FXで大損をしないための要注意ポイント!負けないためのトレードルール
更新日: 2025年1月21日
FXでは自分の資産を大きく増やせる資産運用方法ですが、大きな損失を抱えてしまうこともあります。FXは長期的にも短期的にも取引が可能な為替レートを利用した投資方法です。本来資産運用は投資した金額以上の損失を抱えることはありませんが、FXはレバレッジという制度を導入することで自分が所有している資産よりも大きな金額を取引できます。しかしレバレッジを大きくしすぎると大きな利益が期待できると同時に、非常に大きな損失につながる場合があります。FXで大損しないための注意点は、このレバレッジを小さくしておくことや、強制ロスカットという制度を正しく理解して活用することの他にも、自分の中で損切りルールを決めておくことが大切です。そのときの感情に流されない「トレードルール」をしっかりと決めておくことが、FXで大損をしないための大前提です。
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投資の種類
日本人は大損することを嫌い、資産(お金)のほとんどを銀行口座かタンスに預金として保有していることが多いです。海外では銀行口座預金や現金保有の他にも株式や不動産といった資産形成を行っていることも多く、日本人よりも金融知識が豊富だと言えます。日本では株や投資というのはギャンブル性の強い行為であり、人によっては危ない橋を渡る有害な行為だと思っています。しかしそれは金融知識が乏しく、投資の偏った一部分だけを見ているのが原因です。正しい知識を持つことでFXでも大損をすることなく資産形成が可能です。まずは「投資の種類」について確認していきましょう。
「長期投資」
何十年という長い期間投資を続けることを「長期投資」と言います。株を始めるというと「株の売買」をして利益を得ようとしているイメージが強いですが、特定の株式を長期で保有し、企業や経済の成長の恩恵を得る「長期投資」が投資の原点だと言えます。日本でも「積み立てNISA」や「iDeCo」といった長期間投資が前提となった制度が誕生しています。投資の特徴としては「ローリスクローリターン」です。株式を保有している間に株価の相場が下落することも高騰することもあります。しかしその時に、株式を売らずに保有をし続けることで、最終的に購入時よりも株価が増えることを目標とします。もちろんリスクが全くないわけではないので、大損をしない安全な方法ではありません。変なところに投資をしてしまえば不景気や企業が倒産した時に資産を失うことになりますが、インデックス投資などであれば平均で年利5%の運用もそこまで難しくありませんので、比較的初心者向けの投資と言えるでしょう。注意点は投資先の分析を怠らないことが挙げられます。
金融知識がなく、お金を持っている人は騙されやすいので、動画やブログで金融知識をある程度つけて挑戦すると良いでしょう。
「短期投資」
特定の期間株式などを保有せずに相場チャート(価格変動のグラフ)から適宜売買のタイミングを量っていくことを「短期投資」と言います。株式を保有するのではなく売買することで、その価格差で利益を得るといった方法で、日本で広く知られている投資方法になります。株で大損をしたとか、億万長者になったというのは主にこの「短期投資」によるものがほとんどです。特徴は「ハイリスクハイリターン」です。資産を何倍どころか何百倍にも増やすポテンシャルを持っているのですが、注意点として資産を失い大損する危険性が高く、場合によっては自分の人生を狂わせてしまう可能性が高い点が挙げられます。ですので、短期投資を成功させるためには世界情勢、景気動向、さまざまな分野の栄枯を読み抜かなければなりません。FX初心者がシミュレーターで資産を増やせたので仕事をやめ、退職金や保険の積立金、夫婦の貯金を手元にFXを始めたももの、すぐに資産を失うどころか借金を背負ってしまうという体験談もネットには溢れ返っています。一度の成功ではまぐれでしかない場合が多く、勝ち続けるには日々勉強を惜しまず、資産を失うかもしれない恐怖に打ち勝つ胆力も求められます。
FXはどちらの投資方法?
