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この記事を書いたのは

トラベルブック編集部 正田
- 東南アジアは4回目、マレーシアは今回が初めて!「多様性の国」のさまざまなスポットを、見て感じてレポートします。
ペナンの観光スポットを紹介!
Penang Hill(ペナン・ヒル)

まず紹介するのは、ペナン島の中央に位置し、ユネスコの生物圏保護区に指定されている「ペナン・ヒル」。標高が830mあり、熱帯雨林の植物や、野生の動物に囲まれて自然を満喫できる場所です。
ケーブルカーやハイキングで頂上に登ることができますが、ハイキングだと2〜3時間必要になってくるので、観光目的で行くならケーブルカーがおすすめです。

ケーブルカーは1924年に正式開通したので、その歴史はなんと100年。以前は頂上まで30分ほどかかっていたそうですが、今では改修されて5〜10分ほど。急な斜面を高速で上っていきます。ちょっとしたアトラクション感があるためか、ケーブルカー自体も人気なようでかなりの行列。ノーマルレーンは30リンギット(972円)、優先乗車できるファストレーンは80リンギット(2,594円/ともに2024年4月24日現在)なので、お金で時間を買う価値は十分あると思いました。

頂上に着いてからは、推定1億3000万年という長きに渡って形成された熱帯雨林がある「ザ・ハビタット」を訪れました。舗装された吊り橋の上を歩いて熱帯雨林の中へ入っていくと、下をのぞいても木の根本が見えないほど。自然の力強さを感じます。
写真の展望台「カーティス クレスト ツリー・トップ ウォーク」に上ると景色は壮観。

上からの様子はこのような感じで、一周ぐるりと回ってペナン島内やその周りの海、対岸のマレー半島などを見渡すことができます。

帰り際にはこちらのサルに遭遇!数匹がエサを探して木の上を歩いているのを間近に見ることができました。

ランチはペナンヒルの頂上で。屋台の並んだフードコートを利用しました。
こちらはミーカレーという小麦麺料理。カレーうどんをスパイスでアレンジしたような新感覚の味で、油揚げが入っているのには驚きましたが、日本人にとってはどこかほっとするアクセントになっていました。
Penang Hill(ペナン・ヒル)
- Bukit Bendera, 11300 Penang
- +604 8288880
- 6:30〜22:00 ケーブルカー運行
Cheong Fatt Tze Mansion (チョン・ファッ・ツィ・マンション) - The Blue Mansion(ブルー・マンション)

ペナン島北東部にあるジョージタウンは、島の中心地区。マレー半島の西海岸にあるマラッカとともに、その歴史的な街並みが世界遺産に登録されています。
ここには多くの歴史的建造物が残っていますが、その中でも観光スポットとして人気を集めているのが「ブルー・マンション」として知られる「チョン・ファッ・ツィ・マンション」。中国の実業家チョン・ファッ・ツィの住居だった場所で、ユネスコ文化遺産保全プロジェクトにおいて最優秀賞を受賞しています。
現在はホテル、博物館、レストラン、カフェを併設。外観はその名の通り、青空にも負けないほどの印象的なブルーです。

屋根などの装飾は焼き物をひとつひとつ重ねて作っているそう。細かいこだわりが見て取れます。

内部はガイド付きツアーまたはセルフオーガイド音声ツアーで見学が可能です。家主がこっそり客人を確認したという透かし彫りののぞき窓や、イギリスから輸入したタイルやガラスでできた調度品などが残されています。また、建物内にある博物館では、邸宅の建築とそれにまつわる歴史について知ることができます。
Cheong Fatt Tze Mansion (チョン・ファッ・ツィ・マンション) - The Blue Mansion(ブルー・マンション)
- 14, Leith Street 10200 Penang
- +604 262 0006
- 11:00~18:00 営業(セルフガイド音声ツアー)
ジョージタウン内のヘリテージエリア
傘のアート

ジョージタウンのヘリテージエリアは見どころがたくさん。歴史を感じるスポットやストリートアートが点在しており、どこもフォトジェニック。まずはカラフルな傘のアートの下で、観光気分を上げて散策スタートです。
Yap kongsi(ヤップ・コンシ)

