サントリーのウォーターサーバーのメリットやデメリットは？口コミや評判を解説

大手飲料水メーカーのサントリーが提供しているウォーターサーバーは、高機能で多機能な上、比較的経済的ということで高い評価を得ています。スーパーやコンビニでも売られているしている「南アルプスの天然水」が販売されているので、知っている人も多いのではないでしょうか。
大手メーカーが提供しているという安心感や高い評価を得ているという実績があるため、導入したいと考える人が多いようですが内容をしっかり把握せずに設置してしまうのは危険です。後々、「使い勝手が悪い」「思っていた内容や機能と違う」ということになりかねません。では、これだけ高評価を得ているサントリーのウォーターサーバーとはどのようなものなのでしょうか。メリットやデメリットに加え、実際に利用している人の口コミ評価なども交えて解説していきます。

サントリーウォーターサーバーのメリット

サントリーのウォーターサーバーは、高性能で多機能、水もおいしいと評判です。各メーカーのウォーターサーバーも様々な機能がありますが、サントリーのサーバーにしかない機能もあります。では、どのような機能があり、どんなメリットがあるのでしょうか。詳しく解説していきます。

必要なのは水代と電気代のみでお得に使うことができる

サントリーのウォーターサーバーは、初期費用・サーバーレンタル料・配送料・メンテナンス料は一切かかりません。そのため、必要なのは毎月購入する水代と電気代のみとなりますので、ウォーターサーバーの中でもお得に利用することができます。プランによって水の料金は違ってきますが、1箱に7.8リットルボトルが1本入っているものを毎月5箱以下ならスマートプランで1,350円、月に6箱以上必要なバリュープランなら1箱1,134円（月額会費1,100円必要）となります。

ただし、配送単位が3箱ずつになるので、3箱以上ほしい場合は、6箱注文することになります。一人暮らしの場合、最低でも24リットルは必要と言われていますので、スマートプランがお得になりますが、それ以上使う場合は6箱注文することになるので、バリュープランにした方がお得です。電気代は弱温・弱冷モードで月額約1,350円、通常モードで約1,480円となっており、一般的のウォーターサーバーと比べると月額400円程度高めですが、その分他の費用がかからないのでトータルするとコストは低めです。

ただし、ウォーターサーバーを設置した日から2年以内に解約した場合は、違約金がかかります。サーバー設置から1年以内に解釈した場合は16,500円、1年以上2年以内に解約した場合は9,900円の違約金が発生しますので注意しましょう。

4段階の温度調節

サントリーのウォーターサーバー他社とは違う機能として4段階の温度調節があります。冷水に2段階、温水に2段階の温度調節があり、冷水の通常モードが4～9℃、弱冷モードが12～15℃、温水の通常モードが85～92℃、弱温モードが70～75℃となっています。真夏には冷水の通常モードで冷たい水が飲めますし、冷たい水が苦手という人は弱冷モードなら常温と変わりません。

また、赤ちゃんのミルク作りには温水の弱温モードが最適で、温水の通常モードならコーヒーやお茶などすぐに作ることができますし、料理に利用することもできます。さらに、温水の通常モードには再加熱できる機能があるため、インスタント麺も簡単に作ることができます。一般的なウォーターサーバーには冷水と温水の2種類しかありません。多くて、常温モードのついている3種類です。

しかし、サントリーのウォーターサーバーは4段階の温度設定があるので、様々なシーンんで使い分けることができます。特に、赤ちゃんのミルク作りは熱すぎるとミルクが溶けにくく、栄養素を壊してしまう可能性がありますし、低すぎると殺菌効果がありません。そのため、70～75℃というのはミルク作りに最適な温度と言えます。

自動クリーン機能搭載

サントリーの天然水は、南アルプスの山麓の地中深くから汲み上げています。汲み上げた天然水は安心して飲めるようにと水道法の水質基準となる51項目だけではなく、約200項目を設定してチェックし、安全性の高い天然水を提供しています。

これだけ水にこだわりを持っているサントリーでは、「おいしさキーパー」という業界最高水準のオートクリーンシステムを採用し、新鮮で安全な水を提供しています。おいしさキーバーとは、1日に1回決められた時間にサーバー内に熱い水を循環させます。時間は自分の都合の良い時間に設定することができ、熱い水を循環させることで雑菌や細菌などからおいしい水を守っています。

おいしさキーパーが作動している約2時間半はウォーターサーバーを使うことができず、それぞれの温度になるまで30分程度かかるので、3時間はいつも通りに使うことはできません。そのため、おいしさキーバーは就寝時や使わない時間帯に設定しておくと良いでしょう。オートクリーンシステムということと、ボトルを返却する必要のないワンウェイ方式なので水の衛生面も安心です。

2重チャイルドロック機能付き

サントリーのウォーターサーバーの機能で、高性能と言われてるものの1つに2重チャイルドロックがあります。「全操作ロック機能」と「温水・冷水の注水ロック機能」の2重のチャイルドロックが搭載されているため、小さな子どもがいる家庭にもおすすめです。

外部パネルで解除できるチャイルドロックはたくさんありますが、これが不安だというお母さんも多いです。そこで、サントリーでは小さな子どもにはなかなか見つからない、扉の内側に全操作ロックボタンがついています。
全操作ロックボタンは、全ての操作をロックするので、子どもによる誤操作ができないようになっています。また、温水と冷水に搭載されている「注水ロックボタン」があるため、まずロックを解除しなければ温水も冷水も注水できないようになっています。
もし、毎回ロックを解除するのが面倒だという場合は、扉の内側の内部ボタンで、温水と冷水個別にロック機能解除もできます。

水ボトルの交換がラクに行えて災害時にも役立つ

サントリーのウォーターサーバーで他社と違う所と言えば水ボトルの交換方法です。他ではない交換方法で、天然水が入ったダンボールごとウォーターサーバーにセットします。
天然水が入った段ボールをウォーターサーバーにセットして、レバーを左右にスライドするだけでセット完了なのでとても簡単です。また、7.8リットルという軽量ですし、ボトル交換位置が胸のあたりなのでサーバー上部まで持ち上げる必要がなく、女性やお年寄りの方など力のない人でも簡単に交換できます。

さらに、ダンボールのまま保管できるので5箱まで積み重ねることができ、水ボトルを保管するスペースが少なくても問題ありません。災害時には天然水の入った段ボールに、非常用コックを取り付ければサーバーに設置せずそのまま使えるので、備蓄水にもなります。

サントリーウォーターサーバーのデメリット

サントリーのウォーターサーバーには、他社にはない機能がたくさんありクリーンシステムも業界トップレベルです。さらに、ランニングコストは水代と電気代のみという低コストなので、メリットはとても大きいかと思います。
ですが、デメリットが全くないサーバーはありませんので、次はサントリーウォーターサーバーのデメリットを解説していきます。デメリットをしっかり把握した上で、導入するか検討するようにしましょう。

注文ノルマがある

サントリーのウォーターサーバーには注文ノルマがあります。月に3箱（3本）以上の注文が必要で、次に6箱、その次が9箱と、3箱単位での発送が可能です。月に3箱が最低注文ノルマなので、スマートプランなら月額4,050円は必要ということになります。

ただし、水ボトルの発注頻度は選ぶことができ、月に1回か3週間ごと、もしくは隔週といった、3つの期間から選ぶことができるのは魅力的ですね。また、ワンウェイ方式なので使用済みの水ボトルや段ボールは自分で処分しなければなりません。ワンウェイ方式は水の衛生面で考えるとメリットとなりますが、ゴミの処分が必要なのはデメリットとも言えます。

水代が他メーカーと比べて高め

他メーカーが提供している水ボトル代と比べると、サントリーは若干高めです。最安値は、12リットルボトルで1,100円台というところがあるので、この価格と比べると7.8リットルで1,350円というのは若干高く感じます。
ですが、レンタル料・初期費用・配送料・メンテナンス料は無料なので、かかる費用が水代と電気代だけとなると平均的な価格と変わりません。

レンタル料・初期費用・配送料・メンテナンス料と水代（24リットル）の全て含んだトータル金額の平均は4,000～6,000円となっています。サントリーは水代3箱が最低金額となるので月額4,050円（税込）ですから、水代だけを見ると高く感じますが、トータル的には平均範囲、もしくは低コストの方になるかと思います。

ウォーターサーバーのサイズが若干大きい

サントリーのウォーターサーバーは幅37cm×奥行45cm×高さ124cmあり、一般的なサーバーよりサイズが若干大きめです。一般的なウォーターサーバーならA4用紙くらいの面積で収まりますが、サントリーのサーバーは新聞紙の半分くらいの面積が必要です。

また、重さも一般的なウォーターサーバーより5～6kg重いので、一度設置すると別の場所に移動するのは少し大変かもしれません。さらに、サーバーが若干大きめなので設置するスペースも考えなければなりません。ですが、一度場所が決まってしまえば動かすことがあまりないという人であれば問題ないかもしれません。

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サントリーウォーター-サーバーの口コミや評判は？

サントリーの良い口コミは「水がおいしい」「温度調節が便利」「サーバーのデザインがおしゃれなどいう内容が多かったです。性能や機能については満足している人が多く、スタッフの対応も良いということで人気のウォーターサーバーだということがわかります。

また、子どもがいる家庭ではチャイルドロックが必須となるので、2重でロックできるのはとても評価が高いですね。
悪い口コミには「水ボトルが重い」という口コミがありました。7.8リットルですが女性でも力が弱い人は重く感じるようです。

サントリ―ウォーターサーバーがおすすめな人

サントリーのウォーターサーバーには、様々なメリットやデメリットがありました。ですが、実際自分に合っているのかわからないという人もいるかと思いますので、どのような人に向いているのかおすすめの人をご紹介します。自分に当てはまることがあれば、サントリーのウォーターサーバーを検討してみましょう。

小さな子どもや赤ちゃん、ペットがいる家庭

他メーカーにはなかなかない、4段階の温度設定があるので小さな子どもや赤ちゃんがいる家庭にはおすすめです。ミルク作りにも最適ですし、小さな子どもは熱すぎると火傷をしたり冷たすぎるとお腹を壊してしまうこともありますので、常温に近い水が出たり、暑すぎない温水が出るのはとても便利です。

また、ペットも同じように冷たすぎる水をあげるとお腹を壊すことがありますので、常温に近い水が出るサントリーのウォーターサーバ―はおすすめです。ウォーターサーバーに重さがあるので、小さい子どもが暴れてぶつかっても倒れにくいというのもよいですね。ただし、絶対に倒れないということではありませんので、気になる人はウォーターサーバーに転倒防止金具を取り付けるようにしましょう。

ボトル交換をラクにしたい人

ウォーターサーバーの水ボトルにしては、7.8リットルというのはかなりの軽量です。一般的な水ボトルは12リットルあるので、かなり重く女性やお年寄りの人がボトルを交換するのはとても大変です。また、ボトル交換位置が胸元というのも、サントリーくらいではないでしょうか。

一般的なウォーターサーバーはサーバー上部にボトルセット位置があるため、1m以上は持ち上げる必要があります。ですが、サントリーのボトル交換位置は胸元なので70～80cmほど持ち上げれば交換できます。さらに、軽量ということもありますので、他社に比べてボトル交換がラクにできます。

多機能で高性能なウォーターサーバーを求めている人

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これだけ機能が多く、高性能なウォーターサーバーはなかなかありません。
他社でも高性能・高機能というサーバーを提供しているところはありますが、サーバーレンタル料が必要なところが多く、水代+サーバーレンタル料が月額料金となり割高になってしまいます。

また、単なる多機能ではなく、サントリーにしかない機能も搭載されているので、他にはない機能を試してみたいという方におすすめです。機能が多く性能が良いサーバーは故障が気になるところですが、大手メーカーなので何か不具合があった時も迅速に対応してくれるので安心です。

サントリーウォーターサーバーは初めての人にぴったり！

ウォーターサーバーの水は、導入してみないと味がわからないというところがほとんどですが、サントリーは市販のミネラルウォーターと同じ水を採用しているので、水の味がすでにわかっています。特に天然水は水によって味が違うため、飲んでみて合わなかったということもあり、導入する前に水の味が分かっているのは大きなメリットです。
成分や飲んだ人の感想などを書いていくれているメーカーもありますが、人それぞれ感じる味は違うので、自分に合うか不安だという人もいます。ですが、サントリーならすでに味が分かっているので、合わないという不安もありません。ウォーターサーバーを初めて導入する人にとっても、味が分かっているというだけで安心感がありますので、是非検討してみてはいかがでしょうか。

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