
壊れた農機具は買取してもらえる?売却の際に注意すべきポイントは?
更新日: 2025年3月16日
倉庫に長期間放置されている「壊れた農機具」を整理して売りたいけれど「古いから現金化するのは難しいかも…」「処分する方法がわからない…」と悩んでしまい、なかなか行動にうつせないですよね。農機具の相場は素人にはわからないし、本当に買取ってもらえるのかもわからない不安があります。でも、じつは壊れた農機具は価値があり換金しやすいんです。国内はもちろん海外でも、国産メーカー製の農機具は耐久性があるため需要が非常に高く、高価買取されることもあります。特にトラクターは、年間を通して価格が安定しているので、買取に人気のある農機具です。売却時には、中古農機具に関して専門知識がある業者に査定を依頼し、商品価値が高いタイミングで換金するように気をつけましょう。
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なぜ壊れているのに買取してもらえる?
長期間放置されていた農機具や壊れた農機具でも、国産メーカー製の農機具は耐久性が高いため、高価買取されることが多くあります。古くて動かないエンジン故障車でも、分解して部品を海外に輸出。日本よりも人件費が安いため、修理費用を安く済ませられるのです。そのため、壊れた農機具でも換金してもらえる確率が高いです。
海外での需要が高い
価格の安い中古トラクターは新興国で高い需要があります。近年、経済発展が著しく人口増加し続けているため、生産効率を上げるため農業の機械化を推進しています。特に人気なのは、日本製のトラクター。しかし、新しいトラクターは価格が高いため、中古車の需要が高まっています。海外では人件費が安く修理費用が安く済むので、壊れた農機具でも買取ってくれる可能性が高くなります。
国産メーカー製は耐久性が高い
日本製の中古トラクターが海外で人気なのは、品質を高く評価されていて耐久性が高いからです。ディーゼルエンジン搭載のため耐久力があり、小型なのにハイパワー。そのため20年程前に製造されたものでも問題なく使用できることが多く、価格も比較的安いため中古市場で人気があります。
貴重な部品として販売
壊れた農機具でも買取ってもらえる理由は、分解後「貴重な部品」としても販売できるからです。輸出した農機具が故障した場合、修理するための部品が必要になります。こういった需要に応えるため、壊れた農機具からまだ使用できる部品を取りはずして海外へ輸出しています。特に日本製の主要メーカーの部品は海外でも人気が高く、高値で取引されています。
下取りおすすめの農機具
これから農業を始める小規模農家は、どうしても初期費用が膨大になります。個人農業であれば大がかりな農業機械は必要ないですが、事業として利益を上げるには生産効率が重要です。しかし高価な新品トラクターは簡単に購入できないので、とりあえずは中古車を購入しようと考えます。そういった事情から、古いトラクターであっても現金化できる可能性が高いです。
トラクター
中古農機具の中で1番人気は、トラクターです。メーカー・年式などによって異なりますが、コンバインなどと比較すると買取価格が安定しています。トラクターは、季節に関係なく使用頻度が高いので、年間を通して人気です。エンジンの状態、オイル漏れの有無、油圧ポンプの状態などによって査定額が上下するため、整理したくなったらすぐに現金化しましょう。
田植え機
米作りには欠かせない田植え機ですが、田植えをする時期だけ使用するため、それ以外は倉庫に眠っている状態です。耐用年数はそれほど長くはないので、寿命がくる前に買取ってもらうのがおすすめです。一般的に田植えの時期は4〜6月の期間なので、田植え機の相場が高まるこの時期に査定をしてもらうと換金額がアップする可能性があります。
コンバイン
稲の刈取り・籾の脱穀・わらの処理などの機能を集約したものがコンバインです。人力で行うと労力や時間がかかる作業でも、コンバインを使用することで効率がよくなるため、欠かせない農機具です。そのため、中古車でも探している人が多く、買取市場でも人気が高いです。特に、クボタ・ヤンマー・イセキなどのコンバインは市場価値が高く、高額査定による現金化が期待できます。
耕運機
田畑を耕すために用いるのが耕運機です。耕耘機とも呼ばれ、プロの農家が使うものというイメージがあるかもしれません。しかし最近では年金生活者をはじめ家庭菜園用として利用するため、小さいサイズのものが増えていて操作も簡単。土を耕すだけでなく、畝を立てる作業や、除草にも活躍してくれます。中古市場で非常に人気の高い農機具なので、整理したくなったら早く買取してもらうことをおすすめします。
発電機
レジャーや仕事、非常時までさまざまな場面で使用できる発電機。特に人気なのは、インバーター発電機です。屋外でも家庭電源並みに安定した電気を供給できるため、ほとんどの電気製品を動かせます。発電機で人気があるメーカーは、マキタ・ホンダ・デンヨーなど。動力源は、パワー重視の「ガソリンタイプ」、手軽に使える「カセットガスタイプ」があり、高値で売りたい場合、できるだけ早く買取ってもらうことがおすすめです。
