管場所が必要となるので、できるだけ早く買取に出して整理することをおすすめします。購入時には数百万円だったのに、現在の状態や買い取ってもらう種類によって1円にもならないこともあります。少しでも高く古い農機具を換金するために、売却前にやっておいた方がいいポイントを確認しておきましょう。
なるべくきれいにしておく
外装や内装の簡易的な部分だけでも清掃するのとしないのでは、換金価格は変わってきます。汚れたままで査定に出すのは普段からきれいに手入れをしていない印象を与えてしまう上に、査定時に不具合を起こす原因にもなりかねません。性能はもちろん重要ですが、きれいな状態にしておくことで減額するポイントが減ります。
定期的にエンジンを稼働しておく
古い農機具は、使っていなくても定期的にエンジンをかける方が長持ちするといわれています。エンジンをかけないまま長期間放置しておくと、エンジンがかからなくなることがあるので、月に一度はエンジンをかけて稼働しておくようにしましょう。エンジンの調子が悪い場合には、正直に査定員に状態を伝えます。エンジンが始動しなくても、バッテリーやガソリン交換などの修理で直る場合も多いです。
付属品をとっておく
機械の状態も大切ですが、新品購入時の付属品が揃っているのといないのとでは換金価格に大きな差が出ます。付属品が揃っているほど高額査定につながりやすいです。購入時についていた取扱説明書や充電器、バッテリー、交換部品、メンテナンス用品などのアタッチメントはなるべく揃えた状態で買取に出しましょう。また、付属品についても忘れずに清掃しておくことが査定アップにつながります。
売るタイミングを考える
農機具には製造年月日があり、年月が経つにつれて価値は下がっていきます。売りたいと思ったときに売るのが一番ですが、種類によって処分するのに適した時期があります。たとえばコンバインの需要は稲を刈る9~10月、田植機は4~6月に多くなるので、時期を意識して売ることで想定した以上の値段で買い取ってもらえます。また、新しい機種が出ることで、古い農機具の価値は必然的に下がってしまいます。メーカーから新製品が出る情報を確認しておくことも必要です。
買取の際の査定ポイントは?
古い農機具を売りたいときに一番気になるのが査定です。一般的にはインターネットの買取サイトや中古農機具屋に買取をしてもらうことが多いですが、査定に出す前にいくつかのポイントを確認しておきましょう。査定前にポイントを踏まえてしっかりとした対策を行うことで、スムーズにより高価に買い取ってもらえる可能性が高まります。
人気のメーカーかどうか
自動車やオートバイなどと同様に古い農機具にも流行や人気のある機種があり、買取金額に影響を与えます。人気メーカーやモデルの製品であれば、高値がつく可能性が高くなります。特に国内メーカーは、耐久性に優れており故障が少ないことや性能がいいことから、業界内での評価も高く、国内のみならず海外からの引き合いも多いです。
型番やモデル名
新品を購入する時と同じく、型番やモデルにこだわって中古品を探している人は多いです。型番やモデルによっては需要が多いので、自分の保有している古い農機具の型番について事前に調べておきましょう。20年前のモデルであっても日本製であれば耐久性が高いので、海外からの需要は安定的にあります。型番やモデル名は1文字違うだけで査定価格が変わることもあるので、正確に知っておくことが大切です。
タイヤやエンジンの整備状態
農機具は自動車やオートバイと異なり、アスファルトの上を走ることはほとんどないため、タイヤ交換をしなくても稼働することが多いです。タイヤの消耗具合があまりにもひどい場合やゴムが劣化している場合は査定に響きますので注意しましょう。エンジンのかかり具合や駆動系に異常がないかどうかを定期的に確認しておく必要があります。
生産年数や走行距離
ほかの中古品と同じように、生産年数が短ければ短いほど高く買い取ってもらえますが、15年以上経過した製品でも海外輸出用としては需要があります。農機具には走行距離を表すメーターはついておらず、稼働した時間を表示する「アワメーター」がついています。アワメーターをチェックすれば、どのくらいの時間稼働したかわかり、部品などの劣化具合を判断します。海外バイヤーによる買取の場合はあまり気にされることはありませんが、国内では重要視されることが多いです。
下取りおすすめ買取業者の選び方
不要になった古い農機具の処分は専門の買取業者にお願いするのが安心です。古いものや故障したものであっても、正しく査定してくれます。複数保有している場合には、まとめて整理できます。最近ではネット査定をしてくれる下取りおすすめ業者も増えているので、業者に来てもらったり、出向いたりする必要がありません。査定料や出張料、送料などが無料の下取りおすすめ業者も多く、査定サービスを利用して、査定価格に納得がいかない場合にはキャンセルも可能な業者がほとんどです。
処分する農機具を扱っているか
業者によってさまざまな古い農機具を買取の対象としています。買い取ったとしても売る販路がない場合は、業者にとってはメリットがありません。特定のメーカーであれば高く査定するけれど、マイナーなメーカーの場合は無料引き取りになってしまう業者もあります。自分が売りたい古い農機具の取り扱いがあるか、買取実績があるかどうかなどを事前に確認しておくと安心です。
専門スタッフがいる
買取業者にはそれぞれ得意な分野や専門分野があります。買取実績を確認することも重要ですが、その中でどの農機具の取り扱いが多いかチェックすることが重要です。資格を持った専門の整備士がいる店舗は、買取後にきちんとメンテナンスしてもらえます。また、中古農機具に関して豊富な知識を持つスタッフがいれば、安心して査定を依頼できます。
無料査定・現金化のタイミング
査定料が無料の業者がほとんどですが、査定に時間を要する場合や難しい査定の場合には有料となってしまうこともあるので事前に例外があるかどうかを聞いておく必要があります。農機具は大型のものが多いので出張査定も無料の下取りおすすめ業者であれば、さらにコストを削減できます。査定後の現金化のタイミングは業者によって異なりますが、即日現金化のサービスを提供している業者が多いです。
買取実績や換金相場がわかる
これまで扱ってきた買取の実績や製品ごとの査定相場や換金相場をホームページに掲載している業者であれば、自分が売りたい古い農機具がどの程度の価格で買い取ってもらえるかイメージしやすいです。買取の時期による相場の違いやトレンドなどについても知れて便利です。次に新しい機械を購入する場合にも、どのメーカーのどのモデル、型番が売れやすいか知っておくと参考になります。
古い農機具を買取ってもらうために信頼できる業者を選ぼう
使わなくなった古い農機具を整理する際、専門知識が豊富な業者に査定してもらうことで、国内や海外の農家で再利用が可能となります。古い農機具は倉庫に眠らせておかず、できるだけ早く整理し、再活用することで農業の活性化に貢献することにもなります。業者を選ぶ際には1社だけで決めるのではなく、数社に査定を依頼して比較したうえで買取を依頼しましょう。
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