【岐阜】うだつと和紙の街・美濃市でおすすめの観光スポット５選

■小倉公園

最初におすすめする美濃市の観光スポットは「小倉公園」。美濃の戦国武将・金森長近が建てた小倉山城。標高159メートルの小さな山城で、ふもとに広がる桜の名所・小倉公園は、春先には約1千本もの桜が咲き誇り、地元の人だけでなく、多くの観光客でにぎわいます。桜の季節限定で、五平餅などの甘味を味わえる「季節茶屋」がオープンするので、お花見気分をのんびりと楽しめます。公園内には、遊具や小さな動物園などがあり、普段から市民の憩いの場として親しまれています。

■町並みギャラリー山田家住宅

続いておすすめの美濃市の観光スポットは「町並みギャラリー山田家住宅」。長良川鉄道・美濃市駅で下車し、歴史ある街並みを10分ほど歩くと見えてくる風格ある建物が、町並みギャラリー山田家住宅です。江戸時代の1721年に建てられた古民家を改修し、ギャラリーとして無料開放しています。主に美濃市の名産で、国の重要無形文化財の「美濃和紙」を使った手芸作品を展示しています。偶数月は千切り絵を、奇数月には和紙手芸をそれぞれ並べ、訪れる人たちの目を楽しませてくれます。

■美濃橋

3番目におすすめする美濃市の観光スポットは「美濃橋」。小倉公園から北に100メートルほど行ったところにある美濃橋。現存する最古の吊り橋として、国の指定重要文化財に登録された歴史的価値のある近代建築物です。1916（大正5）年8月に竣工し、岸を繋ぐ人々の生活に欠かせないものとして存在してきました。冬場には赤く塗られた橋の欄干（らんかん）と、降り積もる白い雪のコントラストが絶妙な美しさを作り出し、橋ができた1900年代初頭の風景に思いを馳せてしまいます。

■旧今井家住宅・美濃史料館

続いておすすめの美濃市の観光スポットは「旧今井家住宅・美濃史料館」。美濃市の保存地区である「うだつの上がる町並み」。”うだつ”とは現代で言う防火壁の事です。町内の家々は、美濃和紙で栄えた商業の象徴として当時の建物ごと保存されています。旧今井家住宅もそのひとつで、訪れる観光客に当時の雰囲気や暮らしぶりを伝える貴重な史料館として人気を博しています。市の指定文化財に登録されている、趣のある景観を眺めながら散歩をすれば、心が落ち着いてきますよ。