グレートバリアリーフ周辺旅行のポイント
どんな街？
グレートバリアリーフは900以上の島から成り、美しいサンゴ礁が見られることで有名です。世界最大級の珊瑚礁地帯で、世界遺産に登録されています。ケアンズから日帰りで行くことができ、青く澄んだ美しい海を堪能できます。
見所は？
グレートバリアリーフに来たら、ぜひシュノーケリングやスキューバーダイビングを楽しみたいですね。色々なマリンスポーツを楽しめるオプショナルツアーが出ています。純白の砂浜が美しいホワイト・ヘブン・ビーチや、ハミルトン島も人気のスポットです。
おすすめのグルメ
グレートバリアリーフにはたくさんの島がありますが、グルメを楽しみたい方はハミルトン島がおすすめです。海を眺めながらクオリティの高いシーフード料理や、オージービーフのステーキを楽しめるレストランがたくさんあります。
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日本とオーストラリアの時差
オーストラリアの為替
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オーストラリアの気候は？季節に合わせて服装を選ぼう！
南半球に位置するオーストラリアは、日本とは逆の気候です。また、国土が広いため、地域により気候特性が異なります。9～11月の春の平均気温は18度と、一年で最も過ごしやすい時期で、昼間は長袖1枚で過ごせます。降水量も少ない時期で旅行のベストシーズンです。12～2月の夏の平均気温は22度、日本ほど暑くありませんが日差しは強いです。半袖に短パンで過ごせますが、紫外線対策が必須。3～5月の秋も、春と同様長袖1枚で過ごせる過ごしやすい季節。日中は温かくても夜は冷えることもあるので、羽織を持ち歩くと安心。6～8月の冬の平均気温は12度と、日本よりは暖かいですが、セーターやコートが必要。雨が多い時期なので、折り畳み傘を持ち歩きましょう。
コアラはどこで抱っこできる？
オーストラリアに行けば、コアラを抱っこできるイメージが強いですが、実は、どこでもコアラを抱っこできるわけではありません。コアラ抱っこを実現できるのは、アデレードのある南オーストラリア州と、ブリスベンのあるクイーンズランド州、パースがある西オーストラリア州です。シドニーやメルボルンでは抱っこできません。日本からは、直行便が就航しているクイーンズランド州に行くのがおすすめ。具体的には、ブリスベンの「ローンパインコアラサンンクチュアリ」や「オーストラリア動物園」、ゴールドコーストの「ドリームワールド」や「カランビン自然動物公園」、ケアンズの「ケアンズズーム&ワイルドライフドーム」などがあります。
大迫力！オーストラリアの世界遺産に行ってみよう
オーストラリアには、19件もの世界遺産があり、どれも魅力的ですが、中でも観光したい世界遺産は、国のほぼ中央に位置し、アボリジニの聖地でもある「エアーズロック」でしょう。巨大な一枚岩が、夕日を浴びて真っ赤に染まる姿は非常に神秘的です。世界最大のサンゴ礁帯である「グレート・バリア・リーフ」も必見です。400種のサンゴと1500種もの魚類が生息、世界中のダイバー達の憧れの楽園となっています。白い貝殻を思わせる特徴的な外観で、国のシンボルともなっている「オペラハウス」は、20世紀を代表する近代建築物として2007年に世界遺産に登録。内部には、世界最大規模のパイプオルガンを持つコンサートホールなどがあり、年間約1,500件もの公演が行われています。
＜目次＞
■グレートバリアリーフの概要
■グレートバリアリーフの見どころ
■グレートバリアリーフの楽しみ方
■グレートバリアリーフの観光シーズン
■グレートバリアリーフのアクセス情報
■グレートバリアリーフの概要
©UNESCO/Evergreen
グレート・バリア・リーフは、オーストラリアのクイーンズランド州の東海岸、パプア・ニューギニア近くのトレス海峡からブリスベンの北側まで、全長2000kmを超える巨大なサンゴ礁地帯です。
面積は、日本とほぼ同じ約35万㎢もあり、人工衛星からでも確認できるほどの壮大なスケールです。200万年以上前から成長を始めたというこのサンゴ礁は、先住民のアボリジニや、トレス海峡の諸島民の文化に深い影響を与えてきました。1770年、イギリスの探検家ジェームズ・クックが発見したことにより、西洋にも知られるようになりました。
©UNESCO/Evergreen
■貴重な海洋生物の宝庫
リーフに生息する多種多様なサンゴが長い年月をかけて創り出してきた複雑な海底の地形は、多様な生態系を育んでいます。約1500種の魚類、約240種の鳥類、約4000種の軟体動物、そして絶滅の危機に瀕しているザトウクジラ、ジュゴン、アオウミガメなどが生息しています。まさに地球の奇跡ともいえる、海洋生物のパラダイスとなっているのです。
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■ツアーも豊富に催行
