【茨城】そば通もうなる名品種「常陸秋そば」を使った手打ちそばの店５選

更新日: 2024年4月24日

今回は、常陸太田市やその周辺で食べられる「常陸秋そば」にこだわった手打ちそばのお店を紹介します。
そば処として、茨城県はあまり知られていないかもしれませんが、実はたくさんそばを栽培しており、北海道に次ぐ全国2位を誇るそばの生産地なのです。そのほとんどが「常陸秋そば（ひたちあきそば）」という品種を栽培していて、常陸太田市がその故郷と言われています。

常陸秋そばは、香り・味わいにすぐれ”玄そばの最高峰”とも言われているほどの品種です。県内にはそば街道と呼ばれる道がいくつもあり、あの有名な水戸黄門こと水戸光圀公も隠居してからはそばを打っていたと言われるほど、地元に根付いた食べ物なのです。芳醇な蕎麦の香りを楽しみに出かけてみてはいかがでしょうか。

■登喜和屋（ときわや）

はじめに紹介する常陸秋そばの手打ちそば店は「登喜和屋（ときわや）」。地元産の常陸秋そばにこだわったお蕎麦屋さんで、好みで細打ちと太打ちが選べます。

しっかりとしたコシがある麺なので、冷たいメニューの時は細麺が、温かいメニューの時には太麺がおすすめです。太麺の場合は、そばとは思えないほどの太さがあるので多くの人が驚きます。土曜日と祝日は十割そばも食べられますので、食べ比べもおすすめです。

■そば処 市川

続いておすすめの常陸秋そばの手打ちそば店は「そば処 市川」。その日の分だけを自家製粉し、水にもこだわってしあげた二八そばがいただける「そば処 市川」です。

常陸那珂有料道路のひたちなかI.C.からほど近く、那珂湊運動公園の向かいにあります。店内は和風モダンな造りで、小上がり席などしゃれています。二八そば750円で、ほかにはネバネバ系がのったぶっかけそば1000円、鴨つけそば1000円などがあります。

■そば処 いい友

続いておすすめの常陸秋そばの手打ちそば店は「そば処 いい友」。田舎の一軒家スタイルのお蕎麦屋さんで、隠れた名店という雰囲気を醸し出しており、言葉だけでなく本当に隠れて佇んでいるので、訪れる際は見逃さないように注意しましょう。

そばへのこだわりがすごく、常陸秋そばを自分の畑で栽培し、手で収穫し、天日干しして、自家石臼挽きで製粉しています。さらに、蕎麦屋としての営業は金・土・日曜日の週3日間だけです。大晦日も営業しています。営業時間も11時から15時までですので、ご注意ください。もりそば600円、天もりそば900円です。