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【チリ】イースター島でのモアイ観光徹底解説!見どころ、行き方、注意点まとめ

イースター島(Easter Island)は、チリ本土から約3700kmも離れた、太平洋上にポツンと浮かぶ火山島で、島全体がラパ・ヌイ国立公園として登録されています。イースター島は言わずと知れたモアイ像が立つ島で、島内にはモアイ像が約1000体あり、1995年にはその文化的価値から世界遺産に登録されています。なぜ、どうやってモアイ像が造られたのか多くが謎に包まれたままで、世界中の考古学者などを惹きつける歴史ロマンに満ちたスポットです。 人間の営みによって、かつてあった独自の生態系はほとんど失われており、広々とした草原が印象的な場所となっています。そんな青い空と緑の芝の上に佇む巨像「モアイ像」で人気の観光地、イースター島について紹介します。イースター島へいつか行ってみたいと思っている方は、ぜひ、参考にしてくださいね。

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更新日: 2024年4月25日

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■イースター島とは

イースター島はおにぎりのような三角形の島で、約119㎢の面積のうち、約1/3がラパ・ヌイ国立公園(Parque Nacional Rapa Nui)に指定されています。現地のロンゴ・ロンゴ語ではラパ・ヌイと呼ばれ、「輝く偉大な島」(Isla de Rapa Nui)という意味があります。チリでは、パスクア島(Isla de Pascua)と呼ばれています。島内には1000年以上前に彫られた鳥人の線刻、洞窟の壁画、岩絵(ペトログリフ)などが残っています。

絶海の孤島であるイースター島は、18世紀まで発見されていなかった島で、多くの研究者たちが魅せられる神秘に満ちた島です。モアイ像は島の人たちが身近な先祖を神格化したものという説をはじめいろいろな説がありますが、どうしてモアイ像を造ったのか、どうやって運んだのかなど謎が多く残っています。そして、そのような技術を持った島の文明が崩壊してしまったのかも、未だベールに包まれています。謎めいた巨像のモアイには『モアイ像が自ら歩いて移動していた』という伝説も残されています。

©UNESCO/Vincent Ko Hon Chiu

イースター島の歴史

©UNESCO/The World Heritage Collection/Chris Morton

イースター島と人類の歴史は、4世紀から5世紀に、はるか遠くポリネシアから海を渡ってきた人々がこの島に住みはじめたことが最初だと言われています。ポリネシアからきた「長耳族」は、6世紀ごろから、人間くらいの大きさの像を作りはじめました。祖先崇拝の表れだろう、と考えられています。像の材料は、柔らかくて削りやすい凝灰岩です。10世紀には、モアイ像を祭壇に祭るようになります。11世紀までには5mを超えるほど巨大化していましたが、12世紀に「短耳族」がやってくると、像の高さは10mを超えるようになります。最大なものは高さ20m、重さ50tもあります。

16世紀になると、部族抗争が起こり、モアイを倒し合う「フリ・モアイ」が繰り返されました。18世紀にイースター島の伝説に登場する「鳥人」を信仰する戦士階級が力を得ると、モアイは作られなくなりました。

日本企業が修復したモアイ像

1960年のチリ地震の影響もあって、立っているモアイ像は20数体しかありませんでした。倒れている像を起こして祭壇に戻すプロジェクトに、タダノという日本の重機メーカーが協力しました。
1992年、タダノは、ブーム(腕の部分)が34mも伸びて、50tの重さまで釣り上げられる大型クレーンを島に運び込みました。1993年8月には、高さ5.8m、重さ42tのモアイ像を2体を立て直しました。1995年には、首と胴を樹脂でつないで修復し、15体も再建しています。1990年に始めてから、7年がかりでした。ふたたび立ち上がったモアイ像は、どんな未来を見ているのでしょうか。

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■モアイ像とは?

