遺品整理の際に捨ててはいけないものとは?理由や万が一捨ててしまった時の対処法も解説

自身の家族や身内の遺品整理をしなければならなくなった時、早く整理してしまいたいあまり、慎重にならず どんどん捨ててしまうのは非常に危険 です。遺品整理の対象となる遺品の中には、決して安易に捨ててはいけないものがあるからです。遺品整理を始める前に、捨ててはいけないものをしっかり把握することは遅くはありません。

今回は、 遺品整理の際に捨ててはいけないものと、捨ててはいけない理由、万が一捨ててしまった時の対処法 を解説していきます。

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遺品整理の際に捨ててはいけないものとその理由

遺品整理を行う際に決して安易に捨ててはいけないものとその理由について解説します。遺品整理において最も重要なのは、 捨てるべきものや整理すべきものを適切に処分すること であり、ただ闇雲に物を減らす・なくすことではありません。

遺品整理に着手する前に、決して捨ててはいけないものをしっかり把握しておきましょう。

遺言書やエンディングノート

遺言書やエンディングノートがある場合、それらは 故人の意思そのもの といえるため、絶対に捨ててはいけません。

遺言書は特に重要ですが、エンディングノートにも財産分与や遺品の分配に関する記載がある可能性があり、 相続の際に重要な参考資料となります。

見つけたら絶対に捨てないようにして、特別な場所に保管しておくといいでしょう。

故人の財産となるもの

故人の財産やそれを証明する書類 は、遺品整理の際に絶対に捨ててはならないものの1つです。

  1. 生前の預金が入っている銀行の通帳や印鑑
  2. 保有する株などの証券
  3. 不動産や土地の権利書など

上記のものが該当します。こうしたものは故人の財産そのものであり、相続の対象となるものです。

捨ててしまった場合に後で対応することも可能ですが、 元のものを持っているのが最も確実です。

タンス預金やヘソクリなど

口座に保管された現金以外で、 タンス預金やポケットに入っていた現金など も、捨ててはいけません。

これも故人の財産としてカウントされるものですが、遺品整理の際にそうした現金類が発見されることがあります。

書類の束に紛れていたり、封筒などに入っている少額の札束が他のものと一緒になっていたりすると、 気づかずに捨ててしまうリスクがある ので、慎重に確認するようにしてください。

故人の身分証明書やクレジットカード

故人が生前取得していた身分証明書やクレジットカードも、少額の現金と同じく、 他のものに紛れて捨てられてしまう 可能性があります。身分証明書の具体例としては以下のものです。

  1. 運転免許証
  2. パスポート
  3. マイナンバーカード
  4. 健康保険証

こうしたものはその重要度に比して サイズが小さく厚さも薄い場合が多い ので無くしやすく、ゴミ屋敷などを整理するときはゴミに紛れていないか慎重にチェックする必要があるでしょう。

身分証明書やクレジットカードは本来は返却の必要があるものなので、他者からの貸与品という認識でいた方がよいでしょう。

レンタル品やリース品、貸出図書など返却の必要性があるもの

レンタルショップで借りたCDやDVD類、図書館で借りた図書などのレンタル品・リース品も、決して捨ててはいけません。これは 他の人や団体から借りたものである ため、返さずに処分すると弁償の責任が生じる可能性があります。

レンタル品やリース品には、多くの場合、借りたものであることを示すシールやバーコードが貼り付けられているので、それをもとに判別すると確実です。

仕事関連の書類

故人が生前、死ぬ間際まで仕事をしていた場合、残されている仕事関係の書類を安易に捨ててはいけません。

仕事関係の書類には、 機密事項が記載されていることが多く、不注意に処分すると機密漏洩のリスク があり、会社に大きな損害をもたらす可能性があります。

処分していいものかどうか、取引先や故人が生前所属していた会社などに確認するようにしましょう。

パソコン・ハードディスク類

故人が生前使っていたパソコンやハードディスク類も、安易に捨ててはいけません。このようなデジタル機器には、多くの場合、 重要な個人情報やデータが保存され ており、これらも遺品として扱われるためです。

特に、ネット証券や暗号資産、SNSのアカウントなど、ID・パスワードが必要なサービスのログイン情報が、 クラウドストレージやメモ帳のテキストファイルとしてデバイス内に保存されている 可能性があります。

鍵類

生前、故人が使っていたさまざまな鍵類も、どんな場所で使うものか判明しないうちは捨てない方が無難です。

例として挙げると、 生前に契約していた賃貸物件の鍵や、会社のロッカーの鍵など があります。これらの鍵は、それぞれ不動産会社や管理会社、勤務先の会社に返却する必要があり、返却しなければ関係先が困ることがあります。

