仮装にお菓子にパーティーと！ 秋の一大イベント・ハロウィンの由来＆楽しみ方ガイド

※新型コロナウイルス対策の影響等から、各イベントの情報に変更が生じる場合があります。最新情報を確認してからのお出かけをおすすめします。

■ハロウィンってそもそもなに？

ハロウィンは今から2000年以上前、イギリスのスコットランドやアイスランドなどケルト文化圏で始まったといわれています。ケルト民族の宗教のひとつ「ドゥルイド教」には、秋の収穫を祝い、悪霊を追い払うサウィン祭があり、これがハロウィンの起源とされています。現在の暦でいう10月31日が一年の終わりにあたり、死者が家族に会いに来る日。ただ、精霊や悪霊も一緒にやってくるので、悪霊たちを追い払うために、仮装をして魔よけの焚火を炊いて身を守ったようです。そうしたなかで、スコットランドでは精霊や悪霊に仮装した子供たちが近所を回り、貰ったお菓子を持ち寄ってパーティーを開いりした子供のためのお祭りへと変化していき、現在の形へとなっていきます。

ジャック・オー・ランタンとは？

”ランタン持ちの男”という意味を持つ、日本でいう鬼火のような存在です。天国にも地獄にも行けなかったジャックという男性が、カブをランタンにして彷徨ったという逸話があります。最初はこのようにカブでしたが、ハロウィンがアメリカに伝わった時、生産量の多いかぼちゃが使われるようになったようです。ハロウィンのシンボルのかぼちゃには、悪霊から守る番犬の役割もあります。

Trick or Treat （トリック オア トリート）ってどんな意味？

意味：お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ！

子供たちが家庭を回るときの決まり文句が「Trick or Treat?（トリックオアトリート）」。その返し文句は「Happy Halloween! （ハッピーハロウィーン）」。答えた後にお菓子を渡すのが一般的です。

どうして仮装するの？

地上にやってくる悪霊たちの目を欺き、身を守るために仮装しました。「同じ魔物で、人間ではなく仲間ですよ」とアピールをして難を逃れたようです。機嫌よく帰ってもらおうと、お菓子を悪霊にあげていたという説もあります。

■海外とは少し違う！？ 日本のハロウィンの過ごし方

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日本でもいつの間にか年中行事のひとつとして定着しつつある、ハロウィン。先に紹介したようにヨーロッパでは1000年以上の歴史をもっていますが、日本で浸透してきたのはたった15年ほど前。1970年にキディランド原宿店がハロウィングッズの販売を始め、1983年10月にハロウィン・パレードを開催したのがイベントの始まりです。今のように盛り上がりを見せ始めたきっかけは、1997年10月31日に東京ディズニーランドで行われた『ディズニー・ハッピーハロウィーン』でした。子供にとって楽しいお祭りですが、最近では20〜30代の若者が仮装をして街を練り歩くイベントなども増えています。

■こんなハロウィンイベントがあります

■【2020年パレード中止・オンライン開催】カワサキ・ハロウィン・パレード

※情報は過去の内容です。今年度の情報詳細は、公式HPをご確認ください。
川崎駅周辺が熱気に包まれるイベントで、2千人の仮装、コスプレをした人がパレードに参加し、それを見に来る人は12万人にのぼります。パレードの参加人数も規模も日本でNo.1。もちろん参加者の気合も半端なく、華やかで豪華な雰囲気となっています。2015年からはパレードのコースも変わり、各大通りの片側車線を規制してそれまで以上に大々的になりました。スタンプラリーやトリックアートなどをはじめ、西口の『ラゾーナ川崎プラザ』や『ミューザ川崎』も参入し、さらに賑わいをみせています。子供から大人までみんなが楽しめるカワサキ・ハロウィン・パレードに参加してみませんか？

■【2020年開催中止】 原宿表参道ハローハロウィーンパンプキンパレード

※情報は過去の内容です。今年度の情報詳細は、公式HPをご確認ください。
日本で一番早く始まった歴史あるハロウィンパレードです。1000人を超える12才以下の子供たちが、原宿表参道を約1kmに渡って元気に行進します。参加できるのは12歳以下の子供とその保護者で、子供向けの安心なハロウィンイベントです。また、ハロウィンらしいお菓子ラリーや、子供が楽しめるステージなど、内容盛りだくさん！協力店舗ではハロウィン仕様のメニューも登場するなど、家族全員で楽まめす。

■いかがでしたか？

かつて、宗教的なお祭りとして始まったハロウィンですが今や世界中に広がり、お祭りイベントとして楽しまれています。大興奮の仮装イベントに、今年こそは仮装をして街に繰り出してみてください。

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