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<目次>
■河内藤園の観光シーズン
■河内藤園の見どころ
■河内藤園に関する豆知識
■河内藤園のアクセス情報
■河内藤園の観光シーズン
河内藤園は昭和52年創業で、花の開花しているときだけ開園される私営藤園です。例年、藤が見られるのは春の4月中旬から5月中旬ごろまで。見るものを圧倒する22種類の藤が咲き誇り、絶景が広がっています。藤でつくられたトンネル、藤ドーム、藤棚、大藤棚と見どころ満載。入園料金は500円・1000円・1500円と、花の見ごろによって変動する仕組みです。秋の紅葉が素晴らしく、11月中旬から12月初旬ごろまではもみじの紅葉も楽しめます。
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■河内藤園の見どころ
藤トンネル
なんといっても全長80メートルと110メートルの藤トンネルが大きな見どころです。紫色の藤だけでなく、白色やピンク色の藤もあり、色あざやかなトンネルは素晴らしいの一言。出口が見えないほど長く続いているので、どの角度から写真におさめても絵になります。立派な藤なので、目の前まで藤が垂れていることもありますが、傷つけないように花房には触らないように気をつけて通ってください。
大藤棚
大藤棚には樹齢100年を超した紫色の藤の大木があります。息をのむ絶景とはこのこと。立ち止まってしばらく眺めていたい光景が広がっています。花が散ってくると地面も紫色に染まります。この素晴らしい木を守るため、木の周りは立ち入り禁止になって保護されています。また、高台から大藤棚を見下ろすこともできるのがこの施設のすごいところです。なかなか藤棚を見下ろす経験はできないので、おすすめの鑑賞スポットです。
紅葉
河内藤園は藤の季節だけでなく、秋の紅葉も見どころのひとつです。藤のトンネルならず、モミジのトンネル散策が楽しめます。場所は大藤棚からさらに入ったところの散策路の両側にモミジが並んでいます。樹齢30年ほどのモミジの木が700本、樹齢70から80年の木は18本あります。上り坂になっていますが、急ではないため気持ちよく歩けます。のぼって引き返すのではなく、ぐるっと1周楽しんで帰ってくる道なので、終始違った景色が見られます。
■河内藤園に関する豆知識
藤の種類
河内藤園には全部で22種類の藤が植えられています。花房が長いことが特徴的な野田長藤や、白い花に丑紅の覆輪が入っている口紅藤、花びらが八重になってぷっくりとしている八重という種類もあります。藤の花といえば紫色のイメージがありますが、白やピンクの藤もあり、色とりどりの藤の花は見ているだけで楽しい気分になれます。藤の花の博士になった気分で種類を探す楽しんでみてください。
入園方法
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春の繁忙期の河内藤園の入園方法について説明します。花の開花状況によって500円から1500円まで料金が変わるので、入園方法も少し複雑です。まず前売り券(500円)をコンビニエンスストアで購入しましょう。その券とその当日の料金(開花状況によって変動)の差額を現地で支払います。このような形になったのは2016年からで、今後も変更の可能性がありますので公式ホームページをチェックしてよく確認しておくといいでしょう。チケットは例年、3月初旬ころから発売されますので、春の行楽のひとつとして楽しみにしていてください。
■河内藤園のアクセス情報
車
素晴らしい藤園なのですが、もともと個人が所有していた敷地なので、アクセスが良いとは言えません。自家用車かレンタカーなどの車で来訪するのが良いでしょう。福岡方面・大谷インターから15分ほどで到着します。駐車場もそれほど広くないため、混雑していることが多いことに注意しておきましょう。
タクシーorバス
最寄りの駅はJR八幡駅で藤園までは9キロほどあります。タクシーを利用すると3000円ほど。小倉駅からのタクシー利用の場合は4000円ほどです。八幡駅からはシャトルバスが近くの「あじさいの湯」まであります(施設利用が乗車の条件です)。そこのバス停から徒歩3分で到着します。藤園の人気上昇にともない、2016年から河内藤園行きのシャトルバスも運行されるようになりましたが、本数は少ないので注意してください。
■まとめ
国内で見られる絶景として河内藤園は、年々人気が高まっています。外国からの観光客も多く訪れているほどです。それにともなって、多くの観光客が来ると藤が傷んでしまうという繊細な一面もあり、宣伝活動は一切していないんだとか。この素晴らしい日本の宝を守るべく、傷つけないように鑑賞しましょう。