イースター島(ラパ・ヌイ島)は、巨大な顔の石像「モアイ(moai)」で有名です。「モ」「アイ」で、「未来に生きる」という意味があり、「アフ(Ahu)」という祭壇に立たせると「マナ(mana)」という超自然力を持つようになると信じられていました。
島内には、約1000体ものモアイ像があり、各集落を見守るように立っていたと考えられています。遺跡は、アフ・トンガリキ(Ahu Tongariki)、アフ・アキヴィ(Ahu Akivi)、アフ・コ・テ・リク(Ahu Ko Te Riku)などの名で呼ばれます。島の東にあるラノ・ララク(Rano Raraku) には、火口痕で凝灰岩を加工していた跡が残っており、彫りかけや運びかけのモアイ像が400体も残っています。

■イースター島の見どころ

ハンガ・ロア村

人口約4000人の島民の大半が住むハンガ・ロア村は、イースター島西部に位置する島唯一の村です。主要ホテルはこの村に建てられているので、宿泊するならハンガ・ロア村がおすすめです。空港から近く、海岸通りのメインストリート沿いには、観光案内所をはじめレストランや市場などが集まっているので便利です。近くには郵便局もあるので、旅の思い出に手紙を送ってみるのもいいでしょう。

アフ・アキビ

イースター島のほぼ中央付近にあるアフ・アキビ。海に向かう7体のモアイ像が立つアフ(祭壇)があり、このモアイはイースター島の伝説に登場する7人の使者で、7人の王子だともいわれています。春分の日、秋分の日には、モアイ像が見つめる先の海に太陽が沈む絶景が見られます。また、海に向かっている島唯一のモアイともいわれ、天文学的な要素もあるようです。

アフ・トンガリキ

イースター島の東端に位置し、島最大の15体のモアイ像が立つ遺跡です。幅100mのアフの上にあり、古いものに新しい石を重ね3回も再建されたといわれる場所となっています。
モアイたちは集落を守るように立てられており、高さ5メートルを超える大きなモアイ像は迫力満点です。中に一体だけ赤い帽子をかぶったようなキュートなモアイがあり、イースター島に来たら必ず訪れたい人気の観光スポットになっています。

ラノ・ララク

ラノ・ララクの山麓はかつてモアイの製作工場だったと言われている、イースター島南東部に位置する小高い山です。観光のハイライト的なスポットになっており、製作途中のモアイや、運び出す途中だったと思われるモアイが約400体残っています。ここではなんと、正座しているモアイも見られます。山から見下すトンガリキの15体のモアイや、カルデラ湖、海を見渡せる開けた眺望も魅力です。

謎多きモアイ像を見にイースター島へ

モアイ像で有名なイースター島は、チリ本土から約3700kmも離れた、太平洋上にポツンと浮かぶ島です。島内には、約1000体ものモアイ像があり、各集落を見守るように立っていたと考えられています。モアイ像の大きさは、最大で高さ20m、重さ50tもあり、昔の人が巨大なモアイ像をどうやって運び、どのようにして立てたのかは未だ明らかにされていません。謎多きモアイ像やオロンゴ村の鳥人儀式といった島の見どころを、日本語または英語ができるガイドとともに巡りませんか?

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イースター島への定番経由地タヒチで遊ぼう♪

イースター島へ行くには、チリのサンティアゴか、タヒチのパペーテを経由して行く方法があります。ただ、日本から地球の反対側であるチリ経由で行くと、日数と渡航費用が多くかかるのでタヒチ経由で行くのが一般的です。
タヒチは南太平洋有数のリゾート地として知られており、フランス文化の影響を強く受けた街並みや世界最高級のリゾート設備が揃っています。タヒチ経由でイースター島に行くなら、タヒチでの観光も予定に入れてみてはいかがでしょうか?

