
壊れた冷蔵庫の処分もリサイクルが必要!手続き方法を確認
更新日: 2025年4月18日
壊れた冷蔵庫の処分方法は、まだ使える冷蔵庫の処分方法とかわりません。壊れていても、冷蔵庫は家電リサイクル法の対象です。使えない、動かないからといって破棄したり、燃えないゴミとして出したりはできません。壊れた冷蔵庫を家電リサイクル法にもとづいて処分するには、新しい冷蔵庫の購入先の販売店に依頼したり、自分で回収場所に持ち込んだりする方法があります。壊れた冷蔵庫のリサイクル料金はメーカーと冷蔵庫の容量によって、値段がかわります。また、回収にきてもらう場合は、収集運搬費用も必要です。壊れた冷蔵庫を引き取ってもらう際は、事前に料金を確認しておきましょう。壊れた冷蔵庫でも、リサイクルショップが引き取りをしてくれたり、フリマアプリやオークションでジャンク品として売れたりすることも。リサイクルショップに持ち込む場合は、事前に壊れた冷蔵庫の引き取りができるか、確認しておきましょう。
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壊れた冷蔵庫でも廃棄できない理由は
壊れた冷蔵庫は、粗大ごみや家庭ごみとして廃棄できるのでしょうか。使い物にならなくなった壊れた冷蔵庫でも、ごみとして廃棄処分はできません。冷蔵庫はその状態にかかわらず、家電リサイクル法にのっとって正しく処分する必要がある大型家電です。冷蔵庫が対象となっている、家電リサイクル法について詳しくみていきましょう、
壊れた冷蔵庫でも家電リサイクル法の対象
冷蔵庫の処分は、壊れたものでもまだ使えるものでも家電リサイクル法の対象になります。一方で、冷却や保冷に電気を使用しないタイプの保冷米びつや冷凍ストッカーなどは、家電リサイクル法の対象ではありません。家電リサイクル法は、冷蔵庫、冷凍庫のほか、テレビ、エアコン、洗濯機、衣類乾燥機のリサイクルを定めた法律です。冷蔵庫は勝手に廃棄すると、家電量販店や家電メーカーが法律で罰せられてしまいます。冷蔵庫を購入した消費者に対する罰則はありませんが、壊れた冷蔵庫を処分する時は、正しくおこないましょう。
家電リサイクル法は、廃棄される一般家電のリサイクルと資源の有効活用が目的
もともと、冷蔵庫や冷凍庫は粗大ごみとして処分が可能だったものです。しかし、2010年に制定された家電リサイクル法では粗大ごみとしていた家電製品4品目のリサイクルには、資源の有効活用とごみを減らす目的があります。壊れた冷蔵庫は回収されると、コンプレッサーやキャビネットなどに分類。そのうちの金属やプラスチック、ウレタン、冷媒フロンなどの資源が回収されて再活用される仕組みです。
壊れた冷蔵庫を家電リサイクル法で処分する方法を解説
壊れた冷蔵庫を正しく処分するには、どのような手続きを取ればいいのでしょう。家電リサイクル法に基づいた処分をおこなう場合、家電量販店に家電リサイクル料金を払って引き取りを依頼する、自分で指定引き取り場所に持ち込むなどの必要があります。家電リサイクル法にのっとって壊れた冷蔵庫を処分する方法を知っておきましょう。
家電量販店など家電の販売店に引き取りを依頼する
家電量販店や家電の小売店には、家電リサイクル法で定められた家電を回収しなくてはならないと法律で決められています。壊れた冷蔵庫を処分したい場合は、家電量販店で新しい冷蔵庫を購入するときにかわりに回収する方法があります。家電量販店には家電の引き取り義務があるため、壊れた冷蔵庫の回収のみを家電量販店に頼むことも可能です。回収のみの場合と、新しい冷蔵庫を買った場合とでは、運搬料金が変わる場合があります。
自分で、指定引取場所に壊れた冷蔵庫を持ち込む
壊れた冷蔵庫は回収する以外にも、自分で引き取り場所に持ち込みをする方法があります。自分で持ち込む場合は、郵便局で家電リサイクル券を購入して先にリサイクル費用を支払いましょう。指定の引き取り場所に持ち込むので、運搬料金はかかりません。
回収業者に費用を払い、壊れた冷蔵庫を回収してもらう
家電リサイクル受付センターに申し込むと、自治体指定の回収業者が引き取りに来てくれるので、指定された費用を払って壊れた冷蔵庫を回収もらいましょう。回収には、リサイクル費用のほか、運搬費用がかかります。
壊れた冷蔵庫を処分するときにかかるリサイクル料金をチェック!