©UNESCO/Evergreen
透明度の高い海、色鮮やかなサンゴ礁に、カラフルな魚たちが泳ぐその景色は、オーストラリア観光のハイライトの1つです。ダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツで人気のグリーン島、サンゴのかけらが作った純白の砂浜が続くホワイト・ヘブン・ビーチ、かわいいハート形のサンゴ礁・ハートリーフに近いハミルトン島など、人気の観光スポットが多く、ツアーも多数催行されています。一方で、近年の地球温暖化によるサンゴの白化現象、観光や資源開発による汚染、サンゴを食べるオニヒトデの大繁殖など、海を守る環境保全が大きな課題になっています。
©UNESCO/Evergreen
■グレートバリアリーフの見どころ
グリーン島
ケアンズから気軽に行けるグリーン島は日本人にとっても最も有名な島のひとつ。"緑の宝石"とも言われる「グリーンアイランド」は、自然が約6000年かけて創りだした珊瑚の島で、グレートバリアリーフの第一の拠点として多くの観光客が訪れる場所です。ケアンズから船で45分とアクセス良好。サンゴの上に熱帯林が生い茂っているのはグリーン島のみです。運がよければウミガメにも会えるかもしれませんよ。
ハミルトン島
ハートリーフ
グレートバリアリーフ最大のリゾートアイランドで、「ホワイトヘブンビーチ」に最も近く、世界的に有名なハート形の珊瑚礁「ハートリーフ」にも行ける島です。島内ではトロピカルフィッシュや海ガメが泳ぐキャッツアイビーチでウォータースポーツを気軽に楽しんだり、60種を超えるアクティビティーが楽しめます。
ホワイトヘブンビーチ
ヘイマン島
ウィットサンデー諸島に位置する、グレートバリアリーフでもっとも贅沢なリゾート。島全体がワン＆オンリー・ヘイマンアイランドの敷地になっているため、宿泊客のみが訪れることができる島です。施設内には、ヘイマン島のシンボルである六角形のヘイマン・プールやアクアズ・プール、スパなどがあります。テニス、ダイビング、シュノーケリングなどのアクティビティも楽しめますよ。
リザード島
グレートバリアリーフの北側の玄関口で、珊瑚礁に囲まれた美しい白砂のビーチとラグーンがある島として有名です。島全体が国定公園に指定されており、息を飲むほど真っ白なビーチが24もあり、手つかずの自然がそのまま残されています。ヘイマン島と同じく宿泊客しか訪れることはできず、12歳以下は宿泊できないという大人のためのリゾート。ダイバーの憧れであるダイビングスポット「コッドホール」も近くにあります。
サンゴ礁の楽園で心の底からリラックス♪
オーストラリア北東岸に広がっている世界最大のサンゴ礁地帯として知られるグレートバリアリーフは、世界遺産に登録されているオーストラリアを代表する観光スポットの一つです。900以上もの島から成り、その大きさは、北海道から九州間よりも大きく、場所によって異なる景色を楽しめます。数々の島の中でも、ケアンズから近いグリーン島では、海でのアクティビティだけでなく、水族館やワニ園などの観光スポットそろっており、子どもから大人までみんなが楽しむことができ、一番人気！また、ハートのサンゴ礁で知られる「ハートリーフ」は、新婚旅行の定番として有名です。
観光鉄道に乗って世界最古の熱帯雨林を満喫！
キュランダとは、ケアンズから日帰りで観光できる人口約700人の小さな村です。キュランダの名前は、先住民アボリジニーの言葉で「熱帯雨林にある村」という意味。その名の通り、キュランダとケアンズの間には1億3000年前からあると言われている、世界遺産の熱帯雨林が広がっています。
世界最古の熱帯雨林の中を歩くアクティビティは、神秘的で幻想的な体験です。キュランダでは動物園でコアラなどのオーストラリア特有の動物と触れ合ったり、アーミーダックで熱帯雨林の中を散策したりと、キュランダ独特の大自然に触れることができます。世界最古の熱帯雨林から、癒しのパワーをもらえるパワースポットまで、たくさんの見所があるキュランダ。ケアンズに行ったら是非、独特の文化や自然を持つキュランダに足を伸ばしてみてくださいね。
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■グレートバリアリーフの楽しみ方
様々なアクティビティ
パラセーリング
フィンダイビングやシュノーケリング、シーウォーカーなどきれいな海を堪能するアクティビティや、パラセーリングやグラスボトムボートなど元気いっぱい楽しめるものなどさまざまな遊びが体験できます。
ディズニー&ピクサーの映画『ファインディング・ニモ』はこのグレートバリアリーフが舞台になっています。ダイビングやシュノーケリングなら、作品で一躍人気者になったカクレクマノミにも出会えるかもしれません。さらに、タスクフィッシュやウミガメといった大きな海の生き物たちとも触れあえます。自分でダイブショップなどに行くのが不安という方は、こうしたアクティビティも盛り込まれたツアーに参加するのもいいでしょう。