「慈済宮(じさいきゅう)」とも呼ばれるヤップ・コンシ。漢字で「葉公司」と書き、葉(ヤップ)家の先祖をまつった霊廟です。中国から移住した人々は、このような霊廟を建て、同じ名字の一族同士で集まって祭事を行うほか、仕事や住宅探しの情報交換をする場としても使用していたそうです。
建物は赤・青・緑の鮮やかなカラーが目を引き、特に屋根の上の龍が精巧でリアル。内部には正面に金色に輝く大きな彫刻があり、豪華で派手なのに繊細な造りで見入ってしまいました。無料で見学できるので、外観を見るだけでなく中へもぜひ入ってみてください。
Yap kongsi(ヤップ・コンシ)
- 71 Armenian Street, 10200 Penang
ウォールアート

ジョージタウンはウォールアートが名物といえるほどアートな街。SNS映えするので、絵と一緒に記念撮影をするのが定番の楽しみ方となっています。
こちらは本物の自転車を利用したアートで、たくさんの人が子どもたちと一緒に自転車に乗るポーズをしたり、思い思いの写真を撮っていました。

こちらは窓からこちらをのぞく猫のアート。路地裏から巨大な猫がこちらを見てきます。猫といえば、ジョージタウンには野良猫が多く、人に驚くこともないので写真が撮り放題。猫好きな人にはたまらないスポットです。

こちらの椅子も本物です。上の穴の部分にペットボトルやぬいぐるみなどを置いて子どもと取り合うポーズを取ったり、逆に子どもを支える演出をしたりと、アイディア次第で遊び心のある写真が撮れます。

こちらはビビッドなドラゴンのアート。大きな壁なので迫力があり、また壁から飛び出してくるようなリアルさもあり、お気に入りの作品になりました。
ウォールアートのある場所については、マレーシア政府観光局の公式サイトに
マップ
が掲載されているので、街歩きの際に参考にすれば目的の作品にたどり着けますよ。
ペナンのグルメスポットを紹介!
New World Park Food City(ニュー ワールド パーク・フード シティ)

ペナンの屋台料理を気軽に楽しむには、グルメとレジャーのランドマーク「ニュー ワールド パーク(新世界)」にある「ニュー ワールド パーク・フード シティ」へ行くのがおすすめ。ペナンのローカルグルメが一堂に会しています。

このように壁沿いに屋台がずらりと並んでいて、好きなものを取って席で食べるフードコートスタイルです。天井にびっしり吊るされている国旗が特徴的で、利用客も多くとてもにぎわっていました。
今回セレクトしたのは、写真手前の「PENANG FRIED KOAY TEOW」というお店。食べてみたのは……?

こちらの「チャークイティオ」。漢字では「炒粿條」と書き「炒めた米の麺」の意味です。マレーシアをはじめ、シンガポールやインドネシアなど東南アジアではメジャーな料理ですが、国内でも具はさまざま。ペナンではエビなどのシーフードやガチョウの卵が使われていることが多いそうです。
麺は短いきしめんのようですが、食感はモチモチ。「ナシレマ」などでもおなじみの「サンバル」というスパイシーなソースが使われていて、深みがあっておいしかったです。

デザートはこちらの2品。どちらも東南アジアで人気の氷菓です。手前の「アイスカチャン」は「豆の氷」という意味で、かき氷に小豆を入れたもの。今ではいろいろなトッピングがされていますが、コーンが入っているものが一般的だそう。かき氷にコーン?と思いますが、意外にも甘さがマッチします。
奥の「チェンドル」は、かき氷の上に緑色の麺のようなゼリーと小豆が載っています。かき氷ではありますが急いで食べず、氷を溶かしてからレンゲですくって飲むのが本場の食べ方だそう。甘い小豆と柔らかいゼリーが溶けた氷水に混ざっておいしかったです。
New World Park Food City(ニュー ワールド パーク・フード シティ)
- 29 & 31, Lorong Swatow 10050 Georgetown Pulau Pinang
- +604-2261199/+604-2288877
- 10:00~22:00 営業
まとめ
ペナン島の見どころをレポートしてきましたが、気になるスポットはありましたか?ペナン島は島内だけでもマレーシアの自然や歴史にどっぷり浸れるのでおすすめの旅先です。
マレーシアは多民族国家で住みやすいため、ロングステイにも人気があります。関連記事ではペナン島のホテルやコワーキング・スペースも紹介しているので、ぜひあわせて旅の参考にしてください。
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