壊れた冷蔵庫を処分する場合には、リサイクル料金がかかります。また、引き取りを依頼する場合は収集運搬料金もかかることがあります。壊れた冷蔵庫を処分するときにかかる費用を確認しておきましょう。
壊れた冷蔵庫のリサイクル回収料金は大きさとメーカーによって異なる
壊れた冷蔵庫の処分にかかる費用は、冷蔵庫のメーカーと大きさによって異なります。冷蔵庫のリサイクル処分費用は、170リットル以下で3,740円から3,960円、170リットル以上で4,730円から5,599円がかかります。壊れた冷蔵庫のメーカーと容量は、事前に確認しておくと処分もスムーズにすすむでしょう。
壊れた冷蔵庫の収集運搬料金は、回収業者によって異なる
壊れた冷蔵庫を回収処分する場合には、リサイクル料金だけではなく収集運搬費用がかかることがあります。収集運搬費用は、回収を依頼する業者によって異なります。回収処分を依頼するさいは、事前に運搬費用がいくらかかるかを確認しておきましょう。
壊れた冷蔵庫の回収に母子家庭加算による免除はなし
家電リサイクル費用は、母子家庭手当や児童扶養手当を支給されている家庭のための免除制度はあるのでしょうか。粗大ごみの処分には、児童扶養手当を支給されている家庭にむけた免除制度がありますが、家電リサイクル法では、母子家庭や児童扶養手当家庭に免除制度はありません。壊れた冷蔵庫を処分するリサイクル費用は、決められたきんがくを支払う必要があります。
リサイクル回収以外の、壊れた冷蔵庫の処分方法
壊れた冷蔵庫は、家電リサイクル法にのっとって家電量販店や自治体の指定回収業者に回収してもらったり、自分で指定引き取り場所に持ち込んだりする以外に、どんな処分方法があるのでしょう。壊れていては、引き取ってもらえないと思われがちですが壊れた冷蔵庫を処分する方法はさまざまなものがあります。リサイクル以外に、家電を処分できる方法を知っておきましょう。
家電を回収してくれる業者に引き取りを依頼
家電を回収してくれる業者は、自治体が指定している家電リサイクル回収業者以外にもさまざまな業者がいます。リサイクル業者によっては、家電リサイクル法で決められた料金よりも費用が安く済むことも。しかし、壊れた冷蔵庫の場合は、引き取り処分を拒否される可能性もあります。回収を依頼する前に、冷蔵庫が壊れている旨を伝えておくとスムーズです。
ジャンク品として、フリマアプリやオークションで販売
壊れた冷蔵庫だけでなく、壊れたテレビや洗濯機などはジャンク品として需要があります。冷蔵庫の部品や材料などのパーツだけを利用する目的で、壊れた冷蔵庫が取引されるのです。壊れた冷蔵庫をフリマアプリやオークションで出品する場合は、トラブルを避けるために冷蔵庫が壊れていることと、冷えない、冷凍庫のみ故障など壊れている詳細を記載するようにしましょう。また、大型家電である冷蔵庫は、運搬配送料が高くなりがちです。出品するときの価格は、配送料も加味した金額にするといいでしょう。
壊れていても引き取ってくれるリサイクルショップで引き取りを依頼する
壊れていても、フリマアプリやネットオークションのように、リサイクルショップでも壊れた冷蔵庫を引き取ってもらえることがあります。しかし、壊れた冷蔵庫は修理して再販売されることがあるため、壊れた部分によっては、引き取りを拒否されることも。リサイクルショップに持ち込んだのに引き取ってもらえなくて、持ち帰らなくてはならない事態にならないように、事前にリサイクルショップに壊れていても引き取ってもらえるかを確認しておきましょう。そのさい、冷蔵庫のメーカーや製造年、壊れたところを詳しく聞かれる場合も。事前にメーカーや製造年をチェックしておくとスムーズです。
無料引き取りは安全?回収以外の費用を請求される場合も
壊れた冷蔵庫を処分する方法に、無料の引き取りを依頼する方法を思い浮かべるかもしれません。しかし、無料引き取りといいながらも、人件費や配達料などの名目でリサイクル料よりも高額な請求をされる場合も。また、無料回収業者は産業廃棄物収集運搬業の許可を受けていない可能性もあります。壊れた冷蔵庫の処分は、きちんとした業者に依頼するようにしましょう。
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壊れた冷蔵庫も処分はリサイクル法を守って破棄しよう
壊れた冷蔵庫であっても、処分は家電リサイクル法にのっとって正しくおこなうことが大切です。家電量販店に回収を依頼したり、自分で指定引き取り場所に持ち込んだりして壊れた冷蔵庫を処分しましょう。
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