では、FX取引はどちらの投資方法に分類されるのでしょうか。明確な差こそありませんが、比較的短期投資の側面が強いです。そもそもFXは日本円で別の外国通貨を購入し、相場が変わったところで売ることで利益を得る方法です。長期に保有することも可能ですが、為替相場は円安が何十年も続くということは原則ありえないため、長期保有をするメリットがあまりありません。口座開設をしてすぐに始められる初心者向きの投資のようですが、ある程度金融知識が求められる中級者向けの投資方法です。そんなFXで大損をしない方法というのは「短期投資で負けない方法」とほぼ同じというわけです。何もせずに適当にやっていればお金が儲かる世界ではありませんので、日頃から情報収集を怠らず、様々な分野の勉強をしていかなかればならないという点は注意が必要です。
FXの利益と損失
FXに限らず投資において成功を納める注意点は「負けないこと」です。ここでいう負けとういのは資産のすべてを失うほどの大損を指します。一時的に資産が減少したとしても投資先が残ってさえいれば相場の回復はありえますし、以前よりも資産が増えることもあります。2020年の2月から3月にかけて「コロナショック」という金融危機が起こり、世界中の株価が暴落しました。他にも2008年のリーマンショックや1929年の世界恐慌などでも株価は大暴落をしています。しかし、どの金融危機もその後には株価は回復し、危機前以上に成長しています。このように、大損をしなければ逆転のチャンスがまだ残っています。
FXで利益を出す具体的な方法
利益を出す仕組みは非常に簡単です。それは「安い時に買い、高い時に売る」だけです。例えばアメリカドルが1ドル=108円だったとします。この時に108円払って1ドル購入します。その後為替が変動し、1ドル=110円になった時に保有しているドルで円を購入すれば110円手に入りますので、2円資産が増えたことになります。たった2円かと思うかもしれませんが、これを1万ドル(108万円)分購入すれば、110万円となり2万円の資産増になります。
もちろん1ドルあたりの相場が90円などになれば、資産が減ることになります。FXで大きな利益を出そうとするなら、より少ない日本円で購入可能な商品(信用が低い外国通貨が多い)を大量に購入し、その通貨の価格が大きく上昇した瞬間に日本円に戻していかなければなりません。もちろんドルやポンド、ユーロのような信用がある通過であれば、大きく儲けることはあまりありませんが、通貨の価値がなくなるほどのことは起こりにくいです。とは言え、それでもタイミングによっては大暴落は十分にありえます。
含み損とはどういう状態?
含み損とは為替相場が下がり、「円に戻せば元の金額よりも低い金額しか手元に残らない」という状態です。売却を行わない限り損は確定しないため「含み」損と言います。この状態は投資を行う以上避けられないので、含み損にならないようにするという解決策はありません。しかし含み損は大損とは違います。むしろ含み損になっているということは、同じ日本円でもより多くの商品が購入できる状態なので、追加投資をした方がより大きく利益を出せます。理屈ではそうなのですが、実際に資産が目に見えて減っている様子を見せられると、まともでいられなくなる人は多く、鬱状態になってしまう人は、場合によっては自殺してしまう人もいます。FXで負けないためには、この含み損とどのように付き合っていくかを考えていかなければなりません。
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なぜFXで大損するのか
FXは短期投資のため、大きな利益が期待できる反面、一瞬で全資産を失うこともあります。では、なぜこれほど大きな損失を出してしまうのでしょうか。FXで大損する理由を解説していきます。
レバレッジを高く設定している
レバレッジとは、取引する時に他人の資本を使用することで、自分の利益率を高めるというものです。日本のFX会社だと、25倍を超えるレバレッジを個人はかけられないようになっています。このレバレッジを高く設定することで、大きな利益の獲得が狙えますが、その反面損失が出た時も何倍もの損失を抱えることになります。初心者がいきなり高いレバレッジで取引を行い、大損してしまうというのが良くあるパターンです。ネットでよく見るFXの失敗談の多くが、このレバレッジをかけすぎたために起きたと言えます。
損切のルールを決めていない
損切というのは、自分の資産が何%減少したら売却するというルールを明確にするということです。損切ルールを決めていない場合、「もう少し待とう!きっと値上がりするはず」など欲が出てしまい、その結果大損をするということが起こりがちです。自分の欲をコントロールする必要があるのですが、株価が下がってくると冷静ではいられないのも人間です。そのための損切ルールなので、設定していなければ大損する可能性があります。
大きなポジションを一度に持ちすぎる
