【モロッコ】圧倒的砂漠感！ ラクダ乗りや星空が楽しめるサハラ砂漠の魅力

サハラ砂漠への玄関口！モロッコはどんな国？

大西洋と地中海に面し、ミナミにはサハラ砂漠がある北アフリカのモロッコ王国。ベルベル文化やアラブ文化、ヨーロッパ文化までもが融合している魅力的な国です。公用語はアラブ語とフランス語で、英語はあまり通じません。モロッコの最大の都市で活気あふれるマラケシュや、青と白で塗られたかわいらしい雰囲気の街シャウエン、砂漠ツアーの入口の街ワルザザードなど見応えのある街が数多くあります。

■サハラ砂漠の見どころ

ラクダに乗って散歩

砂漠ならではの体験といえばラクダ乗りですよね。体高の高いラクダの背から見る景色は思う以上に高く、砂漠の圧倒的なスケール感をより楽しめます。乗る時間を合わせれば、ラクダの上から日の出や日の入り鑑賞を楽しめます。どちらの瞬間も太陽の光で砂漠が赤く光るように見え、砂漠で最も感動する瞬間が味わえますよ。

星空

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砂漠だからこそ味わっておきたい体験で忘れてはいけないのが、真っ暗闇のなかで輝く星空。当然ながら砂漠には人工的な灯りがほとんどないので、光の弱い星の瞬きも見え、天の川もはっきりと見られます。タイミングによって流れ星が見えることもありますよ。周囲の視界を阻むものがない砂漠では、瞬く星々が360度見渡せ、宇宙と一体になったような気持ちも味あわせてくれます。

オアシス

砂漠といえばオアシスもある、というイメージを持っている方もいるのではないでしょうか？ オアシスとは砂漠の中に淡水が存在している場所を指し、サハラ砂漠でもオアシスは見られます。モロッコは砂漠地帯ですが、アトラス山脈から流れる川により、数は多くないですがいくつかオアシスができています。なかでもワルザザードや、トドラ渓谷は代表的なオアシスとして知られています。砂漠のなかにぽつんと浮かぶように見えるオアシスもぜひ見にいってみてくださいね。

■サハラ砂漠と一緒に観光したい場所

アイット・ベン・ハドゥ

カスパと呼ばれる日干し煉瓦で造られた四角い建物が集まってできた、ピラミッドのような形の村。盗賊から財産を守るという目的があり、要塞化したひとつの建物になっています。村の入り口は1か所しかなく、内部も迷路のように複雑。映画のロケ地として何度も使われているので、世界的にも有名です。1987年には世界遺産にも登録されています。

トドラ渓谷

この地域には現地民族が住んでおり、外部からはモロッコのグランドキャニオンとも言われいます。高さ200m以上もある切り立った断崖で、下から見上げると迫ってくるような迫力のある景観が楽しめます。峡谷の中で最も狭いところは両側の岸壁の間が20～30cmほどしかありません。また、ロッククライミングの好スポットとしても知られています。

人気ルート！モロッコの玄関口・カサブランカから各地をひとめぐり♪

モロッコでも発展を続けている商業都市カサブランカ。現代的な高層ビルも立ち並ぶ中、旧市街（メディナ）にはモスクなどの歴史的な建物も残っていて、独特の雰囲気が素敵な人気の観光地です。モロッコを訪れる人が多く利用するのが、カサブランカにあるムハンマド5世国際空港。カサブランカ発のモロッコ周遊ツアーなら空港に着くと、そのままガイドさんが迎えてくれるのでスムーズに旅をスタートすることができます。初めてモロッコを訪れる人にもおすすめな人気ツアーです。

メディナやメナラ公園♪見どころいっぱいの人気都市マラケシュ発の観光ツアー

モロッコの中でも観光客に特に人気な都市がマラケシュです。城壁に囲まれた世界遺産の旧市街をはじめ、新市街や史跡地区からなるマラケシュはモロッコの中でも、特にエネルギッシュな街です。
街のシンボルである高さ69メートルのミナレットや宮殿など、一度は観ておきたい観光地がたくさんあります。世界最大級の市場「スーク」は、観光客だけでなく地元民にも愛される活気あふれるスポットなので、マラケシュの日常生活を垣間見ることができます。人気都市マラケシュを拠点に市内散策や近郊名所を訪れてみませんか？