優良な買取業者を見つけよう
壊れた農機具を整理して売りたいとき、現金化してもらえる業者を探すことは面倒ですが、インターネット事前査定を活用すると、下取りおすすめ業者を一度に探せます。そこで気になる下取りおすすめ業者を絞り、直接電話をかけ「雰囲気はよいか」「疑問点などを詳しく説明してくれるか」を基準に業者を選べば安心です。万が一買取価格がつかなかった場合でも無料での引取をしてくれることもありますので、下取りおすすめ業者に一度相談してみることをおすすめします。
書類手続きをしてくれるか
壊れた農機具を売りたいとき、農耕作業用自動車(トラクター・田植え機・コンバインなど)は、軽自動車税の課税対象になり、ナンバー登録が義務付けられています。そのため、売却時には「ナンバー登録の解除」「ナンバープレートの取り外し」などの手続きが必要になります。これらを代行してくれる下取りおすすめ業者を選べば、処分しやすいでしょう。
出張査定・無料査定対応
壊れた農機具は大型のものが多く遠方から移動させることが困難なので、事前に自分の住んでいる地域が「無料で出張査定対応」が可能かどうかを確認し、対応可能な買取業者を選びましょう。壊れた農機具を保管している倉庫まで来てもらえるので運ぶ手間がかからず、直接査定担当者と価格の交渉ができます。また、壊れた農機具を引き取るときの輸送費用は無料か、有料であればかかる金額も事前に問い合わせしましょう。
売却時に注意すべきポイント
壊れた農機具を少しでも高価で買取ってもらうためには、泥や汚れはキレイに落としたほうがよいでしょう。外観が汚れていると、定期的なメンテナンスがされてない印象を与え、査定金額にも影響します。倉庫などの屋内で保管することが長持ちにつながるので、正しい環境で保管しましょう。また、農機具は使用する時期にバラつきがあるので、適正なシーズンにできるだけ早く売ることがおすすめです。
汚れを落として綺麗にする
できるだけ高額で壊れた農機具を買取ってもらうためには、少しでも外観がキレイな状態のほうがよいでしょう。汚れていると余計に故障が起こりやすくなり、それまで乱雑に扱われてきた印象を与えてしまいます。特に短期間しか使用しない田植え機などは、入念に洗車をしてから保管することでキレイな状態を維持できます。ちょっとした手間で簡単に査定金額をアップする可能性があります。
定期的なメンテナンス
農機具を長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスをすることがポイントです。定期的にメンテナンスを行うことで、農機具の故障防止につながります。メンテナンスを行えば絶対に故障を防げるというわけではないですが、不具合を見つけやすくなるため、結果として農機具を長持ちさせることにつながっていきます。
正しい環境で保管する
農機具を長持ちさせるためには、正しい環境で保管することがポイントです。屋外で農機具を保管すると、風雨によってサビの原因になったり機械内部に水が入ったりして故障につながります。また、直射日光は樹脂・ゴムなどが劣化する原因になるため、倉庫などの屋内で保管することが長持ちにつながります。見た目をよりよく保つために工夫してみましょう。
適正なシーズンに売る
売却を検討している農機具は「売る時期」が重要です。「田植え機」は、田植えの時期である4月~6月に需要が高まり、「コンバイン」は、稲刈りが行われる9月頃が最も需要の高まるタイミングです。この相場が高い時期に売却することで査定金額も高くなる傾向があります。このように農機具は使用する時期にバラつきがあるので、「需要が高まる時期」を考慮して相場が高いタイミングで売却することがおすすめです。
商品価値が高いタイミング
壊れた農機具を買取に出すときに重要なのは、商品価値が高いタイミングで売ることです。壊れた農機具の買取価格は、製造日からの年数が新しければ新しいほど高くなる可能性があります。また、メーカーや年式・エンジンの稼働状況・走行距離なども査定項目に入っていますので、早めに処分したほうがお得です。どんなに人気のメーカー・モデルでも、製造日が古くなるにつれて商品価値は下がっていきますので、壊れた農機具があったらできるだけ早く処分することをおすすめします。
壊れた農機具を買取ってもらうときは、商品価値が高いタイミングで売ろう
壊れた農機具をできるだけ高値で処分するには、倉庫に屋内保管するなど「正しい環境で保管する」ことがポイントです。また、農機具は使用する時期にバラつきがあるので、「需要が高まる時期」を考慮し「できるだけ早く売る」ことをおすすめします。古すぎて売れないだろうと思っていた農機具でも、相場の高いシーズンには予想外の高値で換金できるかもしれません。壊れた農機具を整理して売りたいときは、中古農機具に関して専門知識がある業者に査定を依頼し、商品価値が高いタイミングで売るように気をつけましょう。不安な方は一度、電話で相談してみるのをおすすめします。
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