ポジションとは、通貨を売買している状態のことで、通貨を売っている状態を売りポジション、買っている状態を買いポジションと言います。ポジションが大きいほどレートの値動きが少なくても大きな利益につながりやすいため、いきなり大きなポジションを持つ人がいます。大きなポジションを持つということは、利益が出しやすい反面損失も大きいということです。そのため、一度に大きなポジションを持ちすぎると大きな損失を出しやすいという結果につながってしまいます。
多数に通貨ペアに手を出している
初心者にありがちなのが、あれもこれもと多数の通貨ペアに手を出してしまうことです。多くの通貨ペアを保有するということは、それぞれの通貨の状態を常に把握しなければなりませんし、保有している通貨が多いためマイナー通過があれば急激に相場が変動するなどリスクも高くなります。
FXで大損しないためのポイント
FXで大損をしないためには、いくつかのポイントがあります。しかし注意点が1つあります。それは大損をしないようにすると自動的に得をする機会も失われるということです。その点を踏まえながら4つのポイントを見ていきましょう。
レバレッジを低く設定する
1つ目のポイントはFXのレバレッジを低く設定することです。レバレッジを高く設定すれば大きな利益が獲得できる可能性もありますが、その分損失が出た時も大きな損失を抱えます。ですがレバレッジを低く設定すれば、利益を抑える代わりに損失自体も抑えられるため、長期に渡ってFXの世界で勝負をすることが可能になります。
強制ロスカットを有効活用する
2つ目のポイントは強制ロスカットの有効活用です。強制ロスカットとはFX会社のシステムによって強制的に保有資産(ポジション)が売却されることです。含み損の状態から損失を確定させることになるので、多くのFX利用者からは嫌がられることもありますが、本来は投資社の資産を守るためのシステムです。証拠金維持率という総運用資産における自己資本の比率を下回ると強制的に現金化するため、一定以上の損失を抱えないようになっています。もちろん強制ロスカットになった時点で資産運用としては損失なので、証拠金維持率を意識しつつレバレッジを調整することで、自分では支払いきれない損失を防ぐことにつながります。
スキャルピングを活用する
3つ目のポイントはスキャルピングを活用するということです。スキャルピングとは、数秒もしくは数分間の間に取引を行うということを繰り返します。繰り返し頻繁に取引を行うことで利益を得る方法なので、大損するリスクを下げることができます。スキャルピングは短い間での取引なので利益は少なくなりますが、大損することもありません。また、大損するリスクを低くすることで強制ロスカットも避けることができます。
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損切ルールをしっかり決めておく
4つ目のポイントは一番の対策である、自分自身で損切ルールを決めておくことです。損切ルールを決めることで、損失を想定の範囲内に抑えられます。どうしても人間は「ここを耐えれば相場が回復して大きく儲けられるのではないか」と考えてしまい、ずるずると含み損を抱え続け、それが強制ロスカットにつながることもあります。また、慣れてくると相場に合わせた損切ルールを設定するのも良いでしょう。「直近の安値以下になったら」というように、相場で判断する損切も可能です。損切で大切なのは、必ず損切ルールを守るということなので、どんなに小さい取引でも必ず守るようにしましょう。
FXで大損しない「トレードルール」
FXで大損をしないためには自分でルールを明確にし、制度を上手に使うことが大切です。しかし、どのようなルールに設定するかは一人一人変わってきます。ルールを決めるための要素として「投資目的」と「許容リスク」があります。
投資目的をはっきりさせる
皆さんは、なぜ投資をしようとしたのでしょうか。老後の資金を作るためでしょうか。それとも結婚資金を作るためですか。目的は人によってバラバラだと思います。目的がないまま漠然と投資すると際限なく欲をかいてしまい、破滅することになります。いつまでにどれくらいの資産が必要なのかがわかっていれば、必要以上の利益を求めることがありませんので、大損する可能性も大きく減少させることができます。
自分の許容リスクを知っておく
そもそもリスクとは、危険性ではなく「将来の不確定性」を指します。リスクが高いとは「利益を大きく得られる一方、とてつもなく大きな損失を抱える可能性もある」状態を指します。例えば月の給与が20万円で月の出費が15万円の人は、毎月5万円までは損失を出しても生活に影響は出ません。FX失敗談の多くは、収入がなくなった状態で借金を抱えるものです。ですから、自分がいくらまでなら損しても大丈夫なのかを把握しておくことで大損を避けられます。
FXで大損しないためには、明確なトレードルールを決めましょう!
FXで大損しないためには、まずは自分の投資目的と許容できるリスクを把握することから始めるといいでしょう。そこから自分が無理なく投資できる金額をほどほどのレバレッジで運用していきます。お金が欲しいという欲をうまくコントロールして、投資を成功させましょう。
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