【沖縄】琉球の伝統を感じられる個性豊かなお祭り５選

■沖縄全島エイサー祭り

最初におすすめする沖縄の個性豊かなお祭りは「沖縄全島エイサー祭り」。本土の盆踊りにあたるのが、エイサーで、沖縄の代表的な伝統芸能のひとつです。なかでも特にエイサーの盛んな地域が沖縄市で、毎年の恒例行事として祭りが行われています。選りすぐりの団体が県内各地から参加し、歌や三線に合わせて太鼓を打ち鳴らし舞い踊る。それぞれの形を持った各地域の青年会が、旧盆の夜に踊りながら街を練り歩きます。太鼓を用いるものが主流ですが、手踊りのみのエイサーもあります。

■与那原大綱曳

次に紹介する沖縄の個性豊かなお祭りは「与那原大綱曳」。豊年祈願の神事として、琉球王国の尚永王代、1573～1588年に始まったと言われる大綱曳。東西に分かれた雄雌二本の縄の結合によって実りを予祝し、勝敗によって豊作の吉凶を占う伝統行事です。東西合わせて長さ90m、重さ5トンもの綱曳はまさに圧巻。綱曳に参加すると無病息災、子孫繁栄に恵まれると言われており、幅広い年代の人々がこぞって参加、街に活気をもたらします。

■海神祭

3番目におすすめする沖縄の個性豊かなお祭りは「海神祭」。沖縄本島北部の大宜味村（おおぎみそん）塩谷で行われる祭り。国の重要無形民俗文化財で、「ウンガミ」と呼ばれています。ニライカナイという、海のかなたにあるとされる世界から、神を迎えて豊穣を祈願するお祭りです。旧盆後の最初の亥の日に、波の静かな塩谷湾で船漕ぎ競争を行います。周囲では、女性たちが半身水に浸かりながら声援を送ります。

■沖縄花のカーニバル 琉球村「花華共演」

続いておすすめの沖縄の個性豊かなお祭りは「沖縄花のカーニバル 琉球村「花華共演」」。沖縄の伝統的な踊りや島唄などを楽しんだり、伝統的建物を見学できるテーマパークが琉球村です。年明けから春までの間「沖縄花のカーニバル」と題して、花に関するイベントや踊りが披露されます。10時と16時には獅子舞やエイサーなどの勇壮な踊りを披露する“道ジュネー”が行われます。家族旅行におすすめのスポットです。