ファンダイビングツアー＜グレートバリアリーフ外洋／1〜3ダイブ＞
- 毎日開催 所要時間（送迎なし）8.5時間 昼食付き
- 料金：AUD 159.00〜／12189円〜（2016年8月3日算出）
ホテルで贅沢な時間を過ごす
スパでリラックスしたり、レストランでおいしい食事を食べたりと、せっかくの旅行なので宿泊施設にもこだわりたいですね。グレートバリアリーフのリゾートホテルは、開放的な空間で贅沢に過ごせてとても人気があります。なかにはサービス、施設などすべてにおいて"最高級"といわれる5つ星評価のホテルや、ウェブカメラで挙式の様子をインターネットで配信できるウエディングチャペルなどを備えたホテルもあります。
動物との触れ合い
グレートバリアリーフは海中生物の宝庫で、1立方メートルの中に棲息する動植物の種類数で世界一を誇っています。全体で見れば450種類の珊瑚、1500種類の魚、4,000種類の軟体動物が生息しており、シュノーケリングはここでの最大の楽しみと言えるでしょう。
また、島の陸地にも動物がたくさんおり、ハミルトン島のワイルドライフ・ハミルトン・アイランドでは、コアラを抱っこして写真を撮ることもできます。
サンゴの産卵
世界最大の珊瑚礁グレートバリアリーフは、全世界のダイバーが1度は夢に見るダイバーの聖地でもあります。毎年11〜12月頃、満月から数日後の夜にサンゴが産卵するタイミングには、その様子を見ようと世界中からダイバーが集まります。サンゴの産卵は「コーラルスポーニング」と呼ばれており、サンゴの生息する海ならどこでも見られますが、グレートバリアリーフでのスケールは世界一。このサンゴの産卵を見に行くツアーが毎年開催されているほどです。
世界遺産 グリーン島クルーズ 滞在時間が選べる！ 1日ツアー
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冷房完備の高速カタマラン（双胴船）でケアンズを出発して、グレートバリアリーフの入り口といわれるグリーン島を訪れるプランです。現地ではシュノーケリングやグラスボトムボート（船底がガラス張りのボート）での珊瑚鑑賞、島内散策などが楽しめます。
世界遺産 グリーン島クルーズ 滞在時間が選べる！ 1日ツアー
- 催行日：毎日／料金：$79～／問い合わせ：VELTRA／日本語：OK
■グレートバリアリーフの観光シーズン
グレートバリアリーフの観光シーズンはオーストラリアが南半球にあるため、日本とは季節が逆になり、春〜夏にあたる9〜12月が観光シーズンとなります。ダイビング目的なら9〜11月が海の透明度も良く、風も穏やかな時期になのでおすすめです。11〜12月は上述の「コーラルスポーニング」も見られるので、ダイビングにも最適な11月は一番のおすすめの時期です。
オフシーズンは12〜4月で、雨季に入って海も荒れがちになるのでおすすめはできません。
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■グレートバリアリーフのアクセス情報
難易度：★★★☆☆（町まで行けば何とかなります）
日本ーケアンズ
グレートバリアリーフに行くならケアンズ経由で行くのがおすすめです。成田空港と関西空港からケアンズまでの直行便を運航しているのは、日本航空・カンタス航空・ジェットスター航空の3社で、所要時間は約7時間30分。ケアンズ到着は翌早朝になるため、そのままグレートバリアリーフまで移動するか、ケアンズで1泊するのが一般的です。
ケアンズー各島
グレートバリアリーフには約70もの島があり、ケアンズから各島への移動は、国内線の飛行機かフェリーが主な手段です。そのほか小型飛行機やヘリコプターなどもあり、どの島に行くかでアクセス方法が異なってきます。ケアンズ発のツアーなどもあるので、行きたい島が決まっている方はツアーを使ってしまうのも便利です。
グリーン島観光ツアー＜送迎付／グリーン島＞
- 毎日開催 所要時間（送迎あり）6.5〜8.5時間
- 料金：AUD 468.00／35911円（2016年8月3日算出）
グリーン島への行き方
ツアー利用の高速艇
所要時間:45～50分
運賃:$90（グリーン・エコ・アドベンチャー利用）
ハミルトン島への行き方
所要時間:約1〜1.5時間
運賃:片道$52
飛行機（カンタス航空、ヴァージンオーストラリア）
所要時間:約1.5時間
運賃:各航空会社、時期による
■まとめ
いかがだったでしょうか？ グレートバリアリーフには数え切れないほどの魅力が詰まっており、きっと一生モノの思い出になることでしょう。ぜひ、ここで挙げた情報を参考にグレートバリアリーフへの旅行プランを考えてみてくださいね。
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