買取と下取りの違いとは?|メリット、デメリットを解説
更新日: 2026年9月7日
車の乗り換えなどで愛車の売却を考えた時、まず「買取」してもらうか「下取り」してもらうかを選ぶことになります。買取と下取りは似ているようですが、まったく違うもの。簡単に言うと高額査定を狙いたいなら買取、手続きにかかる手間を省きたいなら下取りがおすすめです。どちらにするかは目的や売却プランによって変わってくるので、まずそれぞれをよく知り自分にあった方法を選びましょう。ここでは買取と下取りの違いの他、メリット・デメリットをまとめました。車を高く売るコツも紹介しますので、愛車を少しでも高く売りたいという人はチェックしてみてください。
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買取と下取りの違いは?それぞれを詳しく解説
車の売却方法は大きく「買取」と「下取り」に分けられます。どちらも車を買い取ってもらう点では同じなのですが、実はまったく違うものです。では具体的にどのように違うのでしょうか。ここでは買取と下取りの基礎知識に加え、それらの違いをまとめました。それぞれをよく知り、自分の売却プランに合わせて賢く選びましょう。
買取とは?
買取とは簡単に言うと、中古車販売会社や買取専門業者などに車を買い取ってもらうことです。買い取ってもらったお金は指定口座に振り込まれ、得たお金はそのまま使うことができます。買取は新車の購入予定がなくてもOK。買い取ってくれる業者を自由に選べるのもポイントで、複数の業者に査定してもらい一番高値がついたところに売却できます。
下取りとは?
下取りとは新車または中古車を購入することを前提に、そのお店に今まで乗っていた愛車を引き取ってもらうことをいいます。算出された下取り額はそのまま新規の車の購入資金の一部として充当されるため、現金を得ることはできません。また下取りは愛車の査定から、引き取り、新規の車購入の手続きなどが一度に全部済ませられるのが特徴です。
買取と下取りの違い
簡単に言うと、中古車販売店や買取専門店が行っているのが「買取」で、新車や中古車を購入する際にその店で勧められるのが「下取り」です。そのため新車を扱っているディーラーでは買取をしていませんし、車を買う予定がないと下取りはできません。しかし中古車販売店では買取だけでなく、新規の車の購入を前提に下取りを行っているところもあります。
買取のメリットやデメリット
下取りとは違ってまとまったお金が入ってくる買取。車を買う前提がなくてもOKなので、転勤などで車が不要になった人や高齢で免許返納を考えている人におすすめです。複数の買取業者に査定を出してもらい、一番高額をつけてくれたところを選びましょう。ここでは買取のメリットに加えてデメリットも紹介しますので、一度チェックしてみてください。
メリット「高額査定が期待できる」
買取の一番大きなメリットがこれ。理由は査定のチェック項目が下取りよりも細かく、人気装備やオプション、パーツなどが買取価格に反映されるからです。また業者側も買取により展示車両を仕入れられれば通常かかる輸送費やオークション手数料などが大幅にカットできるため、その分を上乗せしてくれることもあります。このような理由で買取は高額査定が期待できます。
デメリット「必要書類や手続きが多い」
買取のデメリットとして、下取りに比べると手間と時間がかかることが挙げられます。下取りの場合は新規の車を購入することが前提なので手続きの多くを店側に任せられますが、買取の場合だと査定にも立ち会う必要があります。また車検証や自賠責保険証、自動車税納税証明書、名義人の印鑑登録証明書などさまざまな書類が多いのもデメリットです。
デメリット「提示された金額の有効期限が短い」
買取は高額査定が期待できるのがメリットではありますが、査定金額は相場の変動に大きく影響されるので有効期間が短め。有効期限は業者によって違いますが、最短で査定当日、最長でも10日間前後と覚えておきましょう。迷っているうちに有効期間が過ぎてしまうとその金額で買い取ってもらうことはできません。そして新たに再査定を受ける必要があります。
下取りのメリットやデメリット
車を購入する予定の店で今乗っている車を売却し、そのお金を新規の車の購入資金に充てる下取り。そのため直接お金を手にすることはできませんが、次に乗る車をお得に購入できます。新しい車を購入することが決まっているなら下取りを考えてみるのもいいかもしれません。ここでは下取りのメリットやデメリットをまとめましたので参考にしてください。