■サハラ砂漠のアクセス情報

日本からモロッコへのアクセス方法

日本からアフリカ大陸のモロッコまでは、直行便のフライトはないため、パリやドバイ、カタール、アブダビなど中東やヨーロッパなど第三国で乗り継いで行くことになります。所要時間は約18時間～乗り継ぎのフライトによってさらに時間がかかります。個人旅行であれば、ヨーロッパまで行き、数泊楽しんでからヨーロッパ発の格安航空会社（LCC）でモロッコへ旅行するという方法もあります。

車で砂丘まで

サハラ砂漠に車で行くには、まずマラケシュから砂漠の玄関口、ワルザザードまで行く必要があります。その後は2通りの行き方に分かれます。
メジャーな行き方は、カスパ街道を通ってメズルーカ砂丘を目指すルート。もうひとつは、ドラア谷を通ってシェガガ砂丘まで行く方法です。こちらには、山の間を流れるドラア川という見どころもあります。

ツアー利用

サハラ砂漠は広大で、昼と夜で環境も大きく異なるため、初めて行く人はツアーを利用するのがおすすめです。ツアーの多くは、マケラシュやワルザザードから出発しています。特にワルザザードではどこのホテルや街からでも申し込みができます。ツアーによって日程や内容がそれぞれ違いますが、モロッコの観光地巡りやラクダに乗りがセットになったお得なツアーもあります。

■サハラ砂漠の観光シーズン

サハラ砂漠は当然ながら夏はとても暑く、日中は40度近くになるので訪れるのは避けた方が賢明です。逆に、冬はかなりの冷え込みとなるので、訪れるには4・5月か、9・10月ごろがおすすめです。特に5月にはワルザザードでバラ祭も行われているので、併せて見学するのもいいでしょう。
夏であっても夜はとても冷えるので、訪れる時期に関わらず防寒具も用意しておいてください。砂が多く着くので、汚れても良い服装であることも大事なポイント。カメラも防塵機能が付いているほうが安心です。

■サハラ砂漠に関する豆知識

サハラ砂漠・モロッコの人気お土産を紹介

モロッコ伝統の靴バブーシュはお土産に大人気です。赤や緑、黄色、青などカラフルで刺繡もさまざまなものがあるため、個性を表現できるおしゃれアイテムとして現地の人の生活にも欠かせないものです。柔らかく、履き心地も良いものが多いのでお土産にして、部屋履きなどにもおすすめです！軽量なので荷物の幅も取りません。

モロッコ料理はどんなもの？定番のものを紹介

タジン

タジンとは三角の蓋がついた土鍋を使った煮込み料理です。水の少ない砂漠地帯の知恵が活かされた料理で、蓋に穴がなく、水を加えなくても素材が柔らかく煮込まれます。トマトや玉葱・ジャガイモや鶏肉が定番の具材です。

クスクス

クスクスは世界最小のパスタとも言われているものです。乾燥パスタと同じくデュラム小麦の粉に水分を含ませ、粒上になった状態で蒸して乾燥させた保存食。元はモロッコなど北アフリカの先住民族ベルベル人の伝統料理です。

テントで宿泊

サハラ砂漠の中で時間を気にせず過ごしたい人や、満天の星を眺めたい人にはテントでの宿泊がおすすめです。レンタルのテントを使えば、アラビアンな雰囲気の中で眠れるほか、簡易シャワーやトイレも付いているものもあります。朝日や夕日、星空も見られ、ゆっくりと砂漠の夜を堪能できますよ。

サハラ砂漠と合わせて楽しむ！モロッコで人気の都市マラケシュのおすすめ観光スポット

モロッコを代表する最も活気のある観光にも人気の都市、マラケシュ。「南の真珠」との愛称も持つ美しい街です。マラケシュの中心、世界無形文化遺産にも指定されているジャマルエフナ広場はモロッコ観光には欠かせません。アフリカ最大級の市場でさまざまな屋台や、生活用品、お土産店などがあり、ヘビ使いなどの大道芸人、ヘナタトゥーなどを気軽に体験できるお店もあります。

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