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日本とタイの交流の歩みについて
実は、日本とタイの交流はおよそ600年に及ぶと言われています。近世初期、豊臣秀吉や徳川家康の時代にはすでに、アジア諸国と貿易をするため御朱印船が往来していました。アユタヤには3,000人以上もの日本人が住んでいたという事実もあります。
ここからは日本とタイにおける歴史的視点を交えながら、タイの有名な観光地をご紹介します。
アユタヤってどんなところ?
首都バンコクから北に約76km、タイの中部にあるのがアユタヤです。1351年にウートン王が即位してから、1767年にビルマ(現在のミャンマー)軍によって攻略されるまで、アユタヤ朝は417年間強国として栄えました。
現在でも遺跡が数多く残り国立博物館もあるこの地は、1991年に周辺の古都とともに世界文化遺産にも登録されています。
アユタヤと日本の関係について
アジア最大の日本人村(アユタヤ日本人町の跡)
御朱印船が往来していた頃に作られた日本人村には、貿易商人のほか、ビルマからの軍事的圧力を阻止する目的で雇われた傭兵、幕府の禁教から逃げたキリシタンなども住んでいました。現在では記念公園となり、日本人村の記念碑が立っています。
アユタヤの楽しみ方
世界遺産にも登録されているアユタヤ遺跡巡り
「ワット・マハタート」で有名なのは木の根の中にある仏像の頭です。これは寺院がビルマからの攻撃を受けて破壊されたときに、仏頭の一つが木の根に守られる形で残ったというもの。
「ワット・プラシーサンペット」も外せない観光スポット。3人の王が眠る3つの仏塔がそびえ立ち、日没後のライトアップでは幻想的な雰囲気に包まれます。
水上マーケット&ナイトマーケットでローカル体験
2010年にオープンした「アヨタヤ水上マーケット」は、タイの古い街並みを再現したレトロ調のテーマパークで、お土産探しにぴったりのマーケットです。
「アユタヤ・ナイトマーケット」は、幻想的な景色がフォトジェニックと地元の人達にも人気。ローカルフードやスイーツが味わえます。
さらに「かがむ」という名が付けられた「ゴンコーン市場」もおすすめ。フードのほか伝統工芸品などの雑貨も売られていて、お土産選びにも最適です。
「ミシュラン・ガイド2022年版」(Michelin Guide Selection 2022)のビブグルマンに登録されたローカルグルメを紹介!
まずは「プラノームさんのチキンヌードル 本店」です。鶏肉を煮込んで作ったやさしい味のスープは、あっさりとしていて日本人の舌にも合い、調味料やトッピングで自分好みの味にもできます。
デザートには、パームシュガーから作られた糸状の飴をクレープ生地に包んだローティ・サーイマイはいかがでしょうか。アユタヤ歴史公園近くにある「ローティ・サーイマイ・アビーディン」は人気のご当地スイーツ店です。
カンチャナブリーってどんなところ?
カンチャナブリーは、首都バンコクから西に約130kmに位置する緑豊かな国境の地。先史時代から人が住むなど歴史も古く、多くの国立公園を擁するタイで3番目に大きな県には美しい自然が数多く残されています。観光スポットが郊外にまで幅広く点在しているので、ゆっくり滞在してミャンマーとの国境の町サンクラブリーまで足をのばしてみるのもおすすめです。
カンチャナブリーと日本の関係について
泰緬鉄道の象徴 クウェー川鉄橋
旧日本軍が敷設した全長330mのクウェー川鉄橋は、タイ西部にある「クウェー・ヤイ川」に架けられた鉄道橋。旧来の名称は「メークローン川」でしたが、第二次世界大戦を描いた映画『戦場にかける橋』により「クウェー川」が有名になったため改名されました。今も列車が運行しており、徒歩でも渡れます。
今も走る鉄道の博物館 泰緬鉄道博物館
2003年に建てられた泰緬鉄道博物館には、タイとミャンマーを結ぶ鉄道建設の歴史と劣悪な環境で建設にあたった捕虜や労働者の生活に関する資料などが展示されています。この工事では非常に多くの犠牲者が出たため、「死の鉄道」とも呼ばれていました。また、日本人が建設した慰霊塔もあります。
カンチャナブリーの楽しみ方
美しい寺院を巡る
丘の上にある「ワット・タムスア」には、カンチャナブリーで一番大きな黄金の仏像があります。157段の階段を上って参拝するのも爽快感があり、体力に自信のない方にはケーブルカーもあるので安心です。
全身で自然のパワーを吸収する
「エラワン国立公園」内にあるタイで最も美しいと言われている「エラワン滝」は外国人観光客にも人気。水質も綺麗で水遊びができ、全長1,500mの周遊コースでは7段階に分かれている美しい滝の風景をハイキングしながら楽しめます。
サンクラブリーへ足をのばす
サンクラブリーはタイとミャンマーの国境にある町。山岳に住む東南アジアの少数民族「モーン族」は、昔ながらの独自のスタイルを守り生活を営んでいます。あまり人の手が入っていないため、のどかな自然の風景が楽しめます。
メーホンソーンってどんなところ?