鍵類を処分すると、再発行に余計な費用がかかる上、関連する方々に迷惑をかけるリスクがあるため、軽々しく捨ててはいけません。

価値の高いものや買い取ってもらいやすいもの

資産価値の高いものも、安易に捨ててしまってはいけません。 骨董品、美術品、古文書などの歴史的遺物 はその例です。故人が趣味で収集していたものでも、社会的価値が高いものは容易に捨ててはなりません。

価値の高いアイテムは売却の際に高額になる可能性があり、また、骨董品などは博物館から寄贈を求められることも考えられます。

生前の思い出の品

故人との思い出の品を後になって後悔することが多いため、軽々しく捨ててはいけません。

亡くなった故人に再び会うことはできないため、思い出の品を保持することは、 故人とのつながりを感じる唯一の方法となる こともあります。

物理的な余裕がなく捨てざるを得ない場合でも、スキャニングやスマホでの撮影を通じて、デジタルデータとして保存する方法も考慮できます。

遺品整理で捨ててはいけないものを誤って捨てないための予防策

複数人での家族や、離れて暮らす親族の場合、意思の統一が難しいことがしばしばあります。

このような状況では、一部の親族がアイテムの重要性を理解していても、 他の親族がそれを間違って捨てる可能性があります。

ここでは、親族が誤って重要なものを捨ててしまうリスクから遺品を守るための方法を解説していきます。

可能な限り故人の生前に情報を共有しておく

最も理想的な方法は、生前に親族全員が集まり、 故人が所有する重要なアイテムの情報を共有する ことです。

身分証、借り物、鍵、財産などのアイテムの重要性は多くの人に認識されていますが、 趣味で集めた骨董品や高価なアイテムの価値 は、詳しい親族でなければ理解できないこともあります。

故人本人しかその価値を認識していないアイテムがあるため、できれば生前に、これらのアイテムに関する情報や死後の取扱い方法について話し合っておくのが望ましいです。

遺言・エンディングノートを確認する

故人が亡くなった際、 遺品整理を始める前の段階で遺言書やエンディングノートの確認を親族全員で共有する 約束をしておくと効果的です。遺言やエンディングノートには一定の法的効力があり、これにより故人の意思が最大限尊重されるのです。

ただ、故人がこれらの文書を作成していなければその効力は発揮されません。だからこそ、生前に遺言書やエンディングノートの作成を促すよう働きかけることが重要です。

遺品整理士の資格を持つ遺品整理業者に依頼する

遺品整理の際、重要なアイテムを客観的に判断する能力を持った プロの遺品整理業者に依頼することは有効です。

遺品整理士の資格を持つ業者は、法的な観点から重要なアイテムを客観的に判断し、慎重に対応してくれることが期待されます。

経験豊かな業者は、法律的に問題のあるアイテムを正確に特定できるだけでなく、明らかでないが重要と考えられるアイテムにも注意を向け、適切に対応してくれるでしょう。

捨ててはいけないものを万が一捨ててしまった場合

捨ててはいけないものを万が一捨ててしまった場合、どのような対応が必要なのか物によってことなります。

遺言書を捨てた場合は、 故人が公正証書遺言を作成していれば役場に原本がある ので、再発行が可能です。財産に関するアイテムを捨てた場合、金融機関にはその情報が記録されていることが多いため、故人の個人情報を提示して連絡すれば、取り返せる可能性があります。

レンタル品を誤って捨てた場合、業者ごとに対応が異なるため、速やかにその事情を連絡することが重要です。

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遺品整理110番

24時間365日全国対応している遺品整理業者。豊富なネットワークを生かしたスピーディーな対応が強みで、最短即日の見積もり作成も可能です。遺品整理にあたっては遺品整理のプロが「形見として残すもの」「買取できるもの」「処分するもの」を一品ずつ丁寧に仕分け。使えるものがあればできるだけリサイクルすることで処理にかかる費用を抑えています。料金はあらかじめ必要経費を含んでいるので、作業後の追加請求などはありません。その他、遺品の配送や供養、ハウスクリーニング、エアコン取り外し工事、廃車など各種手続き代行といったオプションメニューも豊富にそろっています。

遺品整理士 記載なし 料金 税込16,500円~
営業時間 24時間365日 遺品の供養 ◯(オプション)
支払い方法 現金 清掃対応
無料見積もり 形見の分別・送付対応 記載なし
不要品の回収・買取 即日対応 記載なし

遺品整理110番

0120-654-005

エコピット

東京・埼玉・千葉・神奈川をカバーしている不用品回収業者。豊富なネットワークとトラック台数の多さを生かし、連絡から最短当日の回収が可能です。ここでは現場状況や荷物の量に合わせて柔軟に対応できる「定額プラン」が人気。料金は搬出作業費や清掃作業費、エアコン取り外し料金など他では追加料金となることの多い費用がすべて含まれたコミコミ価格で、見積もり後の追加料金などもありません。料金プランは「おまかせパック」や「軽トラパック」などがそろっており、プランに当てはまらない場合でも荷物量によってカスタマイズOK。受付は365日24時間対応しています。

