クレジットカードの限度額とは?基礎知識や内訳をわかりやすく解説
更新日: 2024年10月11日
クレジットカードの限度枠とは「利用限度額」のことで、それぞれの利用額の制限金額を指しています。利用限度枠には「ショッピング枠」「割賦枠」「キャッシング枠」の3つがあり、それぞれ月に使える金額を合計したものを「総額」と表現しているクレジットカード会社が多いでしょう。利用限度額は増枠や減枠することも可能です。仕組みをきちんと理解しておかないと、買い物などの決済時にクレジットカードが使えなくて慌てるかもしれません。クレジットカードはしっかりと自分で支払い管理を行うことが大切です。利用残高を確認しながら上手にクレカ利用していきましょう。
同一ページ内に掲載される各商品等は、費用や内容量、使いやすさ等、異なる観点から評価しており、ページタイトル上で「ランキング」であることを明示している場合を除き、掲載の順番は各商品間のランク付けや優劣評価を表現するものではありません。
なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、Amazonアソシエイト他、複数のアフィリエイト・プログラムに参加し、商品等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番には商品等の提供会社やECサイトにより支払われる報酬も考慮されています。
限度額は人によって違う?気になるクレジットカードの条件
一口にクレジットカードと言っても、利用できる限度額は人によって異なります。同じクレジットカード会社でも個人によって利用条件が異なることも多いです。今回はクレジットカードの基礎知識や利用限度額について詳しく解説します。これから新規でクレジットカードに申込む方や、すでに所有しているもののクレジットカードについていまいち理解できていない方はぜひ参考にしてください。
【基礎知識】クレジットカードの利用限度額とは?
クレジットカードの利用限度額とは、決済できる金額の上限のことです。利用限度額は個人によって異なり、信用情報や年収によって決められるのが一般的。簡単に説明すると「支払い能力に見合った金額」をクレジットカード会社が判断し、利用限度額として提示しています。クレジットカードは後払いの決済方法なので、のちに利用者が無理なく支払えるであろう金額を利用限度額として設定。利用限度額は1か月で利用できる金額ではなく、クレジットカードが使える金額です。支払日が来ていない請求はまだ「支払っていない金額」なので利用限度額に加算されます。何かとお金がかかる時期は、クレジットカードの利用限度額を超えないように注意しましょう。
広告
クレジットカード利用限度枠の内訳
クレジットカードの利用限度枠は「ショッピング枠」と「割賦枠」「キャッシング枠」の3つがあります。それぞれの基礎知識について詳しく紹介します。
ショッピング枠
ショッピング枠は、買い物で決済できる利用限度額です。もしもショッピング枠が100万円の場合、100万円までクレジットカードで買い物ができます。ショッピング枠は1回払いを想定している金額の上限です。分割払いにした場合は、クレジットカード会社の利用条件によって限度額が異なるケースも多いので注意しましょう。ショッピング枠の利用限度額を超えた場合は、自動的にクレジットカードで決済できなくなります。時期が重なる金額の大きな買い物は、ショッピング枠や利用可能残高を確認しながら決済することをおすすめします。
割賦枠(分割払い)
割賦枠とは分割払いできる利用限度額のこと。金額の大きな買い物をした際に、支払いを数回に分けられるのはクレジットカードの魅力です。しかし、クレジットカードによってはショッピング枠よりも割賦枠が少なく、カテゴリとしてはショッピング枠の一部に該当します。たとえば、ショッピング枠が20万円で割賦枠が10万円の場合は、総額が30万円になるのではなく、あくまでのショッピング枠の20万円が利用限度額の総額です。分割払いする際は利用限度額をきちんと把握しておく必要があります。ボーナス払いやスキップ払い・リボ払いも割賦枠に含まれるので注意が必要です。同じショッピングでも分割払いと一括払いでは、利用限度額の対象が違うのできちんと確認しましょう。
キャッシング枠