メーホンソーンはタイの北西部に位置する、ミャンマーとの国境の町です。かつてビルマに占領されていたため、食事や寺院の建築などが影響を受けています。カレン族などの山岳民族が住んでいるのも特徴。山岳地帯に広がる美しい自然が見られる「パーイ」は、映画やドラマの舞台にもなっており、多くの観光客が訪れています。
メーホンソーンと日本の関係について
友情の証 タイ日友好記念館
メーホンソーンの南にあるクンユアムには「タイ日友好記念館」があります。「タイ日友好記念館」は、タイと日本の歴史を伝えるべく、2006年にゆかりの地であるメーホンソーンから南方面のクンユアム郡に建てられた記念館です。
第二次世界大戦時、約6,000人ともいわれる旧日本軍はビルマ戦線へ向けた拠点として、クンユアムにて食料調達や道路開拓などに従事していました。日本軍はクンユアムの人々から歓迎され、道路整備などにも尽力し、町の活性化にも一役買いました。
地元への貢献にもなった パーイ・メモリアルブリッジ
第二次世界大戦中、チェンマイからビルマへの物資を運搬するために日本軍が建設した橋。パーイ川にかかるこの橋には、近隣住民も建設に動員させられたという辛い歴史がありますが、結果的に交通の便がよくなり、地元に貢献した形になりました。現在では雰囲気のいいレストランもあって、観光客の撮影スポットとしても人気です。
日本兵が収容された ワット・クラーン
パーイ市内にあるミャンマー様式の寺院です。対ビルマ戦で負傷した日本兵を収容する病院として使われていたため、当時の日本軍兵の遺品も展示されています。
メーホンソーンの楽しみ方
ミャンマー様式の仏教寺院を巡る
コン・ムーの山頂に建つ、ミャンマー様式の寺院「ワット・プラタート・ドイ・コンムー」。白い塔が美しい寺院からは、メーホンソーンのパノラマの景色を堪能できます。
また南東部にある「ワット・チョン・クラーン」「ワット・チョン・カム」は、カラフルな装飾や何層にも重なった銀色の屋根が特徴的な寺院です。夕暮れ時にはチョン・カム湖周辺でナイトマーケットも開かれます。
パーイへ足をのばす
パーイは、ノスタルジックな雰囲気の自然あふれるスポットで、ゆったりとした時間が流れています。タイ映画のロケ地になったことで多くの人が訪れる場所となりました。パーイの景色を一望できるカフェ「Coffee In Love」は外せません。
「パーイ・キャニオン」はまさに断崖絶壁の渓谷でスリル満点。手すりも柵もないので、歩きやすく滑りにくい格好で行くことをおすすめします。「フアイナムダン国立公園」は、乾期(11〜2月頃)の早朝に幻想的な雲海が現れることで人気の公園です。またパーイには、温泉や宿泊施設もあります。
新しい旅の提案
今までにないタイの楽しみ方として、新しい旅の提案をいたします。ぜひ参考にしてください。
ガストロノミー・ツーリズム
その土地の食材や習慣、伝統、歴史などによって生み出された郷土料理。それを味わうことを目的とした旅の体験が「ガストロノミー・ツーリズム」です。タイには77もの都県があり、地のものを使った興味深い料理がたくさんあります。
詳しくは、
タイ国政府観光庁の公式サイト
のこちらのページをご覧ください。
さらにタイには、『タイ12の秘宝』と呼ばれている隠れた名所が数多くあるのです。例えば、世界で5つしかない黒い砂浜のビーチ「ハート・サイダム(ブラックサンド・ビーチ)」がある「トラート」や、「タイのスイス」と呼ばれている避暑地としても人気の「ペッチャブーン」など、知られざる魅力が満載。タイ初心者もリピーターも、ぜひチェックしてみてください。
安全に旅しよう!タイ旅行の新常識
タイへの入国について
2022年7月1日よりワクチン接種状況によらず、全てのタイ国籍を有しない渡航者に対してタイランドパスの申請が廃止されます。
※詳細は、
タイ国政府観光庁の公式サイト
をご確認ください。
安心な旅行への取り組み
厳しい衛生基準と認証制度を設け、国内外の旅行者からの信頼を高めることで、安心してタイへ旅行できるようにしようという新しい取り組みが『アメージングタイランド健康安全基準(SHA)』です。「SHA」で認定されているホテルや店に行くことや、ソーシャルディスタンスの確保など徹底している場所を選択するようにしましょう。
※詳細は、
タイ国政府観光庁の公式サイト
をご確認ください。
チェックしたいおすすめ商品
タイへの旅行が決まったら、航空券やホテル、現地でのアクティビティなど、用意したいものはたくさんあります。ツアーを選ぶか、ホテルと航空券を別々に購入するか。また、ホテルと航空券の組み合わせを指定できるダイナミックパッケージもあります。自分の旅のスタイルに最適なチケットをここから探してみてください。
まとめ
長い歴史とともに育まれてきた日タイの友好関係。その繋がりの裏には悲しい出来事も存在しますが、今もその形を大切に残し後世に語り継いでいるのも事実です。
今では、タイへの日本人観光客も年間で180万人を超えるほどにもなり、タイからの来訪者数も増えています。互いの文化や歴史を知ることでさらに理解と関心が高まり、友好関係はより強いものとなるでしょう。ぜひ一度「微笑みの国タイ」を訪れてみてくださいね。
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※本サイトに掲載した内容は、予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。
※2022年6月30日現在、タイ国内のいくつかのホテルやレストラン、商業施設は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部クローズしています。
詳細は、
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をご確認ください。
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