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ワインツーリズムで楽しむスペインワインの魅力!産地別ワインの特徴も紹介

ワインが造られた土地を訪れ、その土地の自然や文化、人々をまるごと味わう「ワインツーリズム」。多様な風土によって生まれる個性豊かなワインの産地・スペインでもワインツーリズムが盛んに行われています。ワインに対する造詣が深くないからといって、ワインツーリズムに興味を持たないのはもったいないことです。ワインツーリズムではワイナリーの多彩な建築を見たり、地元の食材や文化を堪能したりと、深いワイン愛好家でなくても気軽に楽しむことができます。世界トップクラスのワイン生産国であるスペインで、ワインツーリズムを体験してみませんか。

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新しいスタイルで楽しむワインの旅

ワインツーリズムとは?

ワインツーリズムとはブドウ畑やワイナリーを訪れ、ワインの作り手やその地域の人々との交流を楽しむ今注目の旅のスタイルです。単にワインや料理を味わったり、ワインの知識を得るだけではなく、その土地の文化や風土、人々、歴史、景観など、ワインの産地ならではの魅力をまるごと楽しむことができます。特別なワイン愛好家でなくても気軽に楽しめることから、徐々に人気が高まってきています。また、スペインにおいてはワイナリー建築も大きな見どころ。斬新で革新的なデザインの建物は、どれも一見の価値があります。

多彩な味わいが魅力のスペインワインを紹介

スペインワインについて

スペインワインの歴史

スペインワインの始まりは紀元前1100年から紀元前500年ごろ。当時、南のカディスから北東端にかけてスペイン東海岸を支配していた、古代ギリシャ人やフェニキア人がブドウの樹とワイン造りの技術を持ち込んだことでワインの醸造が始まり、紀元前100年ごろにはワインの生産が地域産業として根付いたのです。その後、スペインワインはベニスやジェノバの商人によりローマ帝国全土に広まっていきました。

D.O. について

D.O.(デノミナシオン・デ・オリヘン)は直訳すると「原産地呼称制度」となり、スペインで地元ワインの品種を守るために制定された特別な法令です。スペインワインにおけるD.O.は、ある特定の村落で生産される個性的で高品質な高級ワイン「ビノ・デ・パゴ」から一般消費用のテーブルワインにあたる「ビノ・デ・メサ」まで、7つのカテゴリーに分けられ、ワインを選ぶ際の参考になります。

産地別、スペインワインの特徴

スペインワイン最高峰の産地・エブロ川流域のラ・リオハ州は赤ワインが全体の7割以上を占めており、特に長期熟成の赤ワインが多いのが特徴です。カタルーニャ州のペネデスは発泡性ワイン・カバの産地として有名。南部アンダルシア地方は、酒精強化ワインの代表格であるシェリー発祥の地として知られています。他にもバスク州は爽やかでアルコール度数が低めのチャコリが有名、カスティージャ・イ・レオン州は赤・白とも深い味わいのワインが多く造られています。

【産地別】スペインワインツーリズムの楽しみ方

【ラ・リオハ州】赤ワインが有名で多彩なワイナリーの建築も楽しめる

スペイン北部のラ・リオハ州は赤ワインの産地として有名。テンプラニージョと呼ばれる黒ぶどうを使った、長期熟成向きの赤ワインが多く造られています。中世時代に造られたものから現代の有名建築家によるデザインのものまで、多彩なワイナリーの建築も必見。聖ペテロの日である毎年6月29日には、水鉄砲やバケツで赤ワインを豪快に掛け合う伝統の祭り「アロのワインバトル」が開催されます。

ワイナリーホテル「マルケス・デ・リスカル」

1858年、リスカル侯爵がエルシエゴ村に設立したリオハ最古のワイナリー「マルケス・デ・リスカル」。名実ともにリオハ州を代表するワイナリーであり、エレガントで重厚感のあるワインは国内のみならず海外でも愛されています。展示会での受賞歴など実績も豊富。スペイン王家が主催する晩餐会でマルケス・デ・リスカルのワインが供される程スペイン王室からの信頼も篤く、ワインセラーには常に時の国王が自ら選んだ国王専用のワインが保管されています。写真の奇抜な建物は、建築家・フランク・ゲーリーが設計した有名な5つ星ホテル。この敷地内にワイナリーが存在しています。屋根の一部にブドウをイメージさせる紫色が使われているのも特徴です。

デザインワイナリー「ボデガス・イシオス」

有機的な波打つ曲線の建物が印象深い、前衛的なワイナリー「ボデガス・イシオス」。日差しを浴びてキラキラ輝くアルミの屋根が遠目にも美しく、空から見るとワイングラスの形をしているのも特徴です。ワインの生産量は年間9万本程度と多くはないので海外市場にはあまり出回りませんが、ワイナリーではそんな希少なワインを味わうことも可能。ワインの世界をテーマに子どもの創造力を育む様々な遊びも用意されており、ファミリーでも楽しめます。

デザインワイナリー「ボデガス・バイゴリ」

カンタブリア州のブドウ畑に埋もれるように建つ、自然の摂理にかなったワイン造りがモットーの前衛的ワイナリー「ボデガス・バイゴリ」。地下7階まであるワイナリーでは、重量を上手く利用したエコな垂直方法でワインを造っています。上階から下階に向かって、ワイン造りの工程に沿って坂を下っての見学が可能。最後のフロアにはレストランがあり、ワイナリーで造られた4種類のワインとワインによく合う料理を堪能できます。