キャッシングとはクレジットカードから現金を引き出せるサービスです。手持ちの現金が足りないときや支払いのやりくりで活用できる便利なクレジット機能。キャッシングは「クレジットカードからお金を借りる」サービスなので、きちんと返済しなければいけません。キャッシング枠はキャッシングできる利用限度額のこと。キャシングの返済方法は一括払いや分割払い、リボ払いを選択できるケースが多いです。支払い回数が多くなければなるほど利子がかかるので、キャシングは毎月無理なく返済できる金額内で利用するようにしましょう。
利用限度額の増額や減額・確認方法
クレジットカードの利用限度額は、増額や減額が可能です。今お持ちのクレジットカードの情報を確認しながら、増額と減額の方法をご覧ください。
現在の利用限度額の確認方法
増額や減額を考える前に、まずは今お使いのクレジットカードの利用限度額を確認しましょう。確認方法は、クレジットカードと一緒に同封されていた用紙やネットから確認できます。最近ではネットで利用限度額や利用情報を確認できる便利なサービスが人気です。多くのクレジットカード会社がオンライン請求書にも対応しているので、ペーパーレスも可能です。webで初期設定を行えばすぐに使えるサービスなので、まだ登録していない方はぜひこの機会に設定してみてはいかがですか。利用限度額の確認は「ショッピング枠」「割賦枠」「キャッシング枠」の総額から確認できます。家計のやりくりを徹底したい方は、さっそく確認してみましょう。
利用限度額を上げる方法
利用限度額は増額できます。ただし、増額には再度審査が必要な場合もあります。まずはお使いのクレジットカード会社に問い合わせて増額の方法を確認することをおすすめです。一般的なクレジットカードでは増額ができない場合は、ゴールドカードやプラチナカードへのアプグレードも検討しましょう。カードの種類を変えれば必然と利用限度額も上がります。信用情報や年収によってはアップグレードできない場合もあるので注意が必要です。クレジットカードによっては一時的に利用限度額を引き上げることも可能です。旅行やイベントで出費が重なりそうなときは、一時的に増額する方法も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
広告
利用限度額を下げる方法
利用限度額の減額は増額よりも簡単です。多くの場合、現在利用中のクレジットカード会社に電話したり、ネットで申し込んだりするだけで申請ができます。ただし、再度利用限度額を増額したいときは新たに審査が必要な場合があります。減額は簡単ですが、増額はそのときの信用情報で否決されるので減額を申し出る前にじっくり検討してください。利用限度額の減額はクレジットカードの使いすぎや、メインカードの切り替えの際に使える方法です。「減額ができる」とだけ覚えておくと将来役に立つかもしれませんね。
利用限度額を超えていないのにクレジットカードが使えない理由
利用限度額内でクレジットカードが使えないといったトラブルも少なくありません。クレジットカードが使えない理由として考えられるのは「有効期限切れ」や「支払いの遅延」が考えられます。クレジットカードは通常、有効期限が切れる前に郵送で新しいカードが届きます。間違って古いカードを財布に入れたまま使っているケースも少なくありません。また、クレジットカードの請求が何かの手違いで引き落としになっていないケースも。普段からきちんとお金を銀行口座に入れておき、引き落としになっているか確認するようにしましょう。また、店舗のクレジットカード読み込み機会が壊れていたり、カードそのものに不具合があったりする場合もあります。クレジットカードが使えなくて困っているときは、あらゆる原因を考えて1つずつ問題を解決していきましょう。
クレジットカードは限度額を把握しながら上手に活用しよう
クレジットカードは普段の買い物だけではなく、携帯料金や公共料金の支払いにも便利なアイテムです。利用限度額の上限を超えて利用したり、無理な支払い方法を選択したりせず、上手にクレジットカードを活用していきましょう。利用限度額の基礎知識も参考にしながら、快適なキャッシュレス決済を楽しんでください。
クレジットカードに関連する記事
コスメ・スキンケア、健康食品・サプリメント、ヘアケア、ダイエット、脱毛など、あらゆる切り口から自分らしい便利な暮らしをサポートします。「めったに起こらない」が起きた時、解決のヒントがここにある。
- コンテンツポリシー: https://www.travelbook.co.jp/themes/our_contents/
- Travelbook編集部: https://www.travelbook.co.jp/authors/author-5/
広告