タヒチの人気観光ツアーランキング

■イースター島の観光シーズン

海洋性亜熱帯気候に属し、1年を通して観光を楽しめます。年間の平均気温は20.7度で湿度は77%と温暖で湿度が高いのが特徴です。
11〜4月は乾期にあたり、1番暑い2月は気温が24〜30度まで上がり、日中はかなり暑くなります。4~7月は雨が多く、ベストシーズンは8~3月です。年間を通してにわか雨が多いため、帽子や日焼け止めのほかに雨具も忘れずに携帯しましょう。

■イースター島へのアクセス情報

難易度:★☆☆☆☆(島に行ければ世界遺産)

イースター島(IPC)へは、チリのサンティアゴか、タヒチのパペーテ(PPT)からの直行便があります。

サンティアゴから飛行機

成田からチリのサンティアゴ(Santiago)へは、約24時間かかります。
チリのサンティアゴにあるアルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港 (SCL)からイースター島の空の玄関口であるマタベリ国際空港にアクセスします。サンティアゴからイースター島までは約3750km。1日に1~3便が飛んでおり、片道運賃は約4万円で、所要時間6時間くらいです。

パペーテから飛行機

成田からタヒチまでは約12時間で、金曜と日曜に1便ずつ飛んでいます。
ファアア空港からイースター島へは約4255 kmです。毎週火曜日に直行便が出ており、こちらも片道運賃は約4万円、所要時間は6時間くらいで到着します。

島内の移動

島内の移動はレンタカーが使え、島の端から端までは車で45分ほどで行けます。舗装されていない道が多いので四輪駆動車がおすすめです。レンタカーを借りるには、パスポート、国際運転免許証、クレジットカードが必要です。事故には日本以上に注意してくださいね。日本では当たり前の保険がないので、事故をした場合はレンタカー会社の言い値を払わなくてはなりません。

http://potetojourney.blogspot.jp

■行く前に知っておきたいポイント

入場券が必要

ここで入場料を支払う

http://awayasu1979.blog.fc2.com

イースター島はラパ・ヌイ国立公園内に属しているので、約6000円の入場券が必要です。このお金はイースター島の遺跡保護に使われています。
国立公園事務所受付で購入可能ですが、空港で購入すると15%オフで買えるのでそちらの方がおすすめです。

ガイド付きツアーがおすすめ

http://hiddekazu.blog.fc2.com

イースター島博物館などでは日本語訳の冊子がありますが、場所ごとには説明がないので、現地で情報を入手しようとすると、島の公用語であるスペイン語や、元々の言語であるラパヌイ語が話せないと島内の楽しみが半減するかもしれません。ホテルや大きなレストランなどでは英語も通じますが、日本での下調べはよくしておきましょう。

島内の移動に関しても標識がなく道標となるものもほとんど見つかりません。立ち入り禁止区域もあるので注意が必要です。
不安はあるけれど、好奇心のままに突き進んでイースター島観光を満喫したい方には、 現地のガイド付きツアー への参加がおすすめですよ。

■ラパ・ヌイ国立公園をガイドと回る

モアイ像の来し方を訪ねる!イースター島 アナケナアイランド1日ツアー<英語ガイド/イースター島発>

©UNESCO/Vincent Ko Hon Chiu

海辺に並ぶ15体のモアイ像「アフ・トンガリキ」や、モアイ製造工場だったラノ・ララク山を訪ねます。

モアイ像の来し方を訪ねる!イースター島 アナケナアイランド1日ツアー<英語ガイド/イースター島発>

催行日:火・木・土曜/料金:$125 /問い合わせ:VERTRA/日本語:NG(英語)

■まとめ

いまだに多くの謎が残る神秘的なイースター島。謎めいた遺跡だからこそ人々を魅了してやまないのかもしれません。一生に一度行けるかどうかの島ですから、行くとなったらしっかりと調べて、存分に楽しんできてくださいね。アクセスがなかなか大変な場所にあるので、タヒチなどと一緒に観光するのもおすすめですよ。

ラパ・ヌイ国立公園/Rapa Nui National Park

Easter Island province of the Valparaíso Region Chile
※名称は、データ部分のみユネスコ日本サイトの表記に合わせています

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