みのむしの駆除方法は?対策についても紹介!
更新日: 2024年4月20日
秋が深まる頃の風物詩として、みのむしを思い浮かべる人は多いでしょう。枝で作ったミノをまとって木にぶらさがっている姿はユーモラスで愛らしく、子どもたちに人気の虫でもあります。みのむしは古典や俳句にも登場し古くから愛されている生き物ですが、庭木や果樹などの葉を食べてしまう厄介な一面も。しかし一部の種は外来種によってその数が激減しており、被害が少なくなっているとされています。ここではみのむしの生態や駆除方法、対策についてまとめました。みのむしを詳しく知ることは発生を防ぐことにも役立ちます。みのむし被害が気になる人はぜひチェックしてみてください。
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みのむしとは?
みのむしとはミノガに属する幼虫の総称で、作る巣が「蓑(ミノ)」に似ていることから名づけられました。日本では約40種ほどが報告されています。羽化するのはオスだけで、メスはミノの中に入ったまま一生を終えるという不思議な生態が特徴(一部の種を除く)。ここではみのむしのあまり知られていない生態や見分け方、ライフサイクルなどを紹介します。
みのむしの生態は?
羽化してミノから飛び出すのはオスだけ。メスは羽が退化しておりミノの中で一生を終えます。みのむしが出す糸の強度は高く、ミノは大人でも壊すのが難しいほど。そのためみのむしの糸は航空機などへの応用が期待できるとされています。天敵はメジロやシジュウカラなどの鳥の他、近年では外来種オオミノガヤドリバエによる被害が深刻化しています。
みのむしの種類、見分け方は?
みのむしの主な種類にチャミノガとオオミノガがいます。見分け方はまるで枝のような角度を持って木にピンとくっついているのがチャミノガで、木にぶらさがっている状態なのがオオミノガです。ミノの形にも違いがあり、チャミノガは筒のような形をした円筒形。オオミノガは中ほどが太く両側が細い紡錘形をしており、その形で見分けられます。
みのむしのライフサイクルは?
みのむしのメスは一生巣の中で生活し、そのまま交尾して巣の中に産卵します。卵は通常20日前後で孵化し、メスはその頃に自ら地上に落下して死にます。巣から出た幼虫はすぐ小さなミノを作り、葉を食害。脱皮を繰り返しながら体の成長に合わせてミノを大きくしていき、枝にぶら下がって冬眠します。幼虫から成虫にかけての寿命は約1年です。
みのむしによる被害は?
みのむしは幼虫時代に葉を食害します。孵化してすぐの小さい頃はそれほど被害はありませんが、成長にするにつれ食欲が旺盛に。そのため葉だけでなくひどいときは樹皮まで食べてしまうこともあります。また越冬期にはミノを糸できつく固定するため、枝枯れが起こることも。ここではみのむしが発生しやすい時期や好む環境、好物などをまとめました。
みのむしが発生しやすい時期は?
みのむしが発生するのは年に1回。幼虫の発生時期は6月中旬から8月頃までで、特に7月から8月の夏期には行動が活発になり、葉などをさかんに食害します。オオミノガは夏から秋にかけて、チャミノガは年明け後も食害を続けるため、根気強い駆除が必要。しかし成長してミノが大きくなるにつれ見つけやすくなるというメリットもあります。
みのむしが発生しやすい環境は?
木にぶらさがっているイメージの強いみのむしですが、実はミノをくっつけたまま頭と足を出して歩けます。越冬のため枝の下からベランダやドアなど雨がしのげる暖かい場所に引っ越すこともよくあります。そのためみのむしが発生しやすい環境を特定するのは難しいかもしれません。また孵化した幼虫は糸をたらして風に乗り、大きく移動したりもします。
みのむしの好物は?
みのむしの多くは雑食性。被害をよく受ける樹木としてツバキやチャの他、バラ、スギ、クスノキ、サクラ、カキ、カシ、カエデなどが挙げられます。みのむしの好物はそのままミノの材料となりますが、巣の材料は葉や枝だけではありません。細かくカットした色紙や毛糸の中にみのむしを入れておくとカラフルなミノを作ります。一度試してみてはいかがでしょう。
みのむしの駆除方法は?
秋の季語にもなり古くから愛されているミノムシですが、ガーデニングなどをしている人にとっては厄介な害虫。ミノムシは落葉樹や果樹などさまざまな葉を食害しますが、葉が落ちない針葉樹には特に致命的なダメージを与えることがあります。ここではミノムシの駆除方法を3種類紹介しますので、ミノムシ被害に悩まされている場合に参考にしてください。
殺虫剤を使用する
成長したみのむしはミノの上からだと薬剤が効きにくいのが難点。しかし孵化して間もない若齢幼虫期なら薬剤散布で防除することができます。ミノガ類が孵化する6~7月頃に「スミチオン乳剤」「カルホス」などを散布しましょう。これらの殺虫剤はアブラムシやコガネムシ、コナジラミなど広範囲の害虫に効くので、常備しておくと何かと役に立ちます。
手で捕まえる
ミノムシが成長してミノが大きくなってくると薬剤をまいてもほとんど効果がありません。そのため見つけ次第手で捕まえましょう。木にくっついているミノムシは引っ張るとすぐ取れます。直接触りたくない場合はピンセットなどを使うとよいでしょう。また地面に落ちているミノムシ対策として、木や草、落ち葉の下などは定期的に掃除することをおすすめします。
業者に依頼する
みのむしは手に届くようなところばかりにいるとは限りません。高い木の枝の上にいる時は園芸用の脚立を使って捕まえる必要があります。しかしあまりに大量発生しているような場合はプロの駆除業者に依頼するのもおすすめ。専門知識と道具を使ってスピーディーに対応してくれます。この時にみのむし防除のアドバイスをあおいでみるのもよいでしょう。
みのむし発生の対策は?
みのむしは自ら移動してきたり孵化した幼虫は風に乗って飛んできたりと、発生前に対策するのはなかなか難しいかもしれません。しかしいくつかの点を押さえると被害を最小限に抑えることが可能です。ポイントは幼虫を孵化させないようにすること。ここではみのむしの発生を抑える方法を3種類紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
冬の間に捕殺と薬剤噴霧を併用する
みのむしはミノの中で冬眠し、春を待ってさなぎになります。その後成虫となったメスはミノに入ったまま交尾し、ミノの中に数千個もの卵を産みます。そのためみのむしが冬眠している間に捕殺すると幼虫発生を防ぐのに役立ちます。見逃してしまったミノムシ対策には、卵が孵化する6~7月頃にスミチオン乳剤などの薬剤を噴霧しておくとよいでしょう。
忌避効果をもつ薬剤の設置
殺虫剤や農薬などを使いたくない場合は、天然植物成分で作られた「HB-101」など忌避効果を持つ薬剤を使うのもおすすめ。花や植物だけでなく、スギやカエデ、カキなどの庭木や果樹にも使えます。みのむし被害で枯れかけている場合の栄養剤としての使用もよいでしょう。ただし防虫効果は期待できるものの殺虫効果はないので、みのむしを見つけたらその都度駆除する必要があります。
苦手な植物を植える
みのむしを始めとする虫が苦手な植物を植えるのもよいでしょう。多くの虫はニオイがきつい植物を嫌います。そのためタイムやペパーミント、レモンユーカリ、ラベンダーなどハーブ類を植えておくと虫除け効果が期待できます。除虫菊やセンテッドゼラニウム、マリーゴールドなどは虫除け効果だけでなく愛らしい花を咲かせるので、ガーデニングも楽しめますよ。
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