エコピット

0120-646-939

便利屋119

対応エリアは関東地方の1都6県を網羅。24時間受付の即日スピード対応と、業界相場と比べても安めの料金設定が魅力。さらにニーズに合わせた最適な料金プランへカスタムできるため余計な出費が抑えられるのもありがたいです。
事前準備は一切不要、運び出しから掃除まで親切丁寧に作業してくれます。お客様満足度も高く、年間1,000件以上の対応実績があるため安心して依頼することができる業者です。

便利屋119

0120-800-837

TOKYO環境プロジェクト

全国に営業所がある不要品・ゴミ回収専門業者です。使わなくなってしまったものの処理や不要物の処分などを一人で実施することが大変な不用品回収や整理を行ってくれます。大量の不用品でも引き受け、ゴミの分別を含めた全ての年間1,500件以上もの実績を誇る会社です。24時間年中無休で対応可能で、最短20分から駆けつけてくれるのも魅力。見積り後に追加料金が発生することはなく、パック料金制を導入しています。必要なトラックの大きさに応じて押入れ〜1Kのお部屋で25,000円、1R〜広めのお部屋で50,000円、倉庫やオフィスなどの場合は62,000円となっていますが、キャンペーン中はここからさらに値引適用も可能。

TOKYO環境プロジェクト

お片付けライト

素人では手に負えないお片付けや、忙しくて手が回らないお掃除まで、どんなお部屋でも満足のいく快適な空間を作ってくれます。
しかも、お片付けで出てきた不用品の買取相談をその場で出来るのもポイント。
買取内容によっては清掃費用が安く抑えられたり、中には清掃料金を超える買取金額となるケースもあるため、とにかくお得にお掃除してもらえます。
年間作業実績件数も業界トップクラス、小〜大規模のお片付けの実績も多数。
出張費用・基本料0円、見積以外の追加料金も一切掛からないことから、依頼者側の不安や負担が少ないのも魅力な業者さんとなっています。
24時間365日即日対応しており、対応エリアも関東エリアはもちろんの事、東海関西エリアも対応しております。

お片付けライト

0120-797-038

マスタープラン

マスタープランは、スピーディーな対応で好評を博している業者。即日対応が可能なのはもちろん、早ければ30分で現場に駆けつけることもできます。主な扱い業務は、遺品整理、生前整理、不用品回収など。また不動産処分、相続相談なども請け負っています。希望があれば、整理プランをカスタマイズしてくれるのもポイント。

マスタープラン

神奈川県横浜市南区宿町3-64
0120-325-928

ゴミ屋敷バスター七福神

ゴミ屋敷清掃、不用品回収、特殊清掃などのサービスを行っている業者。各種TV番組などメディアでも紹介されています。(社)ゴミ屋敷清掃士認定協会認定のゴミ屋敷清掃士が在籍しており、専門性の高いサービスを提供。1人暮らしの女性も気軽に利用できるよう、女性専任スタッフを用意しています。支払いには各種クレジットカードを利用できます。

ゴミ屋敷バスター七福神

0120-053-729

くらしのマーケット

リユース可能のさまざまな物品の回収をしに来てくれるサービスである不用品回収。依頼したいと思っても業者を探すのが大変だったりします。そんなとき、くらしのマーケットを参照すれば、掲載されているたくさんの業者の中から口コミ評価や料金などを比較して自分のニーズに応じたところを効率的に選ぶことができます。業者の情報はすべて顔写真つきなので事前に業者の特徴や雰囲気を知ることもでき、安心度が高いところも好評。不用品の量に合わせて「軽トラック1台」、または「2トントラック1台」で料金目安を設けています。サイトから業者とのやり取りや予約もスムーズに行えます。

くらしのマーケット

エコクリーンネクスト

福岡県の全域を対応しているエコクリーンネクストは不用品回収・粗大ゴミなどのお片付けに地域最安値で対応してくれる業者さんです。
即日あいのりプランや積み放題プランなど、豊富なメニューを取り揃えており、他社より1円でも高ければ価格交渉も出来るため、安心して相談することが出来ます。
経験豊富なスタッフが搬出/仕分け/解体作業含むすべての作業を行うため、依頼者のよけいな作業負担無く、キレイに片付けてくれます。
不用品の回収作業以外にも遺品整理、ゴミ屋敷清掃、お家まるごと片付け、不用品買取も対応していますので、一度相談してみてはいかがでしょうか。

エコクリーンネクスト

0120-663-263

まとめ

遺品整理で捨てるべきではないアイテム、その理由、予防策、そして誤って捨ててしまった場合の対処法について解説しました。

最も確実な方法は、 生前に故人本人と詳細に話し合うことです。 それでも不安な場合、専門資格を持つ遺品整理業者に依頼し、重要と判断されるアイテムを選んで確保してもらう方法も考えられます。

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