メリット「手続きや書類が少ない」
下取りは新規の車を買うことが前提。そのため買取とは違い、売却と購入の手続きが一度にできるのが大きなメリットです。査定に立ち会う必要もないので、車売却にかかる手続きをできるだけ減らしたいと考えるなら下取りがおすすめ。また新車を購入する分サービス要素も働くため、低年式車や不人気車なども値段がつきやすいというメリットもあります。
メリット「納車まで下取り車が使える」
買取の場合、査定を申し込んだ時点で今の車は使えなくなります。しかし下取りの場合は新しい車が届くまでの間、今の車に乗ることができます。もし受注生産なら注文して納車されるまでは3カ月~6カ月かかることも珍しくありません。その間下取り車が乗れるのはとても便利です。しかし下取り額に影響する場合があるので事故などには注意しましょう。
デメリット「下取り価格が不明瞭になりやすい」
下取り金額は新しい車の購入資金に充当されるため、店によっては値引き額と下取り金額を合わせて提示してくることがよくあります。そのため肝心の下取り額が分かりづらいというのが大きなデメリットです。下取りを利用する時は下取り額そのものを提示してもらいましょう。またあらかじめ下取り相場を調べておくと交渉材料として役立ちます。
デメリット「プラス査定が期待できない」
下取りは日本自動車査定協会(JAAI)が定めた基準に基づき行われます。この基準は中古車の買取相場や査定情報がそれほど考慮されておらず、車種やグレード、オプションなどのアピールポイントがあったとしてもプラス査定があまり期待できません。そのため少しでも高く売りたいと考えているなら、下取りではなく買取を選ぶとよいでしょう。
車をより高く売るコツは?
買取を選ぶにしても下取りを選ぶにしても、愛車を手放すなら誰でもできるだけ高い値をつけてもらいたいもの。ここでは査定額を引き上げるために押さえておきたいポイントを紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。紹介するコツは全部で4つ。中には意外なポイントもあります。できたら全部押さえて、高額査定を狙ってください。
車の取扱説明書や整備記録簿を用意しておく
この書類は必ず必要というわけではありませんが、用意していると査定額アップにつながる可能性があります。取扱説明書があるといざという時に役立ちますし、整備記録簿は車の状態や点検歴などを正式に証明するものだからです。またもし保証期間中なら保証書があるとよいでしょう。ただし保証期間が切れているならなくても問題ありません。
売却する時期を選ぶ
車を売るのにおすすめなのは1~3月と9月です。1~3月は新生活のスタートや交通手段の変更などで、車の需要が供給を上回る時期。そのため他の時期に比べ、高額査定となる可能性があります。またボーナスに合わせて車を購入しようと考える人も多いので、9月も狙い目。しかし車の価値は時間経過とともに下がるため、この時期を考慮しながら早めの売却を検討しましょう。
キズ・ヘコミは修理しない
査定に影響するかもと考え、ボディーについたキズ・ヘコミを修理しようとする人がいるかもしれません。しかしこれはNG。修理代以上に査定額が上がることはほとんどなく、逆に損する可能性があるためです。店によっては板金修理を自ら行うところも多く、個人よりも安く修理できます。たとえ大きなキズがあったとしてもそのままの状態で査定してみてください。
洗車や車内の清掃・消臭も忘れずに!
洗車や清掃をしているかどうかが直接査定額に影響するとは言い切れませんが、査定人も人間です。きれいに磨き上げられた車は持ち主の人柄を想像させ、イメージアップにつながることが考えられます。また泥だらけの車で査定が甘くなるということはまずありません。少しでもマイナス要素を取り除くため、売却前には愛車をキレイにしておきましょう。
買取か下取りかは自分の売却プランに合わせて選ぼう!
ここでは買取と下取りの違いや、メリットやデメリットなどを紹介してきました。それぞれ特徴が違うので自分の売却プランに合わせて選びましょう。一度どちらの方法がよいのかシミュレーションしてみるのもいいかもしれません。そして高く売れるかもしれないポイントを押さえることを忘れずに。できるだけよい状態の愛車を見てもらい、高額査定を目指してくださいね。
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