【カタルーニャ州】カバの主要生産地

スペイン北東部、地中海地方に位置するカタルーニャ州は、伝統的な白ブドウ品種から造られる白ワインと、高級赤ワインの産地として知られています。また、スペインを代表する瓶内二次発酵スパークリングワイン「カバ」の主要な生産地としても有名。カタルーニャで国内の約95%ものカバが生産されています。名門ワイナリーのフレシネやトーレスは日本でも知られています。

ワイナリーホテル「マスティネル」

小さなワイナリーでありながら、名実ともにスペイン最高のカバの造り手と名高い「マスティネル」。1997年にはブラインドテイスティングでロイヤルウェディングの乾杯用ワインに選ばれたことから、ワイン界のシンデレラストーリーを持つワイナリーとして一躍注目の的となりました。カバ以外では、熟成ヴィンテージの赤ワインも美味。ワイナリー併設の5つ星ホテルは、ワインボトルを寝かせたようなユニークな外観。リラクゼーションスペースで極上のカバを楽しむことができます。

【アンダルシア州ヘレス】酒精強化ワインのシェリーが有名

イベリア半島の南部に位置するアンダルシア州にある町へレスはシェリー酒の名産として世界的に有名です。シェリーは発酵途中に蒸留酒を加える製法で作られる酒精強化ワイン。アルコール度数も高めなので、会話を楽しみながらゆっくり飲むのにぴったり。へレスの街では至る所にシェリーを造る酒蔵(ボデガ)があり、「ティオペペ」で有名な「ゴンサレス・ピアス」や「サンデマン」といったボデガでは蔵の中の見学と試飲ができます。

ワイナリー「ボデガス・トラディシオン」

最も古いシェリーのブランド「J.M.リベイロ」を起源とする「ボデガス・トラディシオン」。熟成から瓶詰めの工程すべてを手作業で行うヘレスの伝統的な方法を維持する希少なワイナリーです。ヘレスの古いワイナリーから質の高いシェリーを買い集め、自社で熟成させた20年、30年以上の長期熟成シェリー「熟成期間認定シェリー」のみを扱っているのが特徴。製造本数はそれぞれ数千本と数が少なく、シリアル番号も手書きという最高峰のシェリーが揃います。また併設する美術館では、美術愛好家のオーナーが収集した15世紀から19世紀のスペイン絵画が鑑賞できます。

【バスク州】人気が高まりつつあるチャコリの産地

スペイン北部に位置するバスク州は、アルコール度数が低めで微発泡の辛口、さわやかな酸味が特徴の「チャコリ」の産地として知られています。有名なのは17世紀からブドウの栽培をはじめ、1930年にワイナリーを創業したチャコリのパイオニア「チョミン・エチャニス」。家族経営のアットホームなワイナリーですが、チャコリ界のリーダーとして現在も君臨しています。

ワイナリー「ボデガス・ビルヘン・デ・ロレア」

17世紀からの歴史がある老舗ワイナリー「ボデガス・ビルヘン・デ・ロレア」。チャコリを製造する単一のブドウ畑としてはバスク州最大規模を誇る畑を所有しており、伝統的な方法でブドウを育てています。このワイナリーで有名なワイン「アレチャガ」は微発泡ではないタイプの珍しいチャコリで、フレッシュかつフルーティな香りと力強い酸味、ほのかに感じる塩味が特徴。バスクの三つ星レストランでもオンリストされています。

【カスティージャ・イ・レオン州】寒暖差が育む野性的な高級ワインの産地

内陸部に位置するスペイン最大の自治州カスティージャ・イ・レオン州。夏と冬の寒暖差が激しい地域であり、この大きな気温差がブドウに豊富な酸と凝縮感を与えるのことで、赤白ともに深みのあるおいしいワインを生み出しています。主なワインの産地はドゥエロ川沿岸に点在しており、中でも「リベラ・デル・ドゥエロ」は秀逸な赤ワインを生み出す産地として世界的にも有名です。最高級ワイン「ウニコ」を生産するスペインのトップワイナリー「ベガ・シシリア」があるのもこの地域です。ワインミュージアムのある「ペニャフィエル城」は、観光スポットとしてもおすすめです。

ワイナリー「プロトス」

1927年、11のブドウ生産者により設立された協同組合を始まりとする「プロトス」。ギリシャ語で「No.1」を意味する名前を持つ前衛的なワイナリーです。伝統的な建築を新たに解釈したモダンな設備が特徴で、省エネかつ環境に配慮した設計になっています。建物の外観は、リチャード・ロジャースによる目を引くデザインの屋根が印象的。ペニャフィエル城の地下に深く入り込むように造られた、洞窟迷路のようなワインセラーも見どころのひとつです。

まとめ

ワインツーリズムやスペインワインの魅力、スペインで有名なワインの産地やワイナリーについて紹介しました。スペインワインは産地やワイナリーごとにそれぞれ違いはありますが、深い知識などは必要なく、楽しく味わうのが一番!ワインにかかわる人々と交流したり、興味深いワイナリーの建築をじっくり見たり、地元の料理とワインを味わったりと、ワインツーリズムには様々な楽しみがあります。あなたもぜひ、ワインツーリズムの楽しみ方を見つけてくださいね!

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更新日: 